2007年05月16日

ねじ込めッ!!

 こんばんは、体調の回復した裏部長です。空手をやり始めてからというもの、めっきり風邪をひくということが少なくなりましたが、そのぶん一度かかるとドシンと響いてしまい、なかなか治らなくなってしまいました。
 躰を鍛えるというのはなかなか難しいものです。

 さて今夜は空手の稽古です。韓国人留学生のおふたりがかなり熱心ですからね、われわれも負けていられません。
 本日わたくしはうまく都合がついて、先週のように遅刻はせずに教室へ到着。その後、K先生、狗っち、S呂君と集まってきて、結局今日はこのメンバーにて稽古を行ないました(師匠は仕事のため不在)。
 基本稽古は横蹴り以外ひと通り。例によって号令役をまわしながら行ないました。わたくしとしては、やはり稽古量としてやり馴れていないためか、ただ単に腕より重いためか、咄嗟に出すにはまだまだ蹴りがうまく使えませんね。どうしても遅れてしまう。もっと小さく、そしてもっと軽く蹴ることができればよいのですが、なかなかそう巧くはできません。要稽古ですね。
 なお裏拳打ちのあとに、其場でのいろいろな動きもやりました。四股立ちでの動きはなかなか鍛錬になります。

 移動稽古では追い突きを大きくゆっくり、逆突き、呼吸を意識した追い突き・逆突き、猫足立ちから後ろ足を旋回させつつ前に出し、それに合わせて内受け・下段払い・逆突き、横蹴り、などなどを。呼吸を意識すると、普段なにげなくやれている動きもむつかしく感ぜられます。

 約束組手では最初、ミットを使いました。今日は逆突きでもって、とにかく脱力をし、多少好い加減でもよいから上半身をだらっとさせて、当たる瞬間に拳を握るという稽古から。もちろん、躰すべてをだらっとさせてしまってはただの腑抜けになってしまって、突きもなにもなくなってしまいますから、体内の根幹部分はある程度しっかりと保っておいて、上半身の、特に腕まわりから余分な力をぬき、拳の握り締めだけでミットに負けないようにします。
 そのあと、この感覚でもって追い突き。脱力により、突きの伸びる感覚を体験しました。

 最後は型の復習。このとき、わたくしからK先生へ、ある突きの動きについて話題をふりました。それは出だし普通の追い突きのようにして足を踏み出し、しかして突く瞬間にその足は床につけない。躰は前にいってしまっていますから、当然からだは崩れそうになる、それを反射的にかばって前足がサッと出る、これに合わせて突いてしまう。だから結局、逆突きのようになる突き方で、わたくしがこの威力というか凄まじさを知ったのは二度目の栃木遠征、Y先生のご子息T君からの要請で、長身のOさんを相手に師匠が解説されたときでした。
 なんでもこの突き、「突き抜けてしまう」らしいのです。ですから、実際に突くにはある程度のレヴェルのひとが相手でないとできないし、それでも突く側(そのときは師匠でしたが)は少しだけ瞬間的に躰でブレーキをかけなければ危ないから、何本もやっていると自然に動悸が早くなってしまうト……ですからわたくしはこの突きを、かなり危ないものだと認識していたのですが、K先生はそれほど深刻な印象を受けていなかったようで、もしかしたら技のレヴェルが違っているのかなあ、なんてなことを話していたわけです。
 そうしたら上手い具合に師匠登場。さっそくこれをぶつけてみましたが、わたくしとK先生の印象の違いは、単にそのときの解説に若干の違いがあっただけで、レヴェルとしては変わっていなかったそうです。また加えて、この動きは通常の突きの動きとしては推奨できないこと、直線的にしか遣えないこと、などなどを解説していただきました。

 さらに、今日やったミット突きを師匠に見てもらいます。このときに与えられたポイントは幾つかありましたが、わたくし個人の課題としてはやはりあのことしかありませんでしたね。
 それは、突きをねじ込む、ということです。
 どうしてもこうしたミット突きをやる場合、突きの終了形態がいわゆる正拳の形になっていないといけない、と固く考えてそうしようと努めてしまうと、どうしてもどこかで、早めに拳をまわしてしまう傾向があり(もしくはその危険性を感じ)、よってわたくしはこれまで、実際にこういったものを突く際にはあまり突きの完了形態にはこだわらず、むしろ縦拳でよいくらいの認識で、それよりも脇をあけないことを意識してやってきましたが、これからはやはりそうではいけないというのです。
 たしかに物を突くと拳が止まりやすいし、K先生ご持参のミットは柔らかくて拳が埋まりますから、その状態でそれをねじ込むことはなかなかに難しい動作なのですが、しかし空手の突きはそのねじ込みによって威力を発揮するものなのですから、やはりそこを避けるわけにはいかない。なおかつ裏部長もすでに初段をいただいた身、そろそろ本腰をいれて突きそのものに取り組まなければいけない時期に差しかかってきました。
 上記の問題を解決する一案としては、拳の突きに用いる部分、つまり人さし指と中指の二本ですね、ここを特に意識すること。親指と小指の締めによって拳を小さくし、返すのではなく廻すのでもなく、“突きをねじ込む”意識で放り出す。これができれば、ミットを突くときにも巧いこと拳をぶつけることが出来るのです。
 至急とりかかりたい課題が出来てしまいました。

 ひと言に「脱力」といっても、本当にその意味は深くて、そしてその応用範囲は広い!今夜はそんなことを痛感した一夜でしたね。

 明日は体道稽古です。師匠も来られる予定です。
 裏部長でした。
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2007年05月15日

明日こそきっと

 こんばんは、裏部長です。唐突ですが、ソメイヨシノからも蜂蜜は取れるそうですモバQ

 やはり昨夜はK先生と韓国人の方だけでしたか……何より、自分の行けなかったことが悔やまれますね。もっともっと稽古に対して貪欲にならなくてはいけないと痛感しています。キャリアがあるから、長くやっているからという理由だけで尊敬されるのではなく、誰よりも熱意をもって続けているというところから声をかけられるようになりたいものです。

 『明日こそきっと』なんていうタイトルの日本映画がありましたね。爽やかな、よい映画でした。今のわたくしにぴったり。

 明日は空手の稽古です。明日です。明日。
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2007年05月14日

僕が僕であるために

 こんばんは、なかなか体重の減らない裏部長ですバッド(下向き矢印)空手をはじめた当初はそれこそ面白いほどスムースに体重が減り、周囲の友人たちをして「ダイエットの神」とさえ云われていたわたくしですが、修行も三年をすぎるとあちらこちらに筋肉がついてくるためか、どうもここ数箇月間は変動がありませんね。あるといえば、たまに増えてしまうくらいで……。
 この壁を突破するにはなにか更なる工夫というか、努力が必要なのでしょうね。安穏としていないで、汗水流して、歯くいしばって耐えるような何かが必要なのでしょう。
 ダイエットも命かげですパンチ


 さて今夜は師匠不在の空手の日ですが、わたくしは仕事の関係上、ギリギリのところで行けませんでしたもうやだ〜(悲しい顔)正確に申しあげると、行くことはできたのです。ただあの時刻ではおそらく、教室へついてもほとんど稽古ができなかったであろうと思われたため、なくなく大学へゆくのを断念したのです。K先生、ごめんなさい。
 どうも月曜日は鬼門のようです(先週も風邪でゆけなかったし)。はやくいつものペースにもどしたいものです。


 こうして、普段当たり前のようにおこなっている習慣とか、生活のリズムが崩れると、わたくしは少しだけ不安になります。もちろん生活の内容が変われば当然のなりゆきでそのリズムも変わるし、そこから得る刺戟や出逢うひとびと、時間の流れるテンポからなにからすべてが変化してしまうのですから、これまで続けていたことが当たり前にできなくなってしまうということは、人生を歩むなかでは避けられない局面なのかもしれません。もしかしたら、そんな変化のなかを泳ぎ、前進してゆくことが「生きる」ということなのかもしれない。過去の習慣や自分だけのルールに固執することは、ただの「わがまま」なのかもしれない。

 でも……、と想う。

 でもやっぱり、時代が世間が、社会がどんなに変化を強要しても、そのひとだけの何かは変わらずにあり続けてほしいと、裏部長は想う。だってそれが自分なんだもの。おのれを見失わず、自分がずっと自分自身でいられるためには、そんなmyselfを貫き通すことも必要だよ。周りがどんなに騒ごうと、世間がきみを批難しようとも、たとえ非常識だと云われたって譲れない何かが、君が君でいられるなにかがなくちゃ、生きていたって意味がないでしょ?

 ねえ、そう想わない?



 今日の文章はいまの裏部長本人にあてたものでもあります。真意は解説しません。ただわたくしは今、こんなことを心のなかで考えながら、僕が僕であるために何をしつづけたらよいのか、そのためには何を捨て、そして何を守りぬけばよいのか、すこしだけ真剣に考えています。


 水曜日の稽古へは必ず参加します。
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2007年05月13日

ブルー

 こんばんは。裏部長です。

 札幌はいま雨です。せっかくの日曜日なのに雨です。なんだかブルーな気持になります。

 今日は母の日ですね。みなさんは何かプレゼントを用意しましたか。えっ、忘れてた?いけませんねえ、そういうことでは。武術家たるもの「義」を忘れてはいけません。
 斯くいうわたくしはちゃんと用意しております。まあ、ここでは敢えていいませんがね、ちょっとしたサプライズも兼ねて用意しているのです。
 感謝は忘れたくないものです。

 さーて、こちらは雨ですが、明日からはまた新たな一週間。札幌支部においては新たな参加者も増えて、急激に賑わっておりますが、わたくしもこの勢いに流されぬよう、どうにかこうにかついて行きたいと思っております。
 風邪も治ってきていることだし、明日からは気合を入れてゆかねば。
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2007年05月12日

ちょっと変わった日常鍛錬@

 お晩です。裏部長です。もう五月も半ばへさしかかり、本州では真夏日さえ迎えているというのに、北海道はあいもかわらず涼しいです。今日なんかも、よい天候のわりには気温が低く、風も、薄いシャツだけでは震えるほどです。
 こういう不安定な気候のときこそ風邪に注意せねばなりません。現にわたくしはそこへ嵌ってしまったのですから。門弟諸賢においてはくれぐれも体調管理を怠らぬよう、気を引き締めてもらいたいものです(説得力ナイ?)。

 さて今夜は話題がない代わりに、日頃わたくしが日常生活のなかで行なっているちょっとした鍛錬法をご紹介します。

 一発目の今日は、駅や街中の、つまり人通りの多い場所を歩くときの心得です。まあ、心得といってもそんな大したことではなく、本当に“ちょっとした”ことなのですが、これが案外おもしろいくらいに巧くゆくのです。ご興味のおありになる方は一度実践されてはいかがでしょうか。
 駅の構内なんかで、時間がなくて急いでいるようなとき、正面からやってくる通勤ラッシュの波をさっさっと止まることなく避けつづけ、歩行のスピードを落とさずに人ごみのなかをすり抜けてゆけたらどんなによいか……そんな場面に遭遇したことはありませんか。たとえば対向者と向かい合ってしまって、互いに互いの道を譲り合ってしまうような、あのよくある光景に出くわしたことはないでしょうか。
 そんなきまずい瞬間を避けるために、もっといえば、人ごみのなかを、まるでサッカー選手がドリブルをして潜りぬけてゆくが如く歩いてゆくために、わたくしはある「意識」を開発しました。
 それは、

 向こうから歩いてくる人間すべてへ、追い突きを入れるつもりで歩く!!

 これです。いやあ、なんと画期的な考え方でしょう!!実際に行なったらこれほど野蛮な行為もありませんが、思うのは勝手ですから、自分の頭のなかで、向こうからやってくる人たちをバッスンバッスン倒してゆけばよいのです。

 これは案外つかえます。ひとりひとりに対してちゃんと突こうとおもえば自然と相手を見ますし、こちらも動ける準備ができる。突こうとする、ということは、その相手へロックオンすることですから、間合に入ればこっちのものです。あとは突けるタイミングまで待って、その横をなにもなかったかのような顔をして通り抜ければよいのです。
 ネ?なかなか画期的でしょう。実際にやってみるとわかりますよ。一度、混雑している場所でやってごらんなさい、あなたも明日から「人ごみ知らず」になれますから。


 本日の鍛錬法(?)はいかがでしたでしょうか。結局は集中力だろ!?というような野暮なことは云わないでください。気持よく、裏部長にBlogを締めさせてください。

 なおこの『My鍛錬法紹介』は不定期でつづきます爆弾
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2007年05月11日

剛と柔

 こんばんは、裏部長です。どこかのホテルに滞在していた中国人グループの部屋のなかから、覚醒剤かなにかの麻薬が大量に発見されたというニュースを今日聞きましたが、数十キログラムでなんと三十億円相当らしいです。すごいですねえ。どこで手に入れてんのかなあ。
 いやいや、裏部長はなにも麻薬に興味があるわけではありませんよ。わたくしはそういった類のものにはきちんと拒絶をする男です。どんなひとと同席しても、無理なアルコールは一滴もとらない男なのです(関係ないか)。
 興味をひかれたのはその価格のほうです。末端価格というやつですね。すごいものです。
 ハア、三十億円があればなあ……。

 さて今夜は師匠不在ながらも空手の稽古、きちんとやって参りました。ただわたくしは水曜日とおなじように少しだけ遅れてしまいました。教室へついたのは午後六時四十分ほど。室内ではK先生先導のもと、大学院生のH田君とS呂君、そして狗っちが汗を流しておりました。
 聞いたところでいうと、基本をひと通り、号令役をまわしながら行なったそうです。わたくしが参加してからは、其場での体捌きをいくつかやり、その延長で移動稽古となり、足をぬくことで前進ないし逆突きを出す、なんてこともやって、あとは約束組手です。
 今日はS呂君と狗っち、わたくしとH田君が組みました。
 内容としてはここ最近やっている下半身のやわらかさを十分に用いた動きを三種類やったわけですが、最後におこなったのは水曜日にもやった、足の位置は動かさず、前手・腰・足のひねりで相手の追い突きを受け流すというもの。K先生の指導をうけたわけですが、各人各様、いろいろと苦労していたようです。わたくしは足に筋肉痛があったため、力むことを忘れるのに苦労をしましたが、みんなはどうだったでしょうか(できれば書いてほしい!)。
 他のふたつとは、まず刻み突きに対して、其場で反時計まわりに腰をおとし、まるで胡坐をかくようにして小さくなる動きと、あとは逆突きに対して、前手でそれを受け流し、と同時に右拳で相手の胸へ裏拳打ちをいれるというもの。ここに関しては、やはり前者の技でみんな苦労していたようです(まあ、わたくしもですが)。
 最後は型をやって終了。

 ここのところ、カラダに筋肉痛があるためか、妙に「剛と柔」について考えます。つまり、柔らかさを得るために剛は不必要か、ということと、身体における剛と柔の共存は可能か、ということですね。
 つい数週間前までは、わたくしはおもに「柔」をイメージして、追い突き一本やるにしても、とにかくやわらかく力をぬいて、ムチのように突くことだけを考えておりましたが(栃木のY先生の影響もあり、です)、最近はむしろ脱力の範囲をからだの根幹のみにとどめて拳そのものには力を満ち渡らせるようにできないものかと考えております。これにはたぶんにK先生の影響があります。
 これはまた上記の疑問にもどってしまうのですが、躰そのものとしては屈強なものを持ち、剛としての要素を兼ね備えていながら、それでいてやわらかく、無駄な力みを排除して(もしくは存在させずに)動くことができればそれに越したことはないんじゃないか、と思うようになったのです。つまりは、自分のなかに「剛」と「柔」を共存させたいわけです。
 まだ試行錯誤の真っ只中であまりうまくは書けませんが、いづれ稽古のなかでも探ってゆきたいと考えています。

 
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2007年05月10日

体道の日

 こんばんは、風邪治りかけの裏部長です。だいぶ咳もおさまってきて、おそらく来週からは元気になれると思います。
 どうにか桜の季節に間にあいそうです。

 さてさて本日は体道の日。わたくしは数分おくれで到着したのですが、教室内はおもわぬ賑わいぶり。というのも、月曜日の稽古から参加している韓国人の方おふたりが来られていて、なおかつ当破君も来ていたので、すべての机と椅子を片づけていたからなのです。ひさしぶりに教室の広さを体感しました。
 ひとしきり自己紹介をして稽古開始。ひとまず復習とウォーミング・アップをかねて其場突きと前蹴りをやります。師匠による基本の指導がおこなわれました。
 あっという間に一時間ほどが経過。すぐに体道へ移りましたが、今日は三人が初心者ということで、かれらを中心とした稽古体制となりました。
 まずはみんなで日本伝天心古流拳法居取之位。一本目と二本目をやりましたが、わたくしもK先生も、遅れてやってきた部長もひさしぶりの天心古流であったため、なんだかぎこちないまでも懐かしく、ひさびさに「ああ、体道やなあ」と感じました。
 わたくしはいつもの通り、浅山一伝流体術奥伝之位から、七本目「入身」、八本目「逆背負」の二本を。躰があまりよく動かないなか、それでも思いのほかスムースに教わることができました。
 
 疲労のせいかあまりよい文章が書けませんが、今日はそんなこんなで、体道稽古らしい体道稽古の風景がひろがった教室内でした、ということであります。
 
 明日は師匠不在ながらもきちんと稽古は行ないます。わたくしも仕事と体力の許すかぎり参加する予定です。
 雨が降らないとよいですが……。
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2007年05月09日

「懐」のつくり方

 こんばんは、裏部長です。今朝、会社へむかう道すがら、なにかが地面のうえをヒラヒラ舞っているとおもって目を凝らしてみると、それは桜でした。彼らはもう散りはじめているのですね。
 
 春は残酷な季節です。


 さて今夜は空手の稽古。参加者はK先生、S呂君、そして当破君。もちろん師匠あり、です。
 当のわたくしはというと、少しだけ仕事が長引いてしまったため、教室へ到着したのが午後六時四十分。というわけで、途中からの参加となりました。

 わたくしが参加したときには手廻しを終え、其場での躰捌きをいろいろとやっていましたが、今日は足まわりの柔らかさ。先日来いってきている柔らかさよりも若干かたい感じの、つまり初歩的なといいましょうか、根本のところを、さまざまな動きでもって稽古します。これは多分に、当破君のためでもあったでしょう。
 ひと通り動き、師匠の解説があったあとは約束組手です。わたくしは当破君と、S呂君はK先生と組みました。
 今日は相手の追い突きの威力をかりて、前手のひねりを生み、それを前足のひねり(踵が外へ出る)へつなげて、足そのものの位置はほとんど動かさずに受け流す、という捌きをやりました。さきほどの基本でやった種種のうごきの応用ですね。
 それぞれに与えられた注意点や気づきなどはどうかそれぞれの手で書き込んでください。裏部長はひとつだけ。ピンときた師匠の教えだけを書いておきます。

 上記の受けをおこなうとき、こちらは足の位置をほとんど動かさず、踵のみをさっと外へずらし、また前手の捻りも加わって、相手の突きの軌道をこちらの正中線から外してしまいたいわけですが、相手の突きをおのれの胴体へ当てないために、自分の「懐」をあけて相手の突きをのみこんでしまうような躰のつかい方が重要になってきます。
 この「“懐”をあける」ということ。これを今日は教わったような気がします。
 これまでの単純な考え方でうごくと、とにかく突きが当たらないように懐をひろくあければいいんだろうと、そんな風に考えて、足の位置も軸の位置も、ほとんど動かさずにはいても結果的には、自分のからだが相手の突きから離れてしまう、逃げてしまうことになる。これでは次の技につながらないし、相手への影響も薄くなってしまいます。
 これをせず、つまり逃げず、相手に触れ続けながらしかも上記の技をおこなうには、懐を「円を描いて」あけることが必要なのです。
 つまり、腰の動きが円状にあるということです。その動きのラインは相手の躰へ横ないし後方からつき刺さります。このラインへこちらの躰が乗ってゆくがために、ただ前手で触れているだけで相手をそのまま崩すことができるのです。

 急ぎ足で書いてしまってなかなか整理が出来ておりませんが、この「円をえがいて懐をあける」という動き、たいへん重要なような気がしております。もちろん先日来の「捻転」とはちがう動きですが、約束組手における受け技にうまく利用できるような気がします。
 
 今日はあまり動けませんでした、時間的にも体力的にも。はやく風邪を完治させて、思うぞんぶん稽古に汗を流さねば!
 
 明日はひさしぶりの体道稽古です。
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2007年05月08日

無国籍道場

 どうも、裏部長です。唐突ですが、最近は給食費どころか、保育園の保育費すら滞納する親がいるそうですね。もちろん、批判の対象は「払えるのに払わない」ひとたちです。
 あれはおそらく、払わないでもどうにかなってしまう現状があるから起こりうる流れなのでしょうね。いくら督促状をもらおうが、役所の人間が訪問してこようが、その場しのぎの云い逃れをしていれば、なんとなくそのまま時間は過ぎてしまうのですから、こんなに楽な滞納の仕方もないわけです。
 役所もどうにかしてもらいたいものです。認可保育園には待機児童という、入るのを待っているひとたちがいるのですから、そんな不逞な親たちはさっさと排斥してしまって、きちんと納める意思のある人間だけに教育をほどこすべきです。

 今日はガラにもなく熱く語ってしまいました。

 K先生、書き込みありがとうございます。そうでしたか、韓国のお二人が来られましたか。そういえば、GW明けから来るという話でしたね。すっかり忘れておりました。
 当Blogをご覧のみなさんはすでにご存知かと思いますが、以前わたくしの書いた文章のなかに、今度新しく入門者がある、といったような記載がありました。あれはこの、韓国人のおふたりをさして書いたことだったのです。
 いやあそれにしても、いいですなあ、こうして多国籍の仲間が増えるというのは。合気道をやっていたころには、それこそアメリカ人がいるカナダ人がいる、屈強なロシア人がいたかと思えば、妙に日本語の上手なモンゴル人もいたりする、と、まさしく無国籍道場の態を呈しておりましたが、稽古を通して、育ってきた環境の大きく違う相手とコミュニケイションをとるということは得がたい経験です。普段、しようと思ってもなかなかできないことです。
 わたくしも早く稽古の場で、かれらに会いたいものです。

 さて、そうこうしているうちに明日は水曜日です。稽古がございます。そして、裏部長もおそらくは参加できます。よほど体調が悪化するか仕事がのびるかする以外はほとんど100%の確立で参加できると思います。
 ひさしぶりの稽古なので、ヘロヘロにならぬよう気をつけて参ります。
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2007年05月07日

パワーは拳から

 こんばんは、鼻づまり状態の裏部長です。みなみなさまにご心配をかけておりますわたくしの体調ですが、どんどんと良くなっております。おそらく昨日の注射と抗生物質がきいているのでしょう。若干の咳と鼻づまりはありますが、どうにか仕事へは行ける状態になってきております。
 水曜日の稽古にはかならず参加したいと思います。

 稽古、ということで憶いだしたのですが、ここ数日、体調がこれでもか!ってほど悪いのにも関わらず、裏部長、自宅にて自主稽古を欠かしません。ふだん怠けることもある自主稽古を、どうしてこんなときに行なうのか、それは自分自身にもよくわかりませんが、どうも躰がそうしたくて疼いているようなのです。
 わたくしの自主稽古のたいはんは拳立て伏せなどの鍛錬ですが、その中心にあるのは其場突きです。回数は百回。これは毎日欠かしません。
 今回、ひさかたぶりに風邪をこじらせて寝込んでいた数日間も、この其場突き百本だけは続けました。多少しんどさは感じましたが、しかし、突いてるうちにどんどん躰があつくなって、気づいたら元気が湧いている、あれは不思議ですねえ。底がついていた体内のパワーが、どこからともなく湧き出してきたかのようです。
 だから、今日もおそらく、仕事と風邪につかれた躰をシャキッと引き締めて、たった百回の其場突きを、精神集中しておこなうのでしょう。きっとそうなると思います。
 いつからか、拳から元気をもらえる躰になりました。

 さて、今夜の稽古はどんな感じになっているのでしょうか。そして、その報告をだれかやってくれるのか、愉しみですねえ。
 稽古が中止されていないことを祈るばかりです。

 裏部長でした。
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2007年05月06日

エナジー、カモン!

 こんばんは、裏部長です。今日でGWも終わってしまいます。悲しいことですねえ。

 栃木のY先生とご子息のT君、コメントありがとうございます。相変わらずお元気そうで何よりでございました。
 お忙しいなか、不甲斐ないわたくしの体調を気遣ってくだすって、御礼の仕様もございません。はやく治して、こちらも元気になりたいと思います。

 ただ……。

 明日の稽古には間にあわないかもしれません。というのも本日、かかりつけの病院が休日の当番病院になっていたため、そこへいって診察をし、注射も打ってもらってきたのですが、咳にあえいでいる喉が尋常でないほどの腫れ具合を呈しているそうで、「煙草を吸っていないでそこまで腫れているのは相当なものだ」と云われてしまったのです。そのおかげで各種の薬にまじって、ひさしぶりに見る抗生物質というやつも服用せざるを得なくなってしまいました。
 帰宅してからは蒲団をひっかぶってただひたすらに寝、今ではどうにか回復してきておりますが、明日からは日日の仕事もあり、ここで無理をしてしまってはあとが怖いので、とりあえず明日の稽古だけは様子を見るということで、欠席したいと思います。
 この数日間でどうにかしてでも完治してみせます。

 というわけで、明日からは連休明け、五月病に襲われながらの新しい一週間がはじまるわけですが、裏部長は初回の稽古欠席、ということでお願いいたします。K先生ならびに参加した後輩たちにBlogへの書き込みを託したいとおもいます(っていうか、日頃から自由に書き込んでいいんですからね。ここは裏部長のBlogじゃないんだから)。
 
 今日の、うれしかったこと。それは、病院からの帰り道にさくらを見たことです。
 きれいだったなあ。
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2007年05月05日

桜よ、今は散らないで・・・

 こんばんは、風邪療養中の裏部長です。世間ではGW、やれ気温が高かっただの高速道路が渋滞しているだの遊園地で事故があっただのと、連休らしい話題に満ち満ちておりますが、ひょんなことからウィルスに侵されてしまった男はひとり淋しく、自宅にて寝入っております。不甲斐ない限りです。

 今回のわたくしの風邪は熱を出しておりませんで、出ている症状としては喉の痛みと咳、そして少量の鼻水くらいであり、その状態も少しづつではありますが回復へむかっております。遅くとも来週の水曜日の稽古には万全のコンディションで参加できると思います。
 みなさんも風邪には気をつけてくださいね。

 A君へ。
 登山をしているとは知りませんでしたねえ。あなたの趣味の、その幅の広さにはいつも驚かされます。
 当Blogのコメントについてですが、おそらく大丈夫だと思われます。たしかによくアップが遅れたり書けなかったりすることはありますが、ここ数日のA君のコメントはいまちゃんと見ることができるし、たぶんあれはよくある現象なのだとおもいます。当分様子を見ることにします。
 『秒速5センチメートル』、風邪のせいで、この連休中には観られそうにありません。来週の週末まで公開されていることを願います。

 そういえば、A君の書き込みにもありましたが、札幌でもようやく桜が咲きはじめました。あるところではもう八分咲きになっているとか。
 できればもう少しのあいだ、咲いたままでいてほしいものです。やっぱり桜は気持よく見たい。今のような、こんな咳をぜぇぜぇやりながら見たくはないですよ。やっぱり、快く眺めたいものです。
 わたくしの尊敬する方の言葉に、「良く笑えた日は佳い一日だ」というのがありますが、この心境ですね。おなじ笑顔でも、できれば愛想笑いじゃなくて心から微笑みたいのとおなじように、たった一本も桜も、できれば晴れやかな心持で愛でたいものです。

 ただ。

 明日の夜から天候が崩れるらしいのです。札幌は雨になりそうなのです。
 満開にちかい桜ほど、悪天候で散りやすいそうです。ああ、もしかしたら、裏部長の体調がもどったころには、どこもかしこも禿げちょろけになっているかもしれません。
 桜よ、あと少しだけがんばってくれい。
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2007年05月04日

無題


 裏部長、現在カゼ治療中眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)
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2007年05月03日

やられたっ!

 どうもどうも、裏部長です。GWですねー。みなさん、たのしく遊んでいますか?

 わたくしは最悪です。風邪、ひいちゃったもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)

 来週の月曜日からは仕事も稽古もいつもどおりにあるというのに……それよりも何よりも、せっかくのGWなのに……。

 残念至極!!!今夜は泪にぬれながら、布団をひっかぶって早く寝ます。

 みなさんも春風邪にはお気をつけて。
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2007年05月02日

マイブーム

 こんばんは、最近またも太りぎみの裏部長です。駄目ですねえ、暖かさにまかせて運動を怠っていると、あっという間に体重が増えてしまいます。油断大敵というやつです。


 今日のさっぽろは雨でした。風も冷たかったっす。


 唐突ですが、現在のわたくしのマイブームを発表いたします!
 それは……

 『カムイ伝』を読むこと!!!

 です。
 『カムイ伝』とはあの、白土三平さん原作の漫画で、いま『決定版カムイ伝全集』として改めて出版されているのです。
 裏部長は今これを読んでおります。すでにお読みの方も多いでしょう。わたくしなんぞ遅すぎたくらいです。
 まだ読み始めたばかりですが、面白い。いやあ、さすが歴史に名の残っている作品ではあります。今後がたのしみです。

 明日からは連休でございます。
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2007年05月01日

目録の保管法について

 こんばんは、裏部長です。今日のさっぽろは、昨日のあの春らしい陽気とはうってかわって、まるで秋のような空模様。風も冷たく、今夜からは雨になるといっています。こんな気温の変動が続いてしまうと体調を崩しやすくなります。
 毎日の衣服のチョイスにも気を配らざるを得ませんね。

 夕方。自分の部屋の整理をしていたときに、ふと、過去にいただいた体道の目録をすべて保管場所から出してきて眺めてみたのですが、しばらく見ないうちに、最初のほうにいただいた天心古流の目録などがしわしわになっていて、ちょっとショックでした。もちろん雑に仕舞っているわけではないのですよ。ホコリがつかず、それでいて通気性のよい場所へ静かに置いてあったのですが、どうも時間のせいでしょうか、畳んである部分にしわが深く刻まれてしまうのです。
 空手の免状などもそうですが、とくに体道の目録はもともとが柔らかい紙であるため、多少の圧力や刺戟でやぶれてしまったり、折れてしまったりする危険性があるとおもうのですが、諸先輩方はこれらのものをどのように保管してらっしゃるのでしょうか。なにか良いアイディアがあればお教えください。

 あと体道の各技の名称ですが、基本的には目録に書かれている字で記載するのが正しいのでしょうか。たとえば「〜締」という名前の技でも、なかにはそのままの字で書くものがあり、また違うところでは「〆」になっていたりする。「取」と「捕」もそうです。師匠から教わった字とちがうところもあり、すこし混乱の態を呈しております。
 ちなみに、以前T技術顧問から投げかけていただいた「山脈取」という技の名称ですが、これに関してはその後あらためて師範より訂正がありまして、「三脈取」が正しいそうです。わたくしもそう自分のノートを改めておきました。

 今日はこのへんで。
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2007年04月30日

武の稽古

 裏部長です。お晩でございます。今日は日本中、どこもかしこも暖かかった、いや暑かったそうで、群馬ではあとすこしで真夏日になるところだったようです。群馬の方、心中お察しいたします。
 こちら札幌でも最高気温が二十度へ達しようかという暖かさでございまして、わたくしもその陽気を堪能して参りました。といっても、どこか行楽地へいったわけではなく、溜まっていた古本をBOOK-OFFへ売りにいっただけであります。でも天気はよかったわーい(嬉しい顔)

 栃木のY先生ならびにご子息のT君、書き込みありがとうございます。加えて、奈良のM田先輩もコメントを寄せてくださいました。Blog冥利につきるというやつです。
 本部道場では豪華でぜいたくな稽古風景が展開されたようで、羨ましい限りであります。なにせ師範がいるI師範代がいるY先生もいる、でありますから、いわば空心館のドリーム・チームですよ、これは。なかなか揃うものではない。
 それにつけてもT君、あなたは良い!天の機会に恵まれているとしかおもえません。Y先生のようなお父様をお持ちのうえに、日ごろから師範の薫陶をうけ、なおかつ約束組手でその突きを目の当たりにできるのですから。これを幸運といわずに何というのでしょう。
 そう思えば思うほど、来年、ふたたび本部道場を訪れるときまでに自分も成長しなくてはいけないなあと、そう強く感じます。 もっともっと精進しなくては、とそう思います。
 連休明けが待ち遠しいです。

 さて、最近A君が映画のことを書いていたので、わたくしもそこに便乗して、ついこないだ観た作品のことを記しておきましょう。
 題名は『剣鬼』といいます。1965年の日本映画で、原作は柴田錬三郎、監督は三隅研次、そして主演は市川雷蔵さんです。

 ある大名の家中に「犬っ子」と蔑まれているひとりの青年(かれを産んだ女性は男性との関わりがなく、その代わりおおきな犬を飼っていたため)。気がやさしく、周囲からの暴言にも無言でたえて暮らしている。
 かれは自分の長屋のまえに花を植えている。みごとに咲いた色とりどりの花たちが上司の目にとまり、城中にて花壇をこしらえる仕事をうけるが、持ち前の俊足で殿の馬の手綱をとるといった成果をあげ、その朴訥な性格もさいわいして、徐徐にまわりの武士たちからも認められてゆく。
 そんなある日。かれは山中に土をとりにいった帰り、森のなかでひとりの老侍と出会う。侍はひとり静かに居合の稽古をしている。その凄まじい太刀筋に、青年はおもわず弟子入りを乞うが、老侍はただひとこと、

「わたしはここでひとり稽古をしておる。教えることはしない。しかし、見ることは自由だ」

 そんなことを云って去ってしまう。
 青年はつぎの日もまたつぎの日もその森を訪れては侍の居合をじっと見つめる。手とり足とりの指導などない。いっしょに刀をもっての稽古など一度もしなかった。しかし数日後、いつものようにひとりで稽古をしていた老侍は、こちらをじっと見ている青年の眼光の変化に気づいて刀をおさめ、

「ようやく解られたようだ」

 という。
 青年は何のことだかわからない。だから、「修得などしていません」と云っておいて、さらにこう続けた。

「ただ、先生の腰から放たれる刀身、太刀筋、鞘へもどってゆく剣先のすべてが、今日はじめて見えただけでございます」

 侍は、「それで良い」といった。


 このあと侍はつかっていた刀を青年へゆずり、去っていきます。しかし、実のところこのひとは、青年の藩を調べにきていた幕府のお庭番だったのですね。ですから最終的には、居合の腕をかわれて暗殺の任をうけた青年の手によって斬られてしまうことになるのです。
 そうとは知らず師を斬ってしまった青年はその場で、師からもらった刀を折ってしまいます。なんとも悲しい場面です。
 ただわたくしがもっとも興味をひかれたのは、侍が課した稽古方法と、それによって青年が居合の妙技を会得した、という結果です。「見る」ということの重要性を考えさせられるシーンでありました。
 
 自分も、もっとよく見なくちゃ。
posted by 札幌支部 at 18:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月29日

コメント返し

 こんばんは、GW真っ只中の裏部長です。札幌ではここ数日、よい天気が続いております。ようやく春になってきた感じです。桜はまだ咲きませんが、おいおい見られるようになるでしょう。
 とにかく連休ですから。思う存分、遊びましょう。


 A君へ。
 やっぱりアレでしたか。推理的中!すべりこみセーフ!といった感じです。
 『時をかける少女』はそれこそ角川の青春映画のなかでは代表作のようなもので、一時代をきづき、今回のアニメーション作品のようにその後も人気を得ているヒット作ですが、やはりそこには時代の流れというか、時代性のようなものが現れているのだと思います。
 わたくしはまだそのアニメーションのほうを観ていないので、断言するようには云えないのですが、A君が今回の主人公に「現代性」を感じたのは、現代のわかい女性たちの持つ無責任さ、それがゆえの明るさ無鉄砲さのようなものが描かれていたからではないでしょうか。そこに一貫して“幼さ”があったから、なのではないでしょうか。
 これは青春映画に限らず、映画、TVドラマ、すべてにおける現象です。簡単にいえば、幼児化、が進んでいるのです。
 たとえば映画のなかの中高生をとりあげて見てみると、1990年代の青春映画に出てくる中高生と現在のTVドラマに出てくる中高生とでは、大学生と中学生ほどの差があります。他の例を出せば、アニメーション作品の新しい声優の声もその傾向にあります。最近いっせいに替わった『ドラえもん』。そのほとんどの声が、以前のものよりも高く、そして軽くなっているはずです。
 
 ま、今回はA君の独壇場でしたから、わたくしはあまり書かないでおきます。今後もどんどん書いてみてください。
 ただ、あれで「辛口の」というのはちょっと大仰です。まだまだ甘いですよ。辛口というのはね……また敵を作りそうなので、今度にしときましょう。
 わたくしも近いうちにこの『時をかける少女』と『秒速5センチメートル』を観てみたいと思います。


 姫路のKさんへ。
 はじめまして、裏部長と申します。Blogという体裁を借りて、日日、生意気なことを書いております。
 T技術顧問のもとで稽古をされているということでしたが、数数の武術経験がおありであるのにそのような感想を持たれたということは、やはり、同氏の技がズバ抜けてすごいということなのでしょうね。わたくしもよく、師匠やK先生からそう伺っております。
 今パッと憶いだせる範囲で申し上げると、わたくしが師匠より、T技術顧問の技術論といいましょうか、技の理論を教わったのは、体道と、そして空手の「ナイファンチン初段」のときであります。
 体道では、たとえば胸をつかまれる袖をとられる手首を持たれるといった状況があった場合に、まずその相手の手を自分の手と掴まれている箇所でもって挟んでしまって、逃げられぬようにする、といった動作です。投げにしろ押さえにしろ、技の途中で相手がその手をはなし、逃げてしまってはどうにもならないため、地味な内容ではありますが、これはとても大切なことだなあと感じたおぼえがあります。
 「ナイファンチン初段」では、移動してナイファンチン立ち(騎馬立ち)になる際、ドシッと腰を落とすやり方がある、ということを教わりました。そのときは「へえ、そんなやり方もあるんだあ」くらいに受けとっておりましたが、いま考えるとたいへん興味深い技術であります。
 
 わたくしはまだ直接T技術顧問とお会いしたことがなく、VTRなどでもお見かけしたことがないため、想像するしかできないのですが、そんな凄まじい技に触れられるという環境はやはり羨ましいです。うちの師匠も自慢の師匠ではありますが、いつかそちらの「時を盗むおっさん」にもお会いしたいものです。
 
 今後も、遠慮なく書き込んでくださいね。


 ああ、コメント返しをしているうちに長くなってしまった。
posted by 札幌支部 at 22:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月28日

発見と推理

 こんばんは、裏部長です。明日の札幌の予想最高気温は二十度。ついに大台へ達しました。無事、あたたかくなることを祈るばかりです。

 今日はいま感じていることを手短に書こうと思いますが、最近の稽古で、特に突きの動作のなかで意識していることは、「人さし指」と「中指」の二本の指です。みなさんご承知のとおり、突きはこの二本の面積で突きます。
 そんな当たり前のことが、どうも最近つよく裏部長のなかに湧いてきて、自然と、その二本の指へ意識がいってしまうのです。
 もちろん他の指の動きにも意識は向かっておりまして、握り締めの小指などはその最たる例でありますが、それでも最終的には、人さし指と中指の二本で突いている、ような感じになってしまうのです。
 これはなにかの兆候なのでしょうか。


 それともうひとつ。先週に引きつづき今週もまた、A君がなにやら映画のコメントを書いてくれるそうですが、そのタイトルはかれが書き込むまで内緒。せがむ裏部長にA君はそのヒントとして、

「原作は小説。1983年に実写版で映画化されている。今回はアニメーション」

 というデータをくれておりましたが、昨夜まで、わたくしはこのヒントと葛藤しておりました。いくら考えても何という映画なのか、かいもく見当がつかなかったのです。
 しかし!
 本日、おそらく正解であろうと想われる映画のタイトルにいきつきました!わたくしの推理が間違っていなければ、A君の観たアニメーション映画は、アレです。
 たしか……十数年前に、内田有紀さん主演でTV化もされているはずです。
 さて、正解はいかに!?
posted by 札幌支部 at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年04月27日

理想形≧「大きく速く」

 こんばんは、乾燥肌の裏部長です。高校生のころから手荒れがひどくて、今もときどき軟膏をつけないとカサカサになってしまいます。冬なんて特にひどい。
 あれは何なんでしょうね。中学生まではツルツルだったのに。若さが枯渇してしまったのでしょうか。
 なんか、かなしいなあ……。

 そんな嘆きはさておいて。明石のT技術顧問よりコメントをいただきました。そのなかにもあった通り、数箇月ぶりのコメントでありました。沁みいるものがあります。
 しかし、どこでどう間違ったのか、「技術顧問」を「相談役」と書き間違っておりました。あってはならない誤った表記であり、これはいわば相手のお名前を間違ったようなものですから、たいへんな失礼にあたります。
 T技術顧問、本当に申し訳もございません。すみませんでした。
 恐ろしいことは、今回こうして指摘するまで、本人たるわたくしがまったく気づいていなかったということです。
 ただ、原因としてはひとつ想いあたることがあります。以前、わたくしはある武術道場の「相談役」というポストにいるひとと会い、いろいろとお話を伺ったことがございまして、そのころから自分のなかに、役職名としてふたつの名称が存在していたのです。それらがタイミング悪く、本人の気づかぬ間に入れ替わっていたのです。
 むろん、これらは云い訳です。技術顧問にはたいへんな失礼をしてしまいました。

 しかし、その内容はいつものことながら興味深いですねえ。「盗む」という表現はおもしろく、そして確かにリアリティを持って自分のなかへ返ってくることばです。そういう表現の、たしかに当てはまる動きがあることを、実際に認識しているようにも想われます。
 T技術顧問のコメント文は毎度のことではありますが、内容がありすぎて、一夜ではとてもとても解しきれません。時間をかけ、反芻しながら吸収したいとおもいます。
 ありがとうございました。


 さて、今夜は四月最後の稽古。GWのせいですっかり感じておりませんでしたが、気づけばもう四月も終わりです。それに、あの栃木遠征からも、すでに一箇月が経ってしまったのです。
 時間が過ぎ去るというのは本当に速いものです。
 本日の参加者は、A君、久しぶりのS呂君、またも少し遅れて部長の三人。もちろん師匠とK先生もおられます。
 基本稽古はひと通り。手廻し。其場でワン・ツー。其場で躰捌き各種。すべては、ここ最近やっている柔らかさと軸の移動にもとづくもの。
 後半は約束組手。遅れてきた部長と師匠、S呂君とわたくし、A君とK先生で組みます。
 まずは、刻み突きに対する動き。こちらはストンと腰を抜くようにして躰をおとし、脚はあぐらをかくようにして畳む。足首や膝をやわらかく使わなければかなり辛い動きです。
 ここから、同様の動きで相手の前膝を押さえる。昨夜やったワン・ツーへの受け技。先の、小さくなる動きとおなじ足さばきで相手の刻み突きを外から受ける。受けたらつかんで引き落とす。同様の腰・足づかいで、追い突きを外へ受け流す(同時に裏拳打ち)。前手をそのままもどして、相手の腕を挟み、極める。

 ここで説明されたのは、「大きな動きはどんなに速くおこなっても直線的に昇華された動きには及ばない」ということです。これは、回転系と直線系のちがい、とも云えるわけですが、素早く、しかも突進力をもってドシィーンと飛んでくる相手の突きに対しては、やはり直線的な受け技が有効だというのです。勿論これはただの直線ではなく、今日やったように、回転もしくは楕円形の円運動ないし前後運動を含んだもの、もっと云えば、それらの動作を極力縮小したものであると表現できるわけです。
 むろん、回転の動作でおこなう技もあります。すべてが直線的であるべきだ、ということではありません。ただ今日やったような動作の場合においては、回転などのエッセンスを含みそれらを凝縮していった結果、直線的になったものであり、そこには速度の面でも相手にたいする効果の面でもおおきな差がある、ということなのです。
 

 若干むつかしい文章になってしまいましたが、それだけ、ここ数日間の稽古内容は深く、そして細かい教えに満ちていたということなのでしょう。T技術顧問からの影響もあって、ついつい知ったかぶりのように書いてしまいました。
 すべて、師匠の受け売りですからね。あしからず。

 さて、四月もそろそろ終わり、長い連休を迎えて、そして五月がやって来ます。まだここには書いておりませんが、新たな入門者も出てくる予定です。図らずも、どんどんと札幌支部の内部は賑わってゆきそうです。
 昨日と今日のように、部長も出てくるようになったし、手を患っていたS呂君もどうにか治癒してきているし、熱心なる当破君の風邪が治り、新たな入門者も来ることとなったら、教室内はどんな有様になるのでしょうか。今からでは想像もできません。
 わたくし個人としては生活の変化にもどうにか対応して、不断なる稽古を続けてゆきたいと想っております。
  
 それではみなさん、よい連休を!

 PS.みんな、Blog書いてね。
posted by 札幌支部 at 22:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 裏部長の日記