2007年04月26日

技をなぞる

 こんばんは、裏部長です。今日の札幌は、昨日までの暖かさがうそのように急激な寒さで、峠では雪も降ったとか。市内もたしかに肌寒く、もうそろそろ五月だというのに、気温のほうもひと桁どまり。風が冷たいはずです。
 
 さて、今夜は師匠もK先生も不在の日。しかし、稽古はきちんと行なって参りました。
 参加者はA君、大学院生のH田君、そして一時間ほど遅れて、ひさびさの部長、という三人のみでした。
 今日はちょっと趣向をこらして、教室内の机や椅子を中央部分しか動かさず、稽古スペースを狭くしてやってみました。
 基本稽古は裏拳打ちまで。今日は上段への蹴りや二連続の刻み突きなどもおこないました。
 移動稽古。追い突きをやり、逆突きをやろうとしたところで部長登場。会話を弾ませているうちに時間が過ぎてしまったので、ここで移動稽古は終了しました(移動でやろうと思っていた横蹴りを稽古しわすれる)。
 あとは約束組手です。あえて場所を狭くつかい、わたくしとA君、H田君と部長で組んで、ワン・ツーに対する受け技を稽古します。
 一応、昨日の流れで、躰(腰)の捻転と軸の前後移動をやわらかく行なって、二本目の逆突きを前手の肘で外へ受け流すようにする、アレです。以前にも何度かやったことのある動作です。
 この延長で、受けた手をそのまま相手の腕ないし肩へからみつけて、腕押さえにもってゆく。もしくは体道のほうの「谷落」のようにその下を潜り抜けてしまう、などなど。柔軟に動くことを重点的に稽古しました。
 H田君はまだあまり空手そのものに馴れていないためか、ワン・ツーを突くにも部長の突きを受けるにも四苦八苦で、いろいろと苦労をしておりましたが、根本はそれほど悪くありません。細かいところは今後、すこしづつ改善されてくるでしょう。
 A君は、軸の前後移動に苦しんでおりました。特に、一度さげた躰をスゥと前へ、ふたたび持ってくるあたりに苦心しておりましたが、ここはたいへん難しいところであり、そう簡単にできてしまうものではありません。斯くいうわたくしもそうであります。
 そういったところで苦しむことができるというのも、ひとつの成長の証なのかもしれません。

 最後は中段追い突きです。A君には、突いたあとその拳を引かせて、その勢いをもって腰を回転、横にいる相手へ向き直るという動きを指示してみました。どのタイミングで廻るのか、その動きの根源はどこにあるのか、極力複雑にならぬよう説明したつもりです。伝わっていると良いのですが……。
 八時、終了。

 ワン・ツーに対する受け技をやったとき、その話の延長で、おもに部長に対してですが、昨日やった動作をかいつまんで説明しました。彼はほんとうに久しぶりなので、すこしでも現在の話題に近づいてほしいと思ったからです。
 部長やH田君を相手に、昨日の技を、師匠の説明やBlogに書いた順番どおりに解説しつつ実際に動いてみたのですが、あの流れどおりにやってみると案外あっさりと動くことができました。成果のほどは師匠に見ていただかないと定かにはわかりませんが、あながち間違った成功ではないような気がしております。まあ、師匠の説明のとおりに動けば、そりゃ出来て当たり前なのかもしれませんが、昨日はまったく出来ませんでしたからねえ、これはちょっとした収穫でした。
 今日、そんな解説をやってみて、なんだか「技をなぞっている」ような心持になりました。目指す動きへ昇華させるために、少しづつ無駄な要素を排除しつつ、極力シンプルに、そして精密に、本来通るべき一本の線を、そのラインをなぞる。そんな印象を受けた稽古でございました。
 そんな体験から、昨日のあの技に名前をつけてみました。名づけて、

相手の正中線にお邪魔しま〜す大作戦!!

 ま、作戦ではないんですけど……。


 明日はおそらく師匠もK先生もどちらも来られて、普通の稽古ができると思われます。そう願うことにしておきます。
 何度も書いておりますが、来週一週間は稽古がありません。明日をのがすと、次はGW明けまで稽古がないわけです。
 躰がなまっているひとは是非来てください。

 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 22:37 | Comment(1) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月25日

初夜に下半身。

 こんばんは、伸ばしはじめた頭髪に四苦八苦の裏部長です。やっぱり坊主頭はラクでいい!なにせ髪の長さに気をつかう必要がないし、出かけるときもセットしないでいいんですから、そりゃラクです。寝癖もわかりづらいし、濡れてもすぐ乾きますからね。だからこそわたくしも、長年この髪型にしてきたわけで……でも、でも!イメージ・チェンジをする、と云った以上はそれを曲げるわけにはいきません。この髪型でどうにかしてみます。
 操ってみせますよ。オッホッホッ!!!

 さて、今夜は空手の稽古でしたが、昨日のBlogにも書いた通り、狗っちは旭川で就職試験があり、どうにか帰ってきて参加しようとしていましたが、結局一日がかりの日程ではとうてい無理であり、五時過ぎにその旨のメールが来ました。今夜はさぞ疲れていることでしょう。
 メールといえば、五時くらいに当破君からも連絡がありました。かれは風邪です。季節の変わり目ですからね、じゅうぶん気をつけてもらいたいものです。
 そんなこんなでひとり淋しく教室で待っておりますと、K先生がいらしゃって、師匠が六時からの会議で遅れる、とのこと。まあまあよくあることですが、この「六時から会議がある」というのは、そっくりそのまま「今日の稽古には出られない」ということですから、なかば明らめの境地で着がえようとしました。
 ここで嬉しい再会があったのです。
 このBlogでは登場していないかもしれませんが、空心館札幌支部の初期メンバー(当時は「古武術研究会」といっていた)のひとりで、このところ一年以上は来ていなかったT中君がぶらっと顔を見せてくれたのです。その何気ない登場に、わたくしも驚いてしまいました。
 彼は、われわれとしては初の栃木遠征(二年前)にも参加した、いわば札幌支部の「若頭」であり、空手のほうでは今もっとも茶帯にちかい門弟でもあります。ただ、他に所属している文化系サークルの仕事が忙しかったり、就職活動に忙殺されていたりとなにかと慌しく、今夜も胴着はもちいず、私服のままでの稽古参加となったくらいです。このあとにもその関連で会議があるというのです。
 しかし、わたくしは嬉しかった。初期の、まだ右も左もわからずに師匠の言葉を貪るように聴いていたあのころ、いっしょに汗を流した仲間とこうして会い、そしてあのころとまったく同じように会話をできることがなんとも有難く、快いものだったのです。
 今後もまだ忙しそうなT中君ですが、時間のあるときでいいんです、またいつでも来てください。そう願っております

 というわけで一応、師匠を待ちながらという態で稽古開始。K先生の先導で、基本稽古。
 其場突き、前蹴り、受け、其場での捌き二種までやったところでT中君の足が悲鳴をあげる。そりゃそうです。なにせ一年ぶりくらいの稽古ですから、ただでさえ運動不足だという躰にはすこししんどかったようです。
 ここから彼は見稽古。
 わたくしたちは移動稽古へ。追い突き、逆突き、追い突き・逆突き、足の運動をかねた廻し蹴り二種、横蹴り。
 これをやっている間に、なんと師匠到着。奇蹟的なことです。ある意味、天変地異のようなものです。しかし、わたくしはホッとしました。久しぶりに来てくれたT中君が師匠と会ってくれたからです。こういう場面はなんともはや、懐かしさを催される瞬間であります。

 後半。時間も少なかったので、K先生の発案により、先日やった柔らかい躰の動きを対人稽古で復習します。
 受け側は逆突きでゆきます。相対し、相手の中段へ逆突きを入れる。
 こちら側は、腰と頭のライン、つまり軸をまっすぐに安定させたまま(腰を引き、頭だけが残らぬようにする)、後ろ足(右足)へ重心を移動させ、腰をひねって大きく左手で内受けをするように動く。このとき、きちんと後ろへ軸をもってゆくこと。まっすぐ下がらねばならない。
 相手の拳がこちらの左脇腹へゆく。と、こちらは躰を前方へもどし、結果的には相手の右腕の外側へ両手をあて、相手を崩すところまでゆくのだが、相手の突き手(腕)の外へじぶんの躰をもってゆこうとすると、それはその腕を基準にじぶんの躰を大きく移動させることとなり、うまく崩れずに動けたとしても相手の腕に寄り添っただけであり、そこに相手の崩れは生まれない。
 躰の前後へ移動させるラインは限りなく直線にちかい。つまり、捻転を意識して、相手の腕の外へじぶんの躰をもってゆこうとすると、ただ単に回転してしまって、崩しを生むまえに動きは完了してしまう。
 だから躰そのものはほとんどまっすぐの前後運動。しかしそれをそのままに行なうと、まっすぐ突いてくる相手とぶつかってしまうため、どうにかして線を外さねばならない
 これを下半身でやる。
 猫足立ちのように後ろ足に乗り、相手の突きを外したら、その右太股をぎゅーとひねって前方へむける。すると、そこに捩れがおこって、捻転のちからが前足にも伝わる。前足に伝わった捻転のちからは上半身へと移動し、結果、躰はあいての突きには当たらず、しかして逃げることなく相手の正中線をとって、その軸を崩すことができる。

 この要領を得ることができれば、単純な内受けでも応用することができる(他の受け方でも同様)。つまり、相手の突きをただ単に横へはじくだけではなく、さきほどのように一旦軸をさげるようなイメージで、ふっと浮かしてしまう相手は浮かされた状態の拳をサッと腰へひく。そこへこちらの手を合わせてゆくと、自然と相手に、かるく仰け反るような崩れが生まれる

 こうした、捻転を利用した捌き方はむろんのこと、刻み突きにも追い突きにもつかえて、また下半身をその動作の根源として稽古すれば、どんどんと小さな動きになってゆく。今夜見た師匠の動きがそれである。傍目からはただ前に出ているだけ、ただ手を横へ送っているだけ、にしか見えない。
 この傍目というのが怖い。実際にやられてみないとその意味、技の鋭さ、精密さは理解できず、動作のみを外から見ているだけでは決してその理合を得ることはできない

 躰そのものはほとんど動かさず、最小限の動きで相手の突きを捌くということであれば、栃木の棟梁ことT橋さんの受け方はどうか。
 同氏の場合は、今日やったような動きとはすこしその内容がちがう。棟梁は、相手の突きが当たる!という瞬間に、バシッとその拳を弾くというか、外してしまうのである。これには相当な腰のつかいようが必要なわけなのだが、そこへ加えてあの躰、あの迫力でもってドシンッと突き返す。師匠が前におしゃった、「T橋さんはどうしようもない」という表現はここに由来するか。
 しかし、これも傍目からではわからない。なにも知らないひとが見たら、棟梁の動きはただのぶつかりあいにしか見えないだろう。
 むろん、違うのである。

 K先生から、T相談役の技について話が出る。以前、突きを下方へ、ねちゃ〜と粘っこく捌かれたことがあるが、あれはどういうことなのか。
 師匠の想像だと、掛け受けのような感じで、もちろんだた手のみで掴みおろすのではなく、そこへ腰、揺れ、捻転のようなものを総合し、最終的にはそこから柔へもってゆくのではないか。そういったことでいえば、師匠の方針としては技のはじめに柔をもってき、T相談役はあとに持ってきているのではないか(これは師匠も確認してみなければ確かではないとおっしゃっていた)。
 

 すっかり「です・ます」態を忘れて書いてしまいましたが、今日のような高度な技の話は文書にするのに骨が折れます。正直、書くのがしんどいくらい。まあ、それなら書かないで自分だけで憶えておけばよいのですが、そうもゆかず、どうにか書いてみた次第です。 
 最低限、今日稽古に参加した四名に理解してもらえれば、それで最上でしょう。描写に満足はしていません。

 稽古終了後、師匠より空手初段の免状と、浅山一伝流体術下段之位の目録をいただきました。ようやく階級から「補」が取れました。
 

 アレ、今日のこのタイトルって……。


 ここまで読んできてふと、そんなことを疑問におもったあなた!なあに変なこと考えてるんですか。今日のタイトルはそんなことをじゃありませんよ。なにも、ハネムーンにいった新婚夫婦の初めての夜のことを書こうってんじゃないんです。これは、


 段の免状をいただいた夜に、技における下半身のたいせつさを学んだよ


 という長い文章の省略形なのです。べつに卑猥な話題ではないのです。
 なあんだ裏部長、エッチなこと書いちゃって……なんて思ったそこのひと!わたくしはそんなエロオヤジではないのです。純粋な、清純な青年なのです。
 わたくしはジュンスイなんでーす。

 明日は体道稽古の予定でしたが、師匠ならびにK先生ともに参加不可ということで、ほそぼそと空手でもやろうかと思っています。手のあいている方はこぞって参加してください。
 ハア、ひさびさに書いたなあ。
posted by 札幌支部 at 23:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月24日

健闘を祈る

 こんばんは、相も変わらず裏部長です。

 春ですねえ。すっかり暖かくなって参りました。今年のGWはよい陽気になりそうです。

 春ですから、生活のなかにもいろいろな変化というものが生まれてきます。昨日も書きましたが、明日、狗っちはある“会社”の採用試験に挑みます。今ごろはその試験勉強のために、目を真っ赤にしていることでしょう。おそらくは相当な倍率と、それに応じた難しい試験が用意されていることでしょうから、彼の意気込みも自然とそうなってきます。
 試験会場は旭川だそうで、まずは無事にそこへ着くことを。そしてもちろん、試験がうまくゆくことを。
 健闘を祈っております(みなさんも祈ってやってください)。

 最近どうも武術関連の話題がなくて困っております。明日の稽古ではなにか新しいネタが出てくるかな?
 
posted by 札幌支部 at 20:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月23日

お久しぶーりーね

 こんばんは。ようやく「春」といえる陽気になりました。上着を着ていろいろ動くとすこし暑く感ぜられるほどです。公園のそばを通ると、ぷんと草の匂いがしました。

 裏部長です。連休を前にして、四月というのはたいへん忙しい時期であります。お仕事をされている方はじゅうぶんお躰に気をつけて、愉しい稽古ライフをお過ごしください。

 そう云っていながらも、本日の札幌支部の稽古は休止となりました。教室は確保していたのですが、わたくし以外たれも来なかったので、まあしょうがないか、と帰ってきてしまったのです。月曜日は師匠不在の日であり、もしかしたらK先生も今日はいらっしゃらなかったかもしれません(記憶が定かではありませんが)。月曜日には多く来ている狗っちも、わざわざ教室までやってきて「水曜日に試験があるため、その勉強をしなくちゃいけない」と、ちゃんとその欠席理由をのべてから帰りましたので、その時点で今日はなしかな、と感じておりました。
 普段であれば、どうして一人も来ないんだ……と、小うるさいことを云うところですが、今日はこの裏部長自身、どうも気力が湧かず、ハラに力が入らなかったため、おそらくあのまま稽古をしていても不甲斐ない結果になっていたことでしょう。
 いけないとは解っていても、たま〜に、こうした情けない状態に陥ってしまう。本当に、まだまだ修行が足りません。もっと、もっと気合を入れていかなければ!

 そういうわけで今日は稽古なし。次回は水曜日となります。それまでにはどうにか、気力を取りもどしておきたいと思います。

 春の陽気に負けたくない裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 20:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月22日

自身

 お晩どす。裏部長どす。少しづつではありますが、北海道も気温があがってきて、暖かく感じられる時間帯が長くなって参りました。桜が咲くのもあとすこしです。

 A君、書き込みの仕方うまくつかめたようで、安心しました。わたくしの拙い図解がちゃんと伝わっていたのでしょうか。何はともあれ良かったです。
 彼の書き込みのように、どんなことであれ、感じたこと想ったこと、その日得た知識でも観た映画のことでもなんでもいいから、とにかく自分のなかにあるものを文章で表現するということはなかなかに大切なことだと思います。特に今回のA君のように、自分の愛するもの、好きなものに対する気持を書くというのはつまり、自分自身を表現するということですから、これはこれでたいへん有意義なことなのです。
 ただし、そんな“自分自身”を書くことは容易いように見えてその実、結構しんどい作業でもあります。なにせ自分のなかの感情やら気持やら想いやらを吐き出さねばならないのですから、そもそも書こうと決めた時点でそのカラダのなかに、書く内容と書ききる熱意とがなければいけません。書こうと想うだけでは到底、書けるものではないのです。
 その点、今回のA君の文章はまさしく熱意のかたまり。あの文章の量と内容から察しても、彼がどれほどあの作品に対して感動したかがわかるというものです。いつも冷静なあのA君が、泪を流さんとしたわけですから、こいつはもう大変なものです。
 わたくしはまだ、この『秒速5センチメートル』という作品は存じておりませんが、いづれチェックしてみようと思っております。

 奈良のM田先輩も書き込み、ありがとうございます。その一文、先輩の生き方に照らし合わせて、たいへん説得力のあるように感ぜられました。実際にそうされてきたからこそ云えることばだと思います。
 

 さて、明日からはまた新たな一週間がはじまるわけですが、再来週はGWを挟むため、一週間まるまる稽古はお休みになります。ですから、四月の稽古は明日からの一週間で最後になってしまいます。
 なんだか急に人数も増えはじめて、賑わってきた札幌支部。怪我のないように、日日、稽古に励みましょう。
 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 17:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月21日

スタンス

 こんばんは、裏部長です。先日の、アメリカでの韓国人学生による学校たてこもり銃乱射事件から、どうも世界各地で「立てこもり」系の事件が続発しております。アメリカは根からの銃社会ですから、そういった事件が起こりうる危険性というものは常につきまとっているわけですが、この事件群のなかに、日本も入ってしまっていることがなんとも恐ろしい。いくら銃刀法で規制をしても、入ってくるところからはスルスルと入ってきてしまうものなのですかねえ。なんともはや厭な傾向であります。
 願わくば長らく、拳銃が似合わない国でありたいものです。


 今日はコメントをふたつ。


 まずは、画家の早川剛さんへ。
 長くメールも送らず、このBlogの上でもそのお名前を出さずにおりましたが、ちょくちょくHPは拝見して、その活動ぶりに元気づけられておりました。
 このたびは〔K's Gallery〕にて、展覧会『Allumage Les jeune展‐日本画‐』を開催されるそうで、本日その招待ハガキが届きました。いやあ、展覧会なんて凄い。歴としたプロの画家でございますね。
 わたくしもこういった展覧会などというものには数えるくらいしか足を運んだことがなく、場の雰囲気というものをあまりよく知りませんが、生でその作品を観ることができるというのは、また新たな感動を呼び起こされるものなのでしょうね。そこには写真やインターネットでは感じられない、絵画そのものの息吹があるのでしょう。まさしく芸術であります。
 残念ながら会場が東京であり、スケジュール的にも伺うことは難しいのですが、この北の地からその成功をお祈りしております。早川剛の名がいちはやく全国、そして全世界へと広まりますように。
 がんばってください。


 K先生へ。
 書き込み、ありがとうございます。いつからかこのBlogも過疎化が進みまして、気づけば「裏部長のBlog」みたいになってしまっているため、こういったコメントは有難いかぎりでございます。今後も、なにか気づいたことでもあったらその都度、どんな長文になっても構いませんから、ドシドシ書いてやってください。

 稽古ができる、というのは本当に尊いことだと思います。K先生のおっしゃるとおり、素晴らしい師匠がいて、自由に動けると場所とそこを自由に使うことのできる時間が確保できて、その上ともに研鑽を重ねられる仲間たちがいる……普段の生活では何気なさすぎて当たり前のように感ぜられてしまうそんな些細なことが、本当はとてもたいせつなことなのですね。わたくしも大学を出てからはそのことを幾度となく痛烈に感じております。
 ただ、これらのことは、ひと言でいうと「稽古をする」ということだけであって、それが日常となってしまうと、やはりそこに有難味だとか、尊さだとか、貴重さだとかを感じなくなってしまうものです。人間というものはどんなに高い志と、火傷してしまいそうなほどの熱意をもっていても、繰り返しているといつか麻痺して、その大切さに気づけなくなる瞬間を迎えてしまうものなのです。これもわたくしは、自分の実感としてそう思っています。

 ですから、修行への熱意を持続し、なおかつ高ぶらせ続けるためには、ある一定のスタンスをもって稽古に臨む、という姿勢がたいせつであるようにわたくしは考えています。たしかにどんなに武術が好きでも、学校のことや友人のことや恋人のことや仕事のことや将来のことでいろいろ悩んでしまっているときには、どうしてもその姿勢が惰性になってしまう、なんてことはよくあります。つまり、ただ稽古している、という状態ですね。授業へ出て、居眠りをして出席だけしているようなものです。
 武術の上達も大学の単位のように、なかば出席率で決まるものであればこれほどラクなことはありませんが、そんなわけもなく、やはり稽古するにもそこにたしかな内容と、それを受け取る(学ぶ)姿勢というものが必要なのですから、われわれ修行者はそれを持続させることもきちんと考えてゆかねばなりません。
 ながながと書いてしまって、結局なんてことはない話になってしまいましたが、わたくしはこんな考え方を、神戸からいらしゃったK先生を見て知ったのです。ああ、こんなに恵まれた環境にいるのだから、もっとちゃんと稽古をしないといけないなあト、そう感じることができたのです。
 後輩たちも、先生を見てなにかを感じているはずです。


 さーて、あっという間に四月も後半へ差し掛かって、GWが見えて参りました。季節はどんどんと夏へ近づいております。
 今年は、暑くなるのかな。
posted by 札幌支部 at 21:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月20日

春雨

 こんばんは。いよいよ暖かくなってきたなあ、と思った矢先、札幌は雨でございまーす。夜になるとまだまだ寒いのでございまーす。
 まぶしい陽気にさそわれて、薄着で外へ出ようものなら、九十%くらいの確率で、風邪をひきまーす。
 みなさん、ご注意あれー。

 なんだか言葉が間延びして締まりませんが、本日の裏部長いささか疲労ぎみであり、元気よくBlogを書くことができません。稽古も休みになったし、外はあいにくの天気だし、TVニュースといえば町田の立てこもり事件とKAT-TUN赤西の復帰騒動ばかりだし、左肩の痛みはまだ取れないし……。

 というわけで、今日はこのへんで失礼します。こういうときこそ、わが後輩たちよ!助けておくれ。このか弱き裏部長の代わりに、札幌支部のBlogを盛り上げておくれ。

 天気よ、こころよ、晴れておくれ。
posted by 札幌支部 at 19:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月19日

柔らかさの意味

 こんばんは、腹の具合がようやく治まってきた裏部長です。あれはおそらくただの下痢で、風邪ではなかったようです。ホッとしております。

 さて今夜は、昨日Blogでも書いたように、師匠不在の稽古で、まあそうとは云っても、K先生もいるし、狗っちも来るだろうから、それなりに賑やかな稽古になるだろうと踏んでわたくしは出かけました。
 教室到着後すぐにA君が来る、狗っちが「今日はちょっと片づけなければならない用があるので」と、わざわざ欠席の旨をつたえにくる。K先生、遅いなあ、なんて云いながら待っていると、なんと現れたのはK先生と師匠でした。なんでも師匠の用事がキャンセルになったとか。
 というわけで本日は、師匠不在の稽古改メ師匠+K先生+裏部長+A君の、四人による稽古となりました。

 せっかく師匠も来られたし、A君はきちんとその用意をしてきていたので、冒頭は体道稽古となりました。わたくしは突き指の関係で見学一方。師匠とK先生とA君でもって、日本伝天心古流拳法初伝中段之位六本目「鉈裏投」、七本目「木葉返」、八本目「肘押取」の三つを稽古します。
 A君が技の内容をノートに書いているあいだ、こちらは昨日の当破君の話題から、柔らかい躰のつかい方へと話が発展。こういった類の解説はみんなが待ちわびているもので、すっかり話し込んでしまいました。
 
 体道稽古終了後、三十分ほど時間があまったので、先ほど話に出た“柔らかい躰の遣い方”を。まずは肩幅くらいに足をひらいて立ち、その足の位置を変えずに足首・膝・腰(股関節)などを柔らかくつかい、円を描いて動かす稽古。できるだけ大きく動かし、自分のカラダの可動域をはかります。
 次に、同じ立ち方から、片足を、弧を描きながら前へ出し、猫足立ちのようになりながら躰を横へ切って内受け(または下段払い)、横へむけた躰を前にもどし、基立ちになりながら体勢を整える動作を。ここにおいても、とにかく躰をやわらかく遣い、腰まわりの柔らかさと軸の移動をシンクロさせて、最後はきちんとした姿勢になっていることが求められます。
 あとはこれを対人で稽古するのみです。相手の中段逆突きに対し、若干下がりつつ躰をひねり、相手の拳を外しながらすぐに軸をもどして捌く。相手を崩す。軸の移動により狂わされた相手の、その躰の崩れは足から起こります。躰すべてがそのままの形でむこうへ弾かれてしまうため、どうしても足から動いてしまうのです。
 躰のひねりとしては二種。どちらも逆突きに対して行ないましたが、無論のこと、この「柔らかさ」は受け以外にも、いや、云うなれば空手のすべての技に応用できます。当座のこととしては、やはり突きでしょうね。すべてには段階がありますが、一本の突きを出すのにも、腰の前進で突くのか、其場での回転で突くのか、膝まわりをやわらかく保ち、腰の回転と軸の移動を同時に、スムースかつクイックリーにおこない、手は極力脱力しておくのか、その差は歴然としてきます。

 ただ。

 今日やったことに関してはおそらく、わたくしがどんなに表現の限りを尽くしても、その内容の三分の一も伝えられないでしょう。それほど繊細で、そして微妙な動きなのです。
 ただ、わたくし個人としてはどこか僥倖を得られたような感じで、受けにしても突きにしても、これまで各所で教えられてきた“躰を柔らかくつかう”ということの本当の意味がようやく一本につながったように思えて、少なからず収穫となりました。たった三十分の稽古でも、これだけの内容を得ることができるのです。
 武術稽古とはかえすがえす、愉しいものですね。

 明日ですが、明日こそはおそらく予定どおり、師匠もK先生もいらっしゃらないので、稽古は休みとさせてください。みんな、十分にカラダを休めておいてください。
 今日教わった「やわらかさ」については、今後も発見のあるたびに書いてゆこうと想います。そのために今から、もうすこし言葉を探しておきます。
 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 22:52 | Comment(1) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月18日

上段と戒めとわたし

 こんばんは、裏部長です。相変わらず、世間では物騒な事件が多発しておりますな。「カンフーだけでは拳銃に勝てない」という、悲しげな名言を残して死んでいった武術の達人が映画のなかにおりましたが、そんな恐れを、日本に暮らすすべてのひとが抱えなければならないとは、本当に本当に、哀しい限りです。

 さてさて、本日は空手の稽古でございましたが、ちょっとしたゲストがいらっしゃいました。
 そうです。以前このBlogにもコメントを寄せてくれていた当破君です(親しみをこめて“君”づけで呼ばせてください)。わたくしは全く知らさせていなかったのですが、なんの違和感もなくK先生といっしょに登場しました。予定では見学だけということだったようですが、胴着も持ってきていたし、じゃあ、っていうんで、最初からともに稽古をしました(他の参加者は狗っちのみ)。

 師匠が遅れていたため、K先生の先導でスタート。いつもの通り、基本稽古をゆっくりと、各自さまざまなテーマを持ちつつ、無駄な力をぬいて行ない、その合間に、外八字立ちからの追い突き、躰捌き(外受け)・前蹴りや其場でのワン・ツーなどもやりました。基本稽古のあいだにこういった其場での技をいれるのはK先生独特のやり方ですね。
 移動稽古は、追い突き、逆突き、追い突き・逆突き、逆突き・逆突き、横蹴り、五連続。
 後半は約束組手です。最初は、わたくしと狗っち、K先生と当破君が組み、そのあとで狗っちと当破君を交換して、さらに中段追い突きを稽古します。
 この間に師匠が到着され、狗っちの突きに対して指導をされていました。このあたりのことについては、狗っち本人に書き込んでもらいたいものです。

 当のわたくしはというと、ひさしぶりに「化学反応」を体験しましたね。つまり、自分のやっている空手とはいくぶん雰囲気の違う相手、しかも稽古や組手の流れさえすこし異なる相手と対してみて、それへ対応しようとする自分の感覚の変化を感じたわけです。
 K先生がはじめて来られたときの約束組手でもおなじような感覚はありましたが、そこはやはり同じ空心館、どこかで似ているところはあったのですが、当破君との場合では、その違いというものが明確に見受けられて、だからこそ今までにない稽古ができたのだと思います。
 彼の突きを受ける際は、あまり動きませんでした。むしろこちらの中段を突かせてあげるくらいの意気込みで、とにかくその突きそのものを観察しました。また実際に喰らってみることで、その威力の浸透の度合いを感じてみたのです。
 こちらから突く際にはあまり深く考えませんでした。突き自体はいつものとおりに行ない、ただ相手の構えから受け方からほとんどがうちとは違うわけですから、そんな彼に対してもいつもどおりに突くということを心がけたのです。
 そんな風でしたから、またも不意に上段へ打ちを出してしまい、彼の鼻ッ先を叩いてしまいました。「上段を喰らうとテンションが上がる」と当破君は云ってくれておりましたが、最近このあたりにも課題を感じているわたくしとしては、当ててしまったことで一気にテンション・ダウンでした。ああ、いかんいかん!

 そんなこんなで午後八時、稽古終了。結局師匠は着がえたあと、狗っちらに指導をし、当破君に空心館の説明をされただけでした(師匠の奥様、六代目も来られて、すこし場の雰囲気が和みました)。
 一階の談話室にて、K先生のおごりで全員ジュースを呑みながら談笑をして散会。
 わたくしは、拳をしっかり握っていなかったころから起こった突き指にひぃひぃ云いながら帰宅。今日の札幌はさむい!

 こんな感じの稽古でありましたが、わたくしが上段への攻撃を恐れているのは、なにも相手へ危害が及ぶから、という理由からだけではありません。自分自身のなかに、中段を狙おうという意識があるからなのです。
 相手は自然の流れで中段を手でカヴァしますから、その隙をついて上段を・・・というのは良い判断なのかもしれませんが、しかし今はもっと正確に、そして強力に中段を突きたい。もっと素直に、もっと速く。
 そんな戒めを感じた一夜でございました。

 明日は体道稽古の日ですが、師匠不在で、くわえて当破君も来られないということなので、協議の結果、今日とおなじように空手をやることになりました。来られるひとは是非来てください。
 わたくしは、今日負った突き指の具合次第ですが、最近どうも太ってきているため、拳が握れなくても行くつもりです。暑くなる前に、少しくらいは痩せておかないと。

 それでは、また明日。
posted by 札幌支部 at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月17日

お疲れ様です。

 こんばんは、腹の調子がわるい裏部長です。べつに風邪というわけでもなく、なにか腐ったものを食べたわけでもないのに、昨日からどうも具合がよくありません。まあもとより便秘症の裏部長、下痢をしたりすることは日常茶飯事なのですが、今回はどうもすこし違うようです。
 様子を見たいと思います。

 さて昨夜の稽古はK先生と狗っちだけだったそうで、お疲れ様でございます。ご両名ともに、Blogへの書き込みもバッチリ。わたくしでなくとも稽古報告のできる証となりました手(チョキ)
 しかし、二人ぎりというのは……やはり月曜日はひとつの鬼門となっておりますね。どうも人数が集まらない。もしかしたら、師匠が来られないということがその大きな原因となっているのかもしれませんが、そんなことではいけません。もっと熱中して稽古に励まねば。
 その証拠に、昨日の狗っちを見てください。あの熱心さ、あの稽古バカっぷり。危なっかしいくらいです。彼はよくつづけて稽古へ来ております。
 まあ彼自身、K先生の若さあふれる稽古メニューに心服しているようなところがありますので、たとい二人だけであっても、狗っち本人にしてみれば、昨夜の稽古は有意義なものだったのでしょう。そう在る稽古こそが本来のものなのでしょう。
 とにかく、われわれも彼に負けぬよう、熱心さを取りもどしたいものです。

 明日は空手の稽古です。裏部長のおなかがぴーぴー鳴っていないことを、今から祈るばかりです。

posted by 札幌支部 at 20:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月16日

お願いします。

 こんばんは、裏部長です。今日は師匠不在ながらちゃんと稽古のあった日なのですが、不肖・裏部長、所用のためこれに参加できず、今さっき帰宅した次第。よって本日の稽古内容については、参加した後輩たちに一任して筆を置く所存であります。
 
 たれか、書いてくだされ。
posted by 札幌支部 at 20:02 | Comment(3) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月15日

何もいわない。

 お晩です。裏部長です。

 たまには言葉少なに、多くを語らず全てを書かず、といったBlogも良かろうとおもって、今日は何もいわないことにしました。

 ただ。本当になにも書いていないとただの余白になってしまうので、師範からいただいた大切な言葉をひとつ、ここに書き込んでおきたいと想います。

 最近、ようやくこの言葉が身に染みてきました。

 師範曰く、


「力で技をやるのではない。技が力を生むのだ」


 明日からは新たな一週間。
posted by 札幌支部 at 17:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月14日

カンコツ・ピンポイント

 こんばんは、裏部長です。本日、またも雪が降りました。まあ、さすがに積もるところまでは行きませんでしたが、四月の雪というのは風流な反面、春の装いをはじめている人間にとっては厄介なことこの上ないものです。こんな気温の上下動を繰り返されては、いくら健康に気をつかっていても風邪にかかってしまいそうです。
 札幌支部のみなさん、気をつけましょう晴れ


 話は替わりますが、昨日からどうも顔面が痛い。大口をあけて何かを食べたり、歯を磨いたりしているときに鈍〜い痛みを感じるのです。これが手とか足とかならば、稽古のときにどこかへぶつけたかな?と、その心当たりを探ることができるのですが、いかんせん顔面ですからね、誰かの突きが当たった憶えもないし、一体どうしたことだろうト、昨日来訝っている裏部長です。
 しかしですね、その原因が今日判明しました。
 根源は「カンコツ」です。顴骨、と書きます。位置でいえば、ちょうど上歯茎のところですね。
 わたくしは木曜日の体道稽古で、この顴骨をせめる技を喰らっていたのです。


 それは「咽喉落」という技で、痛かったのは師匠の受けを取ったときです。とにかく師匠の極めは痛い!どの技においても同様ですが、どうしてここまで鋭いのか!?というほどに正確で、当然のことながら非常に痛いのです。しかも精度が高いですから、急所へスパッと指が来るのです。もう逃れようがないのです。
 わたくしの修行課程でいえば、この顴骨をせめる技は、以前に一度出てきたぎりです。おそらく今後も、そう何度も出てくるものではないでしょう。だから師匠も特別に、この極め方だけを重点的に稽古していたわけではないのです。
 それなのにあの精度、あの鋭さはやっぱり信じられません。師匠の師匠たる所以でございました。
 わたくしも早くそんな風に、ピンポイントで極められるコツを掴みたいと想っております。

 今日はこんなところでお暇を。
posted by 札幌支部 at 21:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月13日

熱気

 こんばんは、13日の金曜日です。ああ、違った!裏部長です。映画のなかではジェイソンが襲ってくる頃合となりましたが、みなさんご無事でお過ごしでしょうか。遠く、唸るようなエンジン音が聞こえたらすぐに逃げてください。それはチェーンソーの音なのでがく〜(落胆した顔)

 ま、冗談はさておき、栃木のT君、書き込みありがとうございます。「手廻し」の技に関してはご指示どおり、詳しく書くことを控えます。
 空心館だけのヒ・ミ・ツということで……黒ハート

 さて、今夜は今週最後の稽古。もちろん空手です。参加者は狗っち、A君、S呂君、そしてK先生という、まあお馴染みといっちゃお馴染みのメンバーで、稽古内容も、基本稽古をひと通りやり、手廻しをやり、其場でワン・ツーをやり、移動稽古では追い突き、逆突き、追い突き・逆突き、五連続をやりト、これまたいつもと変わらぬ流れで進んでゆきました。ただ、師匠先導による稽古は久しぶりであり、たった二週間ぶりのことですが、なんだか懐かしささえ感ずる稽古ではありました。
 後半は約束組手です。最初は師匠・裏部長・S呂君、K先生・狗っち・A君の組でおこない、そのあと師匠とK先生と交換してもう一巡、どちらも中段追い突きでやりました。
 それぞれへ出た課題やそれへ直面したときの心情などに関しては、今後それぞれの手でこのBlogにアップされるであろうという、希望的観測をこめてわたくしの方からは書きませんが、みんな何かしらの課題は出されていたようです。
 ちなみにわたくしは受けの際の構えについて一点、アドヴァイスをいただきました。
 とにかく、相手の攻撃を出させる、つまり「突かせる」ためには、ある程度は意図的に隙をつくっておかなければならぬ。だからこそわたくしも、前前からそのように構え、中段をあけて立っていたのですが、師匠によると、そこに出来ている隙の幅がいくぶん広すぎるというのですね。だだっ広く開いてしまっているというのです。
 いくら相手に突いてもらうとはいえ、がラッと大きく開けていたのでは無防備ですし、また突きの暴走にもつながってしまうという危険性を孕んでおります。ですから今後は、上記のような精神にもとづく構えではあっても、云うなれば、相手の拳が入る一点のみをあけて構える。これが必要だというのです。
 もちろん、前手などで隙間を狭めるのではありません。手はほとんどそのままの位置で、つまりは胴体のほうでそういった構えを作るわけです。
 これは難しい!今日の時点ではたしかな感覚は掴めませんでした。今後の大きな課題であります。

 最後は型。一同揃って、「平安二段」から順番に稽古しますが、狗っちとA君は「平安三段」を終えたところでフェイド・アウトするし、S呂君も「安南硬」と「鷺牌初段」を終えた時点で終わり。そこへ加えて「二十四歩」までを休まずやったのは師匠とK先生とわたくしのみです。これが疲れた〜ふらふらなにせぶっ続けですから、もう終わったころは汗ダクダクの躰はヘトヘト。ダクヘトというやつで、改めて型を打つということの難しさ、シンドさを思い知りました。
 八時、終了。

 そういえば稽古終了後、ふと目をやると、窓ガラスが曇っておりました。冬でもないのに目
 原因はふたつあります。ひとつは今日、札幌は風がつめたく少し寒かったため、室内の暖房がきつかったこと。こちらの室内暖房たるや凄まじいのです。少しでも気温が下がろうものなら、もうアナタ、親の仇にでも会ったような強さで熱風を吐きだすのですむかっ(怒り)
 そんななかで白熱した稽古をしていた、これが二つ目の原因です。真冬でもない限り、あまり見られない光景でした。
 ま、ただ単にいつもより人数が多かっただけ、といえばそれまでですが……もうやだ〜(悲しい顔)

 来週は師匠もK先生もいろいろとお仕事があり、今週のようには順調に進まないかもしれませんが、わたくしも出来るかぎり参加して稽古を盛り立ててゆこうと想います。門弟諸賢もどうか附いてきてください。
 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月12日

捻転でんねん

 こんばんは、裏部長です。今日、札幌では雪が降りました雪午前中だけでしたが、一時は吹雪になって、視界が真っ白になるほどでした。本州では桜も散りはじめるという頃なのに、こちらはきちんと北国をやっております。

 はい、今日は体道稽古です。参加者は狗っちにA君にK先生と、ほとんどお馴染みのメンバー。師匠も来られて、久しぶりに体道稽古らしい体道稽古をしました。
 狗っちとA君はともに、日本伝天心古流拳法初伝上段之位〜初伝中段之位という段階にいるため、ふたりで組んで稽古。わたくしはいつもの通り、K先生と組んで浅山一伝流体術下段之位十二本を復習してから次の段階、つまり奥伝之位へと進みます。
 ちなみに、本日わたくしが新たに習った技は、奥伝之位四本目「払倒」五本目「岩石落」六本目「咽喉落」の三本。多少物騒な名称のものもあり、上顎が痛〜くなる技もありましたが、比較的スムースに教わることができました。このあたりになると、いわゆる“頭では解っている”という状態へ達するのが早くて、どちらかといえばそれを躰で実践する段階ですこし往生をするというのが、稽古を滞らせる原因の最たるものとなるのですが、今日はそのあたりをうま〜い具合にトントンと進んで、いろいろなことを教わることができました。
 狗っちたちはどうだったかな。

 稽古の途中で、あれはおそらく大学の先生だと想われますが、ひとりの男性の方が来られて、ひと通り見学をされてゆきました。師匠の解説で、抜手術や、空手の追い突きに対する受け方の話など、わたくしたちは普段から教わっていることを、わかりやすく披露したわけですが、実際に掴まれていた手首からその手が外れたという体験もあってか、いたく感動をされておりました。やっぱり、実感するということがそのような感触に繋がっていたのでしょう。
 このとき、師匠は何度か「捻転」という言葉を使われました。前から稽古のなかで何度も使われていた言葉なのかもしれませんが、わたくしにとってはどうも最近この二文字が耳につきます。気になっているのかもしれません。
 今日のタイトルは、それを使った、ただの洒落です。

 八時過ぎ、終了。師匠に空手のことでふたつ伺う。
 まず突いてゆくときのこと。相手の前手がどうも邪魔で突きづらいと感じたときは、その手を払って突いてもよい。ただ自分と同じような背丈のひとに対してならば、その前手(肘)の下へ低く入って突くことも可能である。
 逆に受けのとき、相手が左右に動きつつこちらへ突進する機をうかがっているとき、自分はあまり動かず、目でのみその動きを追っているがよい。相手があまりにも大きく動いたときはそれへ合わせて自分の躰も方向転換するが、それまではあまり動かず。そもそも、自分の裏側へまわろうとする動きにさえ気をつけていればあまり問題はない。
 ざっと書くとこのようなアドヴァイスをいただきました。

 どうでも好いことですが、最近トンと札幌支部メンバーからの書き込みがありませんねバッド(下向き矢印)どうしたのでしょう。栃木や奈良からはあれだけいろいろなコメントが寄せられているというのに。今となってはまるで裏部長オンリーのBlogのようになってしまっています。
 これでは、わたくしが北海道を離れたらこのBlogも終焉を迎えてしまうことになります。
 ヒマな門弟はなんでもいいから書いてーな。俺は生きてるぞぉー!、みたいなそんなことでも良いから、たまには書いてーな。

 そういえば、部長よ。あなたは、いづこへ……?
posted by 札幌支部 at 22:53 | Comment(1) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月11日

後廻しに出来ない手廻しの技

 こんばんは、服装も春らしいものに替えつつある裏部長です。しかし、札幌はまだ寒いふらふら陽が照ってる日中はいいとしても夜がいけません。だってまだ吐く息が白いんですから。そら、薄めのジャケットだけでは震えてしまいます雪
 まあ結局のところは、いわゆるひとつの季節の変わり目というやつで、風邪などを引きやすい時期ですから、みなさん気をつけましょう、ということでした決定

 さて、今夜は1001教室での稽古。約二週間ぶりに師匠も参加しての稽古でした。参加者は狗っち、S呂君、そしてK先生です。
 冒頭、師匠がある会議へ顔を出しに行ってしまったので、その間にK先生の先導で基本稽古をひと通りおこないました。今日はどれも速くは行なわず、突きにしても蹴りにしても、極力ムダな力は抜いて、そしてゆっくりと動くことを目標に、いつもより本数を多くしての稽古。これがゆるやかながら結構むつかしいもので、蹴りなんぞは速度がないとバランスを保つのが大変でした。
 後半からは師匠も合流。ひとまず会話の流れで、師匠不在のときの稽古で得た疑問などを各人に問います。こういう質疑応答のようなことをすると、どうしても毎回わたくしの独壇場となってしまって後輩たちに発言権を渡さないようなところがあるので、今日は口をつぐみ、彼らに思う存分やってもらいました。
 急に話をフラれてふたりとも戸惑っておりましたが、狗っちはK先生との約束組手で感じた受け方の違いを、S呂君は同じくK先生との組手でおこなった粘っこい受け方を質問していました。それへ逐一、的確かつ深長な解説を師匠がおこなったことは云うまでもありません。
 続いてK先生からも質問。基本稽古の最後にやっている「手廻し」、これに隠されている技はいったいどういうものだったか……これが今日の稽古のメインとなりました。

 「手廻し」とは何も、裏でコソコソ誰かにお金を渡すことではなく、一見ただの手首の柔軟運動に見えるがしかし、その内にはいろいろな技が隠されているという、なんとも面白い数種の動作のことであり、普段は、基本稽古の最後、乱れた息を整える意味もかねてゆっくりと行なっております。
 もちろん手首をやわらかく使うという稽古でもあって、動作そのものを憶えることができれば、あとはただ自分でヒマなときにそれを繰り返していれば十分なのですが、今日は違います。そのなかに含まれているさまざまな技を抽出して稽古してみたのです。

 これまた先ほどの質疑応答の流れで、狗っちやS呂君にその回答をもとめる師匠。これまた突然のことに絶句する両名。
 結局、回答権はわたくしのもとへ帰って参りました。
 ここからは裏部長の記憶を頼りに、憶いだし憶いだし、まずはわたくしがその技を解説し、それを受けて師匠から更なる解説があったあと、わたくしとS呂君、K先生と狗っちにわかれて、約束組手風に稽古してゆきます。
 どこまで書いて良いものか判断に困りますが、おおざっぱに云うと、相手の蹴りや突きに対する受け技がメインです。それも、決して大きな動きではなく、微細な動作で相手の攻撃を外す、そんな技が隠れております。なかには柔術的な技もあります(これで内容の想像がついたひとは天才ですひらめき)。
 
 今度、師匠の許可を得られたらこれらの技法に関してもっと詳しく書こうと想いますが、結局はそんな凄まじい技の数数が、一見すると手首の運動にしか見えない何気ない動作のなかに、いろいろと含まれていたのです。一応そのラインナップに関して、わたくしは知っておりましたが、こうして改めて稽古してみると、その深さ、恐さに驚いてしまいます。間違いなく、これらは高度な技法なのです。
 そんな技技をふだんの稽古の、あの手廻しと称する単純な動作のなかでやっていると想うと、これからは気が抜けません。きちんとしたイメージの下で、しっかりと柔らかく、手首を廻したいと想います。

 今日から正式に、札幌支部でも礼の仕方を本部道場のものへ改めました。つまり師匠が前に坐って正面へ向く、K先生が「正面に礼」と云って一同礼、師匠こちらを向いて、K先生「師範に礼」、最後は師匠によって「互いに礼」、とまあこんな風に、全体的に真似してみたのです。本部と違うところは「押忍」と云わないことくらいで、あとはほとんど同じです。
 今夜からこれでいってみます。

 明日は体道稽古です。
posted by 札幌支部 at 22:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月10日

脱力を考える。

 こんばんは、裏部長です。ここ数日の札幌の天気は不安定で、雨が降ったり止んだりを繰り返しております。今日も、おそらく数十分きざみくらいの速さでそんな変化が続いておりました。ある一瞬はきれいに晴れているのに、それでも傘は手放せない、そんな一日でありました。
 暖冬の影響もあってか、札幌でもそろそろ予想最高気温が二桁に届こうかとしておりますが、本州のほうでは桜が散りはじめているくらいですから、すっかり春なのでしょうね。九州なんぞではもう二十度を超えておりました。
 ぽかぽか陽気に、カラダの力が抜ける季節となりました。

 あっ、そうそう。力が抜ける、で憶い出しましたが、先日のT君の書き込みにもあった「脱力」ということ、最近わたくしも特に気をつけて考えております。もちろんこの事柄については入門当初より師匠からうるさいほど教えられており、また、諸先輩方の動きを見るにつけ厭がうえにも意識せざるを得なくなって、現在では裏部長、稽古における第一のテーマになっておりますが、下は白帯の子から上は師範代、いや師範にいたるまで考えられている大きな命題ですから、やはりそう簡単には身につけられません。
 昨夜の稽古でもその難しさをうかがわせる一面がありました。久しぶりに稽古へ参加したA君は、初対面のK先生とその稽古速度に多少なりとも疲れを見せてきて、K先生のほうでもそれを見てとったので、「今日は力をいれず、ゆっくりやろう」というようなことを指示されたのですが、そう示されて、ハイそうですか、と吸収できるほど、この“脱力してゆっくり”というのは難しいのですね。云われたA君も「力を抜くとバランスが崩れてしまう」とこぼしておりました(崩れないためには下半身にだけ力を……と、そのあとK先生によってきちんとアドヴァイスがなされました)。

 たしかに、力を抜くという単純明快なことも、その通りにやってしまうとただの腑抜けになってしまって、前進すらできなくなってしまいます。足を運ぶにも腕を伸ばすにも、何かしらの力がなければ不可能なのであって、全身からすべての力を抜いてしまうと、それは人間であって人間に非ず、ただの人形になってしまいます。
 これに対する現時点でのわたくしの見解は、「躰の末端から力を抜く」ことです。下半身に加えて、躰の中心、つまり軸はビシッと張っておいてブラさない。それはすなわちカラダ全体を傾けない、崩さないということです。
 この意識によってできる躰そのものを基盤として、あとはすべて脱力します。突きであれば腕を、蹴りであれば足を、という風にですね。
 こんな感じで意識を保っておいて、たとえば約束組手で中段追い突きなどをやると、ただ漠然と突いていたときとはやはり違って、自分のなかに余裕というか、その次の瞬間に取れる動きの選択肢が増えてくるように想われます。結局は、相手へぶつかるギリギリのところまで自分をニュートラルな状態でキープしておける、ということなのでしょう。
 この考え方にはたぶんに、師匠やY先生からの影響があります。

 ちなみに。約束組手ではそんな風に、末端部分の脱力を行ないつつ腰による爆発的な突進でもって、さまざまなタイミングで突きを放つ、ということをしているため、移動稽古ではもうちょっときっちりと、書道でいうところの楷書風に、きれいな追い突きを意識してやっております。約束組手で草書が書けるように、移動のなかで動きを構築してしまうのですね。
 これが現在の、裏部長の稽古テーマでございます。


 さーて、明日からは三日連続で稽古がありますよー。天気は良くないかもしれませんが、躰の動くかぎり、存分にやってやりましょう。
 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 19:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月09日

ひと皮むける

 こんばんは、髪型を変える方向で考えている裏部長です。坊主頭は手入れがラクで、ついついその容易さにおぼれて長年髪をのばすこともせずここまで生きてきましたが、気分にまかせて少し風貌を変えてみようと想います。
 ま、ちょっと伸ばすだけですけどねわーい(嬉しい顔)

 栃木のT君が書き込みをしてくれました。弱気になった裏部長の記事に、高校生とはおもえない、重みのある文章で応えてくれました。ホント、十代とはおもえない人です目
 彼の文章はその通り、道場でカラダを動かしているだけが稽古ではないのですね。生きていること自体がなにかの運命によって決まっているレールのようなものならば、きっとその瞬間、稽古ができないという期間にもまた意味がある。たぶん神サマがそう云っているのでしょう。今はそんな気がします。
 話は変わりますが、来年のおみや*は何にしましょうかねえ。なにかこう、箱をあけた瞬間にビックリするような、それでいて喜んでもらえるような、そんなものを今から考えております。何かリクエストがあったらそう云ってください。あなたとお父様にはいろいろな面でお世話になっているので。

 さて、今夜は久しぶりの稽古がございまして、月曜日恒例の、師匠不在の一夜でありましたが、K先生の先導で、そこへ狗っちと久しぶりのA君なども参加してくれて、1002教室の稽古としては賑やかな回になりました。
 内容としてはK先生とおこなった先先週の稽古とほとんど同じでありまして、違ったところとしては基本稽古の合間に体捌き・内受け・逆突きや外受け・前蹴りなどの動きをやったことと、横蹴りのみ移動稽古のほうでやったことくらいです。
 後半の約束組手ではいつものようにミット打ち。わたくしはどうも一週間ぶりのせいか下半身が安定せず、納得のゆく追い突きは多く出せませんでしたが、しかし躰を大きく動かせたせいか、気分はとても爽快で、サッパリとして稽古を終えられました。

 物を実際に突くという、いわゆる巻藁に代表されるような鍛錬をほとんどやっていない札幌支部、そこで稽古をしている裏部長もまた、あまり拳を鍛えてはいないのですが、K先生との稽古を重ねるうちにその点へ少しづつ興味が出てきております。というのも、実際に突いてみると、普段の約束組手ではわからない点、気づけないズレのようなものを発見することができるからです。
 その一例が今日のわたくしです。A君の持つミットへ向かって中段追い突き!と、別にへんな突き方をしたわけではなかったのですが、右手の、人さし指のつけ根、つまり拳骨ですね、ここの皮がパックリと剥けてしまいました。これほどきれいに剥けたのは初めてのことです。
 表皮の脆さというものを感じさせられた一夜でございました。

 次回の稽古は水曜日です。おそらく、師匠も来られることでしょう(今年から教務部長となられた我が師匠、幸か不幸か、昨年以上に忙しくなるそうですバッド(下向き矢印))。
 今日のように、静かながら賑やかな稽古になるといいですね。

 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 22:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月08日

「愛」は売れない

 こんばんは、裏部長です。今日は選挙でしたねえ。行きましたか、選挙。わたくしは宣言どおり、朝いちで行って参りました。懐かしかったなあ、小学校。ほとんど変わっておりませんでした。
 しかしそれにしても(話は急に深刻になりますが)、北海道はいまたいへんな赤字で、夕張だけじゃありません、この北の大地のいたるところが火の車になっております。歌志内なんてところも町全体が閑古鳥にとりつかれたみたいになっているし、他の市町村にしても同様です。賑やかなのは札幌とか旭川とか、いわゆる都市部のみでしょう。
 だから今回の選挙で当選された人たちには粉骨砕身、北海道復活のために頑張っていただきたい。財政面のみではありません。文化を吸収することだけでなく、北海道独自の文化を生み出してゆくことを考え、そして実践していただきたいと願っております。

 昨日、買い物へいったついでに、YUIのニュー・アルバム『CAN’T BUY MY LOVE』を購入してきました。裏部長、前前からこのひとには注目をしておりまして、CDもこのほかに何枚か持っておりますし、初主演映画の『タイヨウのうた』も観ました。若いのに頑張ってますね(オヤジくせぇ〜)。
 このタイトル、『CAN’T BUY MY LOVE』(直訳すれば「わたしの愛は買えないよ」)は、つまり、「愛なんて買うことはできない」ということなのでしょう。純粋でいて強く、脆そうでいて激しく、自立しているようで幼い……そんな彼女のパーソナリティが十三曲のなかに散りばめられております。
 気持は売れない、こころは渡せない。良いテーマです。

 最近、自立ということをよく考えます。そして、そのたびに師匠やK先生、そして師範らのことを想います。わたくしもこの人たちのように、自分というものを持ちながら不器用な我を捨てて、信念のままに強く生きてゆけたなら、と、心の底からそう想うのです。
 強く生きてゆくこと、それはたしかに立派で自立した人間の姿かもしれませんが、しかしそれでいて、そんな道を歩もうとしている自分の背中が、なんだか淋しく感ぜられていけません。云うなれば、後戻りのできない恐さ、でしょうか。本当の意味での“大人への過渡期”なのかもしれません。
 わたくしのこの足はこれから先、どんな世界へと向いてゆくのでしょうか。

 さて、明日からはまた新たな一週間。そして一週間ぶりに稽古も再開されます。急に運動をしてへばらないよう、十分に気をつけて動きたいと思います。
 明日は1002教室、時間は午後六時からです。
 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月07日

憧れのこと

 どうも、こんばんは。裏部長です。今日は髪を切ってきましたわーい(嬉しい顔)春らしい陽気で、外はぽかぽかです晴れなんだか良い季節になってきました。

 近所ではもう選挙運動がうるさいくらいです。北海道知事や市長の選挙が明日にあるので、みんな最後の追い込みに躍起となっているのでしょう。火事のサイレンか!?、と思いきや選挙カーのアナウンスだった、なんてことが毎日のようにあります。
 わたくしが毎度投票に行きますのは近所の小学校。何を隠そうここは裏部長の母校でございまして、投票へゆくたびに「ああ、学校ってこんなに小さかったんだ」と、幼き日のことを憶いだします。
 将来のことなんて少しも考えずに、ただ目の前の毎日を生きていたあのころ。自分はどんなことを夢見ていたのでだろう……なんて、ちょっぴりセンチメンタルな気持になります。
 明日もそんな風に昔を憶いだして来たいと思います。

 実はいま、ある文章を書こうとしているのですが、これが難しい。全然筆が進まないんですね。どうしたものかなあ、と頸を捻っているのですが、その内容とは、自分の夢、憧れのひとのことなのです。
 わたくしが心から尊敬している誰かのことを文章にして表現する、そんなことは簡単じゃないか、と想われるかもしれませんが、これが存外むつかしい。なにせ、昨日や今日からはじめた憧れじゃないんです。一年とか二年なんてものでもない。約十年間も心に想いつづけたひとのことを書かなければならないのです。これはやってみると案外できないものです。
 おそらくその原因は、憧れの強さにあるのでしょう。あまりにも長い間、しかも強烈に想い続けてきたために、心のなかにそのひとの影がピッタリと張りついてしまって、今となっては染み込みすらしている。ほぼ一体化の様相を呈しているのです。それを一旦はがして見つめ直す、なんて行為がそう易易とおこなえるはずがありませんや。
 ただひとつ想うことは、そこまで考え続けてきた年月と染み込んだ現状があるのだから、それ自体を表現すればいいじゃないか、という提案です。なにも憧れ始めたあの頃のように初初しく表現する必要はないんです。今の自分にできる最大限の表現でもってその想いを表現すれば良いのです。もしそれで相手に受け入れられなければ諦めるしかない。仕方のないことと、忘れるしかないのです。
 それくらいの了見で挑めば、おそらくはどうにか形になってくれることでしょう。
 今夜、意を決して書いてみたいと想います。

 ちなみに、上記のものは「ラヴレター」ではありませんよムードあしからず。

 一週間も稽古をしていないためか気分もあまり晴れず、どうもムラムラとしておりますが、来週になれば、おそらくはいつもの元気がもどってくると想われます。それに応じて、おそらくは他の札幌支部の門弟諸賢もここへもどってきてくれると想われます。
 ま、おそらくというか、願わくば、ではありますがねどんっ(衝撃)

 栃木では今日も熱気にあふれた稽古が展開されているのでしょうね。今の、こんな無気力な裏部長を、いつも元気なT君はどう想っているのでしょうか。
 明るい彼を見習いたい裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 20:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記