2007年06月24日

夏を前にして

 どうも、裏部長です。六月も最後の一週間となりました。
 早いものです。

 わたくしのこの一週間の予定としては、週末に締め切りがある「坊ちゃん文学賞」というやつに応募すること、これのみです。現在急ピッチで原稿を用意しています。

 七月からは長篇小説も書きたいし、その月その月にある文学賞へは欠かさず応募したいし、とにかく今年の夏は忙しくなりそうです(八月には奈良のM田先輩も来られることですし)。

 
 月・水・木・金という稽古日程は今週いっぱいで終了です。七月からは月・火・木・金の、中一日方式でゆきます。
 夏はもう目の前まで来ています。暑さにヤラれぬよう、気を張って参りましょう。
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2007年06月23日

大切なもの

 こんばんは、裏部長です。犬犬

 今日のさっぽろは寒かったふらふら気温は確実に二十度を下回っていたことでしょう。そのなかをわたくしは出かけてきましたが、長袖でじゅうぶんでした。
 あと一週間で七月になります。


 さて今夜は、武術の話題からちょっと離れて、一枚のCDとそしてひとりのアーティストをご紹介いたします。

 わたくしはそのCDを今日買ってきて、つい数時間前に聴きました。じぶんが贔屓にしていて、いわゆるファンであるアーティストのCDなどは定期的によく購入しますが、それ以外の、特に新人アーティストに関しては、わたくしはほとんどその作品を買うことはありません。TVで歌っているのを見てそれでお仕舞、ということがほとんどです。

 しかし、このひとに関しては違いました。
 初めて知ったのは「MUSIC ON TV」という音楽専門チャンネル。デビュー・シングルである今回のその曲のPVが流れていたのですが、適当にチャンネルを替えていたわたくしの手が、指が、彼女の声にとらわれて止まってしまったのです。

 彼女をプロデュースし、作詞作曲も手がけているコブクロ小渕健太郎さんはその声を「光と闇のあいだを抜けてゆくような声」と評しておりましたが、たしかに、なんともいえぬ透明感と強さをもっているような気がします。

 それに曲、歌詞そのものも良い!泣けるほどいいですね。カップリングの『青い風』なんてもう号泣ものです。


 ここまで書けばすでにご承知の方はおわかりでしょう。
 そうです。わたくしが紹介したいのは、『大切なもの』という曲でデビューしたみつきさんです。

 若干十五歳ですよ。世も末(?)です。あんな若さであんな歌をうたわれては、ほとんどのアイドル歌手たちは商売あがったりでしょう。

 とにもかくにも良い歌、そして良い声です。お気づきの方は一度手にとって聴いてみてください。ああ、若いころっていうのも悪くないなあ、なんて、そんな気分になれるはずです。

 最後に。はなはだ勝手ではありますが、感動ついでに『大切なもの』のなかから、沁みいるようなサビの歌詞をここに紹介して終わることにします。



 僕の手で拭える痛みが 君の中にまだあるのなら
 一つでもあずけて欲しい いつか力に変わる日が来るまで
 大切なもの失って 初めて知る 強さがある事
 教えてくれた 君が僕の大切なもの だからそばにいたい

 ちぎった夢を 宙にもういちど






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2007年06月22日

「体を手放せ」

 こんばんは、昨日ひさしぶりに坐り技をやって足の甲をすりむいた裏部長です。
 こういうときですねえ、正座文化の衰退を知るのは。つくづく欧米かっ!してきたと思います。

 そんなことはどうでもいいんですが、今日は空手の稽古で、予定のとおり、K先生はお休みでした。来たのは、門弟ではわたくしのみで、あとは師匠だけという、久しぶりの二人づれ。

 もうみなさんご存知のとおり、こういう顔ぶれになりますと、はい基本やって移動やって約束組手やって、というようなことはもうしません。御馴染みのフリー・タイムというやつで、そりゃもういろんな話をいたしました。

 わたくしの創作した技からはじまって落語の話や忍者の話、学校での出来事、後輩たちの噂など、ほとんど二時間しゃべりっぱなし。これほど師匠と話すのも久方ぶりでございました。

 そんなこんなで、今日は終了。稽古らしいことといえば最後にちらっと「征遠鎮」の復習をしたくらいです。

 今日のタイトルはそんな会話の最後に登場した漫画『バガボンド』のなかのフレーズ。おもしろい表現です。


 メンテナンスをしてからというもの、あまりにも意識してそうしているためか、Blogの文章が簡素化しすぎている気がしないでもありません。少しづつ修正は加えてゆきますが、あまりにも味気のない記事ばかりになりそうなときは改めて方向性を探りたいと思います。

 今日は短めに。裏部長でした。
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2007年06月21日

教えるか、伝えるか

 こんばんは、裏部長です。東北・北陸地方では今日ようやく梅雨入りしたそうですが、東京なんぞでは空梅雨というやつが続いているそうで、四国では水不足と、日本列島はせまりくる夏にむけて戦戦恐恐としております。安心なのは北海道くらいです。

 そんな北海道は札幌市からお送りする稽古報告。本日は体道でございます。

 参加者はK先生、M先生、韓国人留学生のふたり。冒頭の三十分ほどは師匠が不在であったため、各各じぶんのテーマに従って自主稽古をしておりましたが、まだ少しかかりそうだったので、ひとあし先に復習を始めることにしました。
 留学生ふたりとM先生による日本伝天心古流拳法居取之位十二本の復習。今日はさしでがましくもわたくしが監督をし、気になったところは遠慮なく指摘しました。もちろんそれらのポイントは裏部長の独断ではなく、すべて師匠から教わったことであります。
 
 そうこうしているうちに師匠到着。ここからは三人の監督を師匠へお任せして、わたくしたちは浅山一伝流体術奥伝之位十二本を、審査のような形で一気に復習しました。まだ技の順番が頭に入っておりませんが、技名をきけばその内容を思い浮かべ、そして実際に動けるところまで来ていたため、存外スムースに進んだと思います。

 ここからは新しい段階です。浅山一伝流ではこの奥伝のあとに、天心古流とは違い、免許之位ではなく、奥伝の居取之位というのが控えており、今日はそこから、一本目「星落」二本目「星返」のふたつを教わりました。
 なんとも風流な名前でございます。

 今日のK先生は終始、昨日やったあの“しくまれかわったかのようになれる型”を気にされていて、時間が空くと何度となく復習をされていました。相当に引っかかっていらっしゃるのでしょう。

 今日はなんとも早く、片づけ含め、きれいに八時で終了。


 今日、久しぶりに後輩たちへなにかを伝えるという行為をわずかながらさせていただいたわけですが、師匠がわれわれへ技を教えてくださるときとは違って、わたくしのやっていることはただの「伝授」であって「教授」ではありません。師匠からそのように教えられた事柄を、ほとんどそのままの形で伝え送るだけ。それでもうまく伝わらないことだってあるのですから、その前段階にある「教える」ということは、もっともっとむつかしく、そしてもっともっと辛いことなのでしょうね。

 明日は空手の稽古ですが、K先生はお休みです。人数が集まることを祈っておきます。
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2007年06月20日

やんわりと

 こんばんは、メンテナンスを終えた裏部長です。さっぱりとしておりまするんるん

 さて今夜は空手の稽古でしたが、冒頭三十分ほどは誰も来なかったため、待機。ひとりっきりの教室というのも、静かでなかなか風情があるものです。
 そのうち、師匠とK先生が来られて、またそのすぐあとにS呂君も来て、結局きょうはこの四人での稽古となりました。

 すでに三十分ほど出遅れているということもありましたが、それ以上に、話の流れで「型」をやりました。型です、型。漢字で書くと二文字になって、やり終えるとなんだか新しく生まれかわったかのような心持になれる、そんな型を稽古しました。
 
 師匠、汗だく。気づけば八時半と、稽古終了時間をおおはばにはみ出しての稽古はなかなかに濃く、そして深いものでした。たったひとつの型を二時間かけて稽古する……おのずと見えてくるものがありました。

 
 とまあ本日のBlogを読んでいただいてお判りになるように、メンテナンスを終えた裏部長の書く記事は、これまでとは聊か異なり、詳細な技の解説などは省き、全体的に「やんわり」と記載するにとどめることになりました。多少もの足りない方、もっと書いてほしい!あんたの文章が読みたいんだ!という隠れ裏部長ファンのみなさん、たいへん申し訳ないのですが、どうかご勘弁を願います。

 だってこれは武術を修行する人間たちの記録なのですから。

 武術は本来秘するもの、なのですから。

 なんてね黒ハート


 明日は体道稽古です。いま札幌はあいにく雨が降っておりますが、これが明日まで長引かないことを祈っておきます。
 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年06月19日

サーバメンテナンス!

 こんばんは、裏部長です。

 本日はわたくしにとりまして、このBlogの中の「裏部長」として、“サーバメンテナンス”の日でございます。これまで三百以上の記事を書いてきたその了見、その意識を新たにして今後の書き込み、そして空心館全体のよりよき意見交換の場としてさらなる発展を促せるよう、心を正している最中なのでございます。

 明日は稽古があるでしょう。考えすぎずに、まずは汗を流しましょう。


 
posted by 札幌支部 at 20:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年06月18日

無念の月曜日

 ええぃっ、俺に構うな!さっさと行けッ!!

 というわけで、今日も稽古に参加できなかった裏部長です。
 無念・・・。

 
posted by 札幌支部 at 20:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

無念の月曜日

 ええぃっ、俺に構うな!さっさと行けッ!!

 というわけで、今日も稽古に参加できなかった裏部長です。
 無念・・・。

 
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2007年06月17日

グッド・モ〜ニング!

 おはようございます!裏部長です!

 えっ、どうしてこんな朝っぱらから書き込みをしてるかって?

 そりゃあァた、いっつも「こんばんは」からじゃ芸がないじゃないのよ。たまには「おはようさん」とか「こんちは」とかいう挨拶で登場したいじゃないの。ネ?

 ま、そんなわけで今日は「おはようございます」です。朝からBlogを書くというのも、これはこれでなかなか乙なもんでございます。
 窓の外はまさしく初夏の週末。きれいに晴れ渡っております。少しづつ気温もあがってきた。
 天気のよい日曜日、その朝っぱらからパソコンに向かう……考えようによっちゃこれほど哀しいこともありませんが、いやなに、裏部長は閑人ですから。こんな週末でもなんら問題はないのです。

 いやね、今日はね、ちょっと夜に用事がありまして、おそらく午前零時までには書き込みができないと思うんですよ。だからね、まあこうしてね、朝のうちから書き込んで、ノルマ(?)を達成しようとしてるわけ。
 
 これでも裏部長、いろいろと考えてんのよ。ウン。


 さて明日からはまた新たな一週間ですが、明日の稽古、わたくしは行けるかどうかまだわかりません。わかり次第、ここへ書き込みたいと思います。

 それではみなさん、よき日曜日を。
posted by 札幌支部 at 09:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年06月16日

夏の日

 こんばんは、裏部長です。

 今日のさっぽろは夏日となりまして、それはそれはご陽気な一日でありましたが、さわやかな風が吹きわたり、とても気持のよい天気でした。これですよ、これ。北海道の夏はこうじゃなくっちゃ。

 わたくしの家から少しいったところに大きな公園がございまして、そこでここ数日間、毎年恒例のお祭りをやっております。わたくしも小さいころは親にお小遣いをもらって、友達なんかと誘いあわせてよく行ったものです。
 ラムネに綿飴、リンゴ飴。ちょっと古くさいお化け屋敷に、オートバイが曲芸を見せる小屋など、この数日間だけ公園内は遊園地のようになります。
 わたくしもこの歳になりますと、わざわざ休日を返上してそこへ行こう、お小遣いでもってお菓子を買おう、なんぞとはもう思いませんで、すっかり老けてしまいましたが、ただその分、この、お祭りにいって帰ってくるひと、これを見てます。ウチの窓から往来がよく見られまして、家族連れや若者たちの集団が賑やかに行きかっておりますが、これを見るだけでもお祭り気分に浸れるものです。

 ただどういうわけか、想像力の賜物でしょうかねえ、ただ見ないんですね。そこになにかしらのストーリーを拵えないと気がすまない。

 たとえば若いカップルで、男のほうがギャル男風で黒っぽいポロシャツに白いパンツなんぞを穿いて頸には金色のネックレスなんぞをつけて大またで歩いてゆくのを、こちらは浴衣がけでいつもは下ろしてそうな長い髪をくるくるっとひとつにまとめて、ネ、小ちゃな巾着みたいなのを持った女の子が必死になってその男の子のあとを追っかけてる。
 こういうのを見るとねえ、ああ、あの男はきっと自己中心的で、過去に何人もの女を泣かせてきて、やにモテるもんだから調子にのって、つき合ってる女には自分より後ろを歩かせようと足早にスタスタ歩いていって、女のほうは女のほうで少しマゾッ気があるもんだからそんな辛い仕打ちにも耐えて、汗をかくのも構わず男のあとを追っかけてる。でもお祭りで遊んで家なんかに帰ると急に男のほうがね、その本性を表して「ぼくちゃん疲れちゃった」なんていきなり赤ちゃん言葉になってね、こうネチネチネチネチ甘えたりなんかして。女の子のほうもそれには万事心得ているといったふうにいきなり険しい顔になってね、「もういけない子ね!云うこと聞かない子はお仕置きよ!」なんて、男の尻をバシッバシッと……。

 とまあ、そんな余計なことまで想像しちゃうから、ただ見てるだけでも飽きませんね、お祭りというのは。夏の日の特権かと思いますよ。

 明日はどんなことがあることやら。 
posted by 札幌支部 at 23:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年06月15日

二十肩

 どうも、こんばんは。裏部長です。

 あのねえ、昨日のねえ、稽古のせいでね、肩がね、どうもねえ、上がらんのですもうやだ〜(悲しい顔)痛烈な筋肉痛ですな、これは。もう大変。

 おそらくK先生とやった約束組手が原因でしょうな。相手を崩そう崩そうと、力みきって動いた結果がこの有様です。今日稽古がなくてよかった。

 そんなわけで、現在の裏部長は五十肩ならぬ二十肩であえいでおりますバッド(下向き矢印)腕を使うたびにヒィヒィ云っております。

 また明日、お目にかかりましょう。
posted by 札幌支部 at 20:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年06月14日

No plan,No style.

 こんばんは、裏部長です。今日も暑かったちっ(怒った顔)

 南から関東にかけてはずずっと雨だそうで、各地で梅雨入りがはじまっているそうですが、今日のさっぽろも同じような空模様で、午後から急に暗くなってきて、気温もすこし下がってくれました。有難いかぎりです。

 今夜はそんななかでの体道稽古。参加者は師匠にK先生にM先生に韓国人留学生のふたりと、体道の日としては御馴染みのメンバーでございます。
 今日はちょっと変則的な稽古展開で、冒頭、まずは空手から其場突き、受け四種、打ち落としなどをやり、手を廻し、自分ひとりでできる静的筋力トレーニングをやり、マッサージのようなことをやり、掛け受けを稽古し、抜手術のいろいろをやり……といった感じに、躰をならしてゆきました。
 体道へ入ったのはそのあと。留学生のふたりやM先生は日本伝天心古流拳法居取之位十二本を復習、ということになったのですが、わたくしとK先生は、すでに数回浅山のほうの復習をしていたので、今日は約束組手をやろう、ということになりました。

 一応は中段追い突きのみという、普段となんら変わりのない組手のはずだったのですが、一本のあと、たがいに膠着状態となったところから、わたくしが抱きついて倒そうとしたり、そのまま押さえ込もうとしたり、とにかく相撲なんだか柔道なんだかレスリングなんだかよく判らないようなアプローチをしたため、K先生もこれに応対され、いつのまにか、空手の追い突きをいかにして柔術的に捌くか、という稽古へ移行していったのです。
 これは、熱くなりました。途中で攻守を交代しましたが、K先生も黙ってやられるひとではありません。すばやく攻撃をしてくる相手をどう崩し、そしてどう捌くか、というのは予想していたよりも遥かにむつかしい行為でした。あのような素早く鋭く、そして重い突き蹴りをうまく捌いて、そしてその上で投げたり押さえたりするということがどれほど高度なことなのか、というのを改めて知らされた気がします。
 このなかでは師匠から、さまざまな攻防のアドヴァイスをいただいたのですが、その最たるものは、「あらかじめ技を決めない」という一点でしょうね。わたくしなんぞは合気道の経験があるばっかりに、次は入身投げで投げてやろう、とか、今度は呼吸投げの要領で崩してしまおう、とか、構えた時点でくりだす技のイメージをあらかじめ頭のなかに作ってしまうのですが、そうした場合のほとんどは、その念が相手に悟られて、どうしても決めることができません。現に、今日の稽古でK先生を倒すことができたのは、ふいに見つけた軸の崩れにのって倒した数回のみで、考えた技そのものがきれいに決まったことはほとんどありませんでした。
 つまりは「無念無想」。すこし大仰かもしれませんが、それくらいの心持でなければ瞬時に技は出ないのでしょう。
 熱い夜でした。

 T技術顧問からの出題にK先生が正式に回答を寄せられましたが、どんな塩梅でしょうか。とても気になります。結果が待ち遠しいですね〜。

 さて、明日の稽古はお休みです。次回は来週の月曜日、ということになります。
 いよいよ暑い季節がやって来ます。いまから気合を入れときましょう!!!
posted by 札幌支部 at 22:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年06月13日

型ロジック

 こんばんは、暑さにヘキエキしている裏部長です。

 暑いexclamation暑すぎるよぉexclamation×2北海道をなんだと思ってるんだexclamation&questionここは南国じゃないんだぞ。雄大なる北の大地なんだ。六月から真夏日になってたら生きていけないんだちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)

 そうです。今日の北海道も「真夏」でございました晴れもう暑いの暑くないのって、たいへんですから、あァた。札幌はまだどうにか踏ん張って二十八度どまりでしたが、それでもじゅうぶん暑い。小樽なんぞではまだ海開きもしていないのに海水浴客がキャッキャッキャッキャッ笑いながら波と戯れているのです。
 例年であればせいぜい二十二度ほどまでしか上がらぬ気温がここまで上昇しているのですから、フェーン現象だかエルニーニョ現象だか知りませんが、天候というのは恐ろしいものです。

 そんな暑さのなかでの本日の稽古。場所は数日来しつこく書いていたように、いつもの1001教室ではなく2006教室でございましたが、時間までに来たのは狗っちのみ。他はいっさい音沙汰がない。
 そのうち、三十分ほど経ってS呂君が来たものの、いまだ師匠らの到着がなく、おそらく会議かなにかで遅れているのだろうと判断し、わたくしの先導で稽古を始めることにしました。
 基本は受けまで。前蹴りでは、踵で蹴る上段蹴りもやりました。
 型。この間にK先生、到着。
 まずは狗っちの「平安三段」。以下そのアドヴァイス。
 用意の腕の引き上げをもう少し高く、脇をしめる感じで。猫足立ちはもっと腰を落とし、股関節を折る(割る)。それ以外の立ち方から猫足立ちになる際は動かす足のみを動かし、軸はそのまま。四股立ちとなり肘で受け、そこから裏拳打ちをいれるところはもっとテンポ早く。攻撃の動作と足の移動を一体化させる。全体として力みすぎない。
 続いてS呂君。以下、同様に。
 「鷺牌初段」:初動、両腕を脇へ引きながら四股立ちになるところは、構えている状態からそのまま引く。脇にじゅうぶんな締めを残し、そのまま手刀を前へ出す。貫手、鉤突きなどはもっと腰をつかって出す。振り返ったあとの突きなど、全体的に高い。鷺立ち、もっと無理なく立つ。四股立ちはすべて“落とす”四股立ちで。諸手突きも腰に注意。
 「安南硬」:横幅のない前屈立ち、四股立ちなどの足の位置はバッチリ。ただ三戦立ちふうから両裏突き、そして追い突きとなる一連の動作では突きそのものが小さくなりがちなので注意する。動作と動作の連動性を意識する。こちらも突きの位置が高い。

 ラストは約束組手。わたくしは狗っちと組みました。かれは数週間ぶりの稽古だったため、すこし動きに違和感があったようですが、最後のほうでは取り戻せていたようです。
 
 結局、今日は師匠来られず。きっと、とてもとてもお忙しいのでしょう(あとで伺ったところ、会議づめであったとか)。

 
 今日の稽古のなかで、T技術顧問から出された宿題をみんなで考えてみました。
 ひとまず上段蹴りの件については、相手との間合を考えて、おそらくは踵で蹴るのが正解だろうという結論に達しました。満場一致でございます。
 ただ。
 鉤突きについてはもうすこし猶予をいただきたいふらふらというのも、かなり良いところまで来ているのです。
 稽古のなかで、わたくしもK先生も、まだ目録を受け取っていないS呂君も、それぞれ自分の意見を云いあい、第一段階として三つの説が出たのですが、そのあとなーんとなく熟考するうちに、なーんとなくこういうことではないかしらん、といった考えがまとまってきたのです。
 要は、「どうしてあそこで鉤突きをする必要があるか」ですね。上段蹴りもふくめると、相手に対して四連続で攻撃を与えているわけで、そこへさらに突きを入れるというのは、きっと攻撃のためだけではないからだろうト。また一方で、たとえば右手で鉤突きを出す場合、その反対側の左手はあたりまえの流れで腰へ引きますね。このあたりも見逃せないし、また右で突いたら右腰や右足を締めることができるでしょうから、そのあとの立ち方へスムースにつながってゆくのではないか……。
 
 なんだかんだといって、結局ほとんどを書いてしまいましたが、この回答については後日、黒帯の誰かから書き込みがあると思います。わたくしが書いてもよいのですが、もしかしたらK先生のほうでコメントがあるかもしれません。
 T技術顧問、もう少しだけご猶予を。


 しかし、こうして型の動作をいろいろな観点から見つめ、研究し、稽古するというのは面白いものですねえ。これまでにしたことのない経験でございました。ひとつひとつの動作をあれだけ細分化して考えるなんて発想は、今までの稽古のなかではありませんでしたから。
 もちろん、師匠には師匠のご存念があり、それにもとづいて稽古をしてきたわけですから、現状には不満などあるわけはないのですが、しかしねえ、あんな内容を見せられたらねえ、そりゃあァた、黙っていられやせんですよ、ハイ。
 今日のように稽古のなかで型の話が出るときまって、「T先生の型は凄いよ。師匠の型ともまた違って、凄い」とK先生が教えてくださるのです。
 いつか見たいなあ、T技術顧問の型……。


 さて、明日は体道稽古です。今週末は大学のなかでちょっとしたお祭りがあるため、金曜日の稽古はお休みです。
 南無南無。暑くならないことを祈って。
posted by 札幌支部 at 22:43 | Comment(1) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年06月12日

まだ六月ですが・・・。

 こんばんは、裏部長です。今日は六月十二日です。そう、まだ六月なのです。
 それなのにこの暑さはなんだぁー!?札幌の本日の最高気温は二十八度、道内でいちばん暑かったところではなんと三十三度!!国内では今日ここがもっとも暑かったそうです。
 まだ六月だというのに……先が思いやられます。

 高砂のT技術顧問、書き込みありがとう存じます。
 ご出題の二点につきましては、まだ他の黒帯連中ふたりが目録を師匠より受け取っておりませんので、もう少しお待ちください。わたくしが先にじぶんの答えを書き込んでもよいのですが、年配者が先に書くと後輩たちが書きにくくなる可能性もあるので、なかば後出しじゃんけんのようですが、しばらくご猶予をくださいませ。
 ただ思うに、「新生」の上段蹴りからの攻撃は、その最初の時点で相手の突きを掛受けでとり、それを引きながら行なっているわけで、また揚突き・裏拳打ち・金的打ちのそのすべての箇所で崩しが生まれていると考えれば、鉤突きをするころには相手の体勢は……と、そんなふうに漠然とではありますが、推測しております。ただそれは相手に対する攻撃として鉤突きを考えた場合であり、他の動作へつづくものとして捉えるならばまた違った内容となってくるでしょう。
 その一連の動作へ入る前の上段蹴りも、相手との間合がとても近いなかで放つため、おのずとその形も決まってくるのかな、と考えます。とりあえず、降段しないように熟考してみたいと思いますあせあせ(飛び散る汗)

 ついで、と云っては失礼ですが、「峰受」って何なのでしょう?というか、まずなんと読むのでしょう。はじめて見る言葉で、解説書を見ていても、ハテこんな受け方あったかな?と頸をひねってしまいました。明日、師匠へ訊いてもよかったのですが、忘れないうちにここへ書いておきます。
 
 そんな明日の稽古は、いつもとは違い、2006教室にて行ないます。二号館の地下はわたくしが在学していたころ、教室内でゴキブリを発見したこともある忌まわしき校舎で、あまり行きたくはありませんが、稽古のためです。歯を食いしばって馳せ参じますパンチ
 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 20:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年06月11日

 こんばんは、今日はなぜか声の調子がわるい裏部長です。風邪とかそういうことではないんですが、どういうわけか声の出が良くありません。
 嗚呼、哀しや!わが美声が……犬

 さて今夜は師匠不在ながら空手の稽古で、わたくしも久しぶりに参加することができました。ほかにはK先生と、あとは韓国人留学生のふたりのみでしたが、最後には師匠も顔を出してくだすったし、週のはじめとしてはスッキリするような二時間ちょっとの稽古でした。
 内容としては基本稽古ひと通り、手廻し。其場での追い突き一進一退&追い突き・逆突き&ワン・ツーなどをしてから移動稽古へ。
 移動では追い突き、逆突き、追い突き・逆突き、刻み突き、ワン・ツーを行ないました。
 約束組手はごくごく簡単に。わたくしとK先生が受けになって、留学生のふたりに中段を突かせます。女性のHさんが思いのほか強く突けていて少し驚きました。
 後半は型です。留学生のふたりは「四の型」を、こちらは先日教わった「征遠鎮」をはじめ、例の「新生」などをK先生と話し合いながら打ちました。
 わたくしはとにかく、新しい型の順番を完全に憶えたかったため、「征遠鎮」と「二十四歩」を繰り返して稽古しました。

 八時になったころ、師匠到着。話の流れで、蹴り上げるようにして放つ上段前蹴りのことを伺ったのですが、なんとこの場合、蹴る部位は上足底ではなく踵であるというのです。
 なぬっ!!??踵かいな!!!
 わたくしはずっと、こういった場合も上足底で蹴るものだと思い、後輩たちへもそう伝えておりましたが、訂正をしなければなりません。
 つまり説明の順序としては、1:相手の上段を前蹴りで蹴る場合、中段を蹴るときのように直線的に出してしまっては突きの軌道とほとんど変わらず、前手で簡単に捌かれてしまう。2:そのため、上段へ前蹴りを入れるためには、相手の腹や胸をすりあげるようなラインで蹴りあげる
 3:この際、当てるのは踵である。足の裏を相手へ見せるように蹴る。
 後輩のみんな、ごめんなさいもうやだ〜(悲しい顔)そのようにインプットし直しておいてください。


 水曜日は、何度も云っているとおり、1001教室ではなく2006教室で稽古を行ないます。二号館の地下でございます。お間違いのないように。
 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 22:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年06月10日

多少、時間はかかりますが。

 こんばんは、裏部長です。

 明日の稽古にはどうにか出られそうです。最近ほとんどと云ってよいほど月曜日の稽古には行けていないので、どうにかして参加したいと思っております。
 唐突ですが、金曜日に教わった新しい型「征遠鎮」は四股立ちの多いことがその特徴のひとつですが、こうして改めてその立ち方に気をつけて動いてみると、意外とその立ち位置が好い加減でなっていないことに愕然とします。ですから、この型をよい機会として、ちょっと四股立ちを真剣にやろうかと、今そんな風に考えております。
 なんでしたら明日、大学まで四股立ちで歩いてゆくかもしれません。K先生、多少時間はかかると思いますが、おそらく六時までには間に合うとおもうので、呆れずに待っていてください(オイオイあせあせ(飛び散る汗))。

 冗談はともかく、明日からはまた新たな一週間。今週は水曜日が2006教室で、金曜日の稽古は休みになります。門弟諸賢はくれぐれも間違いのないよう憶えておいてください。

 今日は早いですが、このへんで。
posted by 札幌支部 at 22:10 | Comment(1) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年06月09日

まるで生き物のよう

 こんばんは、朝からパソコンへ向かっていたために眼球疲労をおこしている裏部長ですバッド(下向き矢印)駄目ですねえ、どうも。朝っぱらからやるもんじゃありません、パソコンなんて。休日は休日らしく、のんびり寝坊でもしていればいいんです。
 あー、目が疲れる……。

 しかしまあ、あまりパソコンが得意ではないのに、裏部長どうして朝からそんなことをしていたか。
 それは、体道の技や空手の型をもう一度整理して復習するため、であったのです。
 昨夜の稽古で、どのくらい型というものが大切で、しかし、それでいてきちんと継続的に稽古をしていないと瞬く間に記憶のなかから消えてしまうということを改めて痛感しました。そこに来て、師範からいただいたある目録とそのなかのひとつ、「新生」という型の解説を読むにつれ、いよいよじっとしていられなくなって、休日だというのにガラにもないことをしてしまったのです。
 しかし、この行動は図らずもより一層の意慾をわたくし自身に与えてくれました。
 まず体道ですが、妙な狎れのためか、日本伝天心古流拳法に関してはそれほど失念がないものの、現在やっている浅山一伝流体術についてはどうもノート頼みで、各段階の技の順番やその名称などがきちんと記憶できておりませんでした。天心古流はおぼえているのにどうして浅山だけ?という疑問と、そこから、その段階を終えて目録をいただく以上、こんな状態ではいけない!やはり修了した技に関してはその名称と内容はもちろんのこと、何という段階の何本目の技なのか、というところまでを頭に入れておきたい。そのためにはそれ相応の憶えるという作業が必要であろう、という結論に達し、ちかぢかその具体的な方法を考える予定です。

 空手の型に関してはひとまず、これまでに教わったものをすべて書き出し、整理をする。忘れやすいところは改めて覚えなおし、昨日教わった「征遠鎮」は自宅でも復習をしておく、というところで当座は良いように思われますが、なにぶんにも昨夜いただいた「新生」に関する解説書の内容があまりに濃厚かつ複雑であったため、こりゃどこかで一度じっくりと、型だけに意識を集中させて稽古する期間が必要ではなかろうかと、そんなことも考えております。
 この、師範と高砂のT技術顧問のおふたりによって完成された解説書ならびに目録は、先代・藤谷昌利師範のご遺言ご遺命によって託されたもので、今回いただいた「新生」の解説にも、たとえばこのBlogでも読むことのできるT技術顧問の技術論が説かれておりますが、これが凄くてねえ、参っちゃいましたよ。ただの通過点のように稽古してきた「新生」という、あまりメジャーではないたったひとつの型にこれほどの内容があったとは、まさしく感嘆せざるを得ないといった印象です。

 この解説のなかで特に目をひかれたのは、その前の姿勢(立ち方)もしくは現在の姿勢(立ち方)が、その次の動作や立ち方を誘引するとか、動作とともに行なう呼吸のリズムがある動作をさせてくれない、とか、まるで自分のからだのあるパーツが動作すべてを支配しているかのような表現で、正直びっくりしてしまいました。今までこういった雰囲気の教えは受けたことがありませんでした。
 つまりすべては師範のお言葉である「技が力を生む」に繋がるのでしょうね。意識的にその動きをしようというのではなく、三戦立ちならば三戦立ちを型どおりにきちんとやって立つ、そこには足の締めや呼吸はいうまでもなく附随していますから、次の動作へうつる際はこれらのものの影響を受けたうえでの自然な展開とならざるを得ない。しかしその点、型というものはうまいこと出来上がっておりますから、各動作を正確におこなっていればいるだけ、理想的な動作の連続をなすことができるのです。
 こんな両師の解説を読んでいると、こりゃあね、少しでも空手の好きなひとは黙っちゃいられません。これをよい機会に、もう一度型の勉強をしなくては、と誰でも思います。
 わたくしもそのなかの一人であるということは、もはや云うまでもありません。明日以降もこの復習を続けなくては、と思っております。

 裏部長でした。

 
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2007年06月08日

型一色

 こんばんは、今週はめずらしく筋肉痛に襲われていない裏部長です手(チョキ)ま、あまり動いていないせいでもありましょうが、気候にあわせて躰も温まりやすくなっているのかもしれません。今日のさっぽろもよい陽気で、半袖でも大丈夫そうな季節となって参りました晴れ晴れ

 さて、今夜は空手の稽古でしたが、先のように師匠とK先生とわたくし、という御馴染みのメンバーで、内容としてもこれまた御馴染み。いわゆるフリー・タイムというやつで通常の流れの稽古は行ないませんでした。
 ただ今日は師匠到着前からK先生が型の復習をされていたため、それへ乗っかって、型一色の二時間を過ごすことになったのです。
 平安二段からあらためて打ってみると、ところどころ記憶の飛んでいる箇所が出てきて、アレ?ここは猫足だっけ?、とか、ここの終わりはどっちの足引くんだっけ?、とか、わたくしもK先生も型の途中にいきなり挙動不審になるひと幕が何回もございました。上へ進めば進むほど、型をきちんとやっておかなければ、その内容やそこから得られるエッセンスはあっという間に忘却の彼方へ消え去ってしまうということを痛感せざるを得ません。

 その最中に師匠の資料を見せていただきましたが、そこにはなんと四十九個の型が記されており、またそこには載っていないが存在するという型もふたつほどあるらしいので、空心館では(師範によって)合計五十一個の型を指導することができるそうです。これはたいへんな数です。
 師匠はこのうち三十個ほどしかまだ教わっていないということでしたが、それでも膨大な量です。よくそれで憶えていられると思います。

 最後に、二段の型のひとつ「征遠鎮」(セイエンチン)を教わりました。これもまた面白い型でして、頭へ入れるのに苦心しましたが、どんどんと多くの動作を学ぶことができて、きつくも興味ぶかい稽古でございました。

 稽古の最初、師匠からあるモノを渡されましたが、見てみてびっくり。そのモノの外形はふだん体道のほうでいただく目録とまったく同じであったため、エッ、こんな時期に目録!?とふしぎに思ったのですが、中を見てみて驚きました。それは体道ではなく、空手のほうの○○という人の流れをくも○○派の○○手の型の目録でして……とまあこんな表記ではまったくわからないでしょうが、まだ師範や師匠にその許可を得ていないため、○の部分は明かせません。ただ空手に関するものであることには間違いありません。
 

 型一色という稽古もなかなか面白いものですが、真剣にやろうとすると結構しんどいものです。昔の空手家はこんな修行を何年も続けていたのですね。
 空手らしい一夜でございました。

 最後に。札幌支部に朗報!!!今年の八月、奈良のM田先輩がこちらへ来られるかもしれません!!
 乞うご期待!!!!
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2007年06月07日

我ガ躰ノ意ハ、呑込ノ為ニアリ

 こんばんは、裏部長です。今日もすっきりしない天気でしたね〜。気温そのものはたいして高くないのですが、湿度があるせいか、なんとも不快で、暑いんだか涼しいんだかよくわからない一日でした。

 さて、本日は体道稽古の日です。参加者は当破君、M先生、韓国人留学生のHさん。師匠とK先生がいらっしゃったことは云うまでもありません。
 今日もこれまで通り、ひとまず当破君らが日本伝天心古流拳法居取之位を教わるあいだ、われわれは浅山一伝流体術奥伝之位十二本を復習。しかしこの、K先生とおこなう復習もすでに数回を経ているため、思いのほか早くに最後までいってしまいます。
 ですから、残りの時間は空手です。師匠をふくめた四名の、体道を稽古しているその横で、昨日教わった追い突きを。そこから、相手の崩れやすい点(両足の点とむすんで三角形になるところ→合気道では“隅”と称していた)を意識してその突きを捌く技へと移行して、最終的にはふつうの約束組手へ変化してゆきましたが、今日はここでとても大きな収穫を得たのです。

 現時点ではあまり意識していなかったのですが、わたくしは自然と、前手をながく伸ばして懐を深くした形で構えているらしく、この構えから相手の突きを捌く場合、やはりその深さを利用しない手はありません。しかし、相手の突進力が大きければ大きいほど、どうしても上手いこと内受けができず、後ろへさがったり、トリッキーな動きをして撹乱したりト、ノーマルではない動きで誤魔化してしまうのです。
 しかし、よくよく憶いだしてみれば、師匠や師範から学んできた受け方、つまり「相手の動き(躰そのもの)を呑みこむように」はわたくしの最初のテーマであり、突かせてあげること、というのも忘れてはならない一点でございました。また膝まわりの柔らかさをつかった捻転の動きもここへ活かすことができるらしいので、少なくともこの三点は決して諦めることなく、当座は取り組んでゆきたいと思います。

 具体的にいえば、懐をふかく構え、相手にきちんと突かせておきながら、例の膝まわりの柔らかさを利用した捻転を活かしつつ躰をひらき、相手にはそのまま突き抜けていってもらうようにする、これですね。これを、ある程度の迫力の突きに対しても行なわなければなりません。
 最近は高度な話がぽんぽんといくつも出てきたため若干迷いぎみですが、そのなかにあっても自分の取り組むべき課題は見失わずにゆきたいものです。

 明日は空手の稽古です。
posted by 札幌支部 at 22:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年06月06日

父さん、降参!!

 こんばんは、湿気にやられている裏部長です。本州のほうの梅雨ほどではありませんが、本日のさっぽろは多湿ですふらふら夜には雷、そして今はもう雨になっています。本日から開催の「YOSAKOIソーラン祭り」もたいへんでしょうね。

 さて今夜は空手の稽古。ただ、またも参加者がわたくしとK先生と師匠のみであったため、恒例の「フリー・タイム」ということになったのですが、これが何ともはや……。
 最初はたあいもない話だったのです。八月は師匠たちが多忙につきほとんど一ト月まるまるいないため、この期間をどうしようか、とか、そういえばA君っていま三年生だよね?とか、座頭市の殺陣はどうなのか、とか、武術や世間の話をいったりきたりして時間をつぶしていたわけです。
 そのうちK先生はK先生でご自身の課題である、抜くことによる前進(追い突き)を淡淡と稽古しはじめたわけですが、師匠がそこへ目をつけてアドヴァイス。これがなんとも深い、深〜い話になってしまったのです。

 つまりですね、これ簡単に云ってしまうと、立っている状態(自然立ち)から膝をぬく(落ちる感覚)ようにして躰を前へと進めることで、これを単体で稽古するにはどうしたらよいか、それへ突き(追い突き)を加えるには何に注意すればよいか、通常の構えからこの原理で足を出すにはどうしたらよいか、などなどを順序だてて稽古しただけであり、最終的には、その出方は初動を速める、いやもとい、初動を消してしまうことになるから、突きが入りやすくなる、というところへ着地したわけです。
 なぜ決まりやすくなるかといえば、こちらの動作に切れ目というか、スパッ!バシッ!というようなタイミングが無くなるためで、受けるほうとしては、ヌメェ〜と入ってこられるので大変いやなものなのです。しかも、ヌメェ〜と入ってきてズドォーンと突きこまれるわけですから、もろに喰らってはとても危険。凄まじい話なのです。
 われわれが黒帯にいたるまでにやり続けてきた、腰を切って突きそして引く、スパッ!バシッ!というような突きは、往往にして引くことにより前進する力をバックさせて止めているというのですね。だから、いくら馴れているとはいえ、今日やったような、ヌメェ〜という動きのなかでこのスパッ!バシッ!をやるとそこで動きは止まってしまうわけです。
 このふたつは質的にちがう動き方であるため、そこはやはり突きそのものの雰囲気も変えざるを得ません。ひとつの変化というやつです。

 なお、このヌメェ〜の追い突きでは、相手の後方一メートルほどまでを突きの間合として捉え、相手の立っている位置でその前進力が止まらぬように動く、というのも大きなポイントであります。また同じヌメェ〜の動きのなかでも、そのままズドォーンと突くものと、鞭のように使ってピシィーンと打つように突くふたつのヴァージョンがあるそうです。

 このヌメェ〜の突きは、いわば、構えた状態から一度沈み、そしてもう一度浮き上がってくるため、放物線の逆のような形をなぞるわけですが、これを攻撃に応用することもできるそうで、師匠にそれを実践していただきましたが、喰らってみるとアラびっくり!今までにこんな技は見たことも聞いたこともないでごわす、と、急ごしらえの薩摩弁になってしまうほどの物凄さでした。つまり、アップ・ダウンやこちらの軸へのまとわりつき方だけで崩す技でありますが、あんな動きがあったとは……と、衝撃を受けるほどの体験でございました。

 後半はS呂君も参加して、これらの技の復習。来たばかりでいきなりヌメェ〜をやらされたS呂君はすこし戸惑い気味でしたが、当のK先生はすっかり目標を見つけられたようで、嬉嬉とした表情でいらっしゃいました。今日やったような動きが理想なのだそうです。
 わたくしもねえ、今日みたいな師匠の動き見せられたらねえ、そりゃねえ、真似せざるを得なくなってしまうのよねえ。そうよねえ、そりゃやらずにはいられないわよねえ(って、誰だお前)。

 とにかく今夜の稽古内容は濃すぎです。降参!今度、憶いだしたときにまた書きます。

 明日は体道稽古です。
posted by 札幌支部 at 22:59 | Comment(1) | TrackBack(0) | 裏部長の日記