2007年10月04日

正坐

 こんばんは、裏部長です。

 きょうの札幌はへんな天気だったなあ。午前中は晴れてたんですけどね、午後になって少しづつ曇ってきて、あれは二時ころだったか、あたりが真っ白になるくらいの大雨となりました。遠くからは雷の音が聞こえてくるし、それでいて夕方になるとパタッと止んでまた眩しいくらいの太陽を覗かせる、なんて.....へんな天気でした。

 わたくしにとって二週間ぶりの体道稽古は、そんな塩梅でどうにか晴れたころに行なわれました。
 参加者は、数箇月ぶりの当破君、師匠、そしてこちらも久しぶりK先生のみでしたが、再会にみちた稽古だったので、会話も弾み、たのしい一夜となりました。
 稽古の内容としては、当破君が日本伝天心古流拳法居取之位十二本をK先生とともに復習しているあいだ、わたくしは師匠と、浅山一伝流体術奥伝之位(居取)を稽古しました。こちらは八本しかないものの、そのいづれもがむつかしい技で、自筆のノートを確認しながらの復習となりましたが、ひと通りやることができて、すっきりとした気分でございます。
 最近わたくしは正坐がしづらいような気がしていて、坐るとどうも足の甲が痛むんですね。だから今日も、もしかすると出来ないかな?と不安であったのですが、少しづつ馴らしてゆけばなんてことはない、稽古開始十分後くらいにはもう通常どおりに坐ることができておりました。

 各人、復習が終わると今度は当破君の次のステップ、初伝上段之位から一本目、そして二本目をやります。わたくしは専ら見学役で、K先生ならびに師匠による指導のもと、彼も熱心に稽古をしておりました。
 そんなこんなで稽古終了。午後八時。なんだか久しぶりに「体道をやったなあ」という気持でいっぱいでした。


 昨日はながながと書いてしまったので、今夜はひとまず報告のみということで。
 裏部長でした。
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2007年10月03日

前手はセンサー

 こんばんは、湿布のにおいも新しい裏部長です。
 最近の湿布というやつは、もしかするとわたくしの使っているものだけかもしれませんが、妙にこの、粘着性が従来のものよりも増しておりましてね、それはもう凄い貼りつきようです。包帯だとかネットだとかが不要なくらいビチッと貼りついて、ちょっとやそっとのことでは離れてくれません。
 わたくしのように夜、寝ているあいだに湿布を貼るような人間にしてみれば、これくらいくっついてくれるとね、朝起きたらすっかり剥がれて湿布が顔の横に合った、なんてことはなくなるので、これはこれでとても重宝しているのですが、いざ剥がす段になるとこれが厄介なんです。だって、すんごい粘着性なんですから。スゥーと剥がしたところで、その破片が皮膚に残ります。この処理にまた時間を取られるわけです。
 そんな手間からも早く解放されるように、突き指の治療に努めなければなりませんね。


 昨夜のBlogで書いた話ですが、わたくしが現在とりくんでいる「受け」のほうの課題は、前手をつかった受けの動作です。
 ヘッ?と思われる方も多いでしょうが、そんな何の変哲もない、むしろ初心者的すぎる動作でわたくしはいま悩んでいるのです。
 もちろん初歩のころに取り組んでいた動作とはレヴェルが違いますよ(自分で云うのもなんですが)。こちらは、受けの動作を前手の動きから始めるというものなのです。

 わたくしはこれまで、受けに関しては「極力ぶつからないように」ということをテーマに稽古してきました。相手と衝突せず、相手の勢いを止めず、突きなら突かせ、蹴りなら蹴らせ、相手にじゅうぶん力を発揮してもらいながらその線を外し、こちらが有利な立ち位置へ.....というのが今まで取り組んでいた「受け」のほうの目標で、ある程度はそれが出来るようになったとも思っておりました。ふだんの稽古ではさほどの問題もなく、それでもって受けを取ることができていました。
 しかしここ数箇月のあいだに状況は一変。師匠、K先生、そして八月に来てくだすったM田先輩との約束組手を通して、今までどおりの受け方では捌ききれない突きを目の当たりにしたのです。

 ほとんどの場合、師匠らの拳が当たるのは、わたくしの左胸でした。こちらの躰そのものは受けの動作をしており、其場にずっと突っ立っているわけではないため、ここに当たってしまうのはわたくしの上半身の動かし幅が少ないせいか、もしくは癖となっている猫背のせいかト、いろいろ考えてみ、そしてそれらの点を気にしながら動いてもみましたが、それでも結局改善されず、わたくしは悶悶とした心境のままM田先輩との特別稽古を迎えたのです。

 ヒントを得たのはその特別稽古の二日目。与えてくれたのは師匠でした。
 
 簡単に云ってしまうと、これまではとにかく相手と衝突しないことを念頭におき、相手に突かせ、その躰を呑みこんでしまうイメージで動いていたため、躰(上半身)の動作としては、横へ動きつつも開くようなところが大きかった。相手が突っ込んでくるその軌道を邪魔せぬように胸をひらき、懐に包みこんでしまうがごとくに動いていたのです。
 このときに、知らず知らずのうちに前手も外へ動いておりました。開こうとする上半身の影響が、末端たる腕の位置までもずらしていたのです。
 前手が外へずれれば、それによりカヴァしてあるところの左胸がガラ空きになることは云うまでもありません。高段者たちはそこをきちんと見つけて突きを入れてきていたのです。

 これを改善するには、もう一度「受け」の基本にもどって、相手の突きを前手で感じ、勢いに押されてその腕を捻る、というところから始めなければいけません。前手をセンサーのように使い、相手の突きの勢いをその小手部分で感じ、なおかつその衝撃により腕を捻り、この捻りに影響される形で胴体全体を「受け」の動作へ導いてゆく
 この、すべてを前手からはじめる「受け」ができれば、相手の突きを避けよう捌こう、という焦りがなくなるような気がします。何故といって、「受け」の動作を始めるには相手の突きに触れなければならないのですから、こちらが出来ることといえば、なるべくジッとして構え、その位置のままで相手の攻撃をギリギリまで待ち構えることくらいです。へんに動いては違った方角から異なった攻撃を喰らってしまいます。

 ただ。
 文章で書くのは容易くても、実行するのはかーなーり大変で、昨夜の稽古での悪戦苦闘ぶりはその実証例でもあります。この受け方はなかなかの難物です。
 でもきっと、ここから何かが変わってゆくんだと思うのです。これまでに考え、実践してきた動作の雰囲気がガラッと変わるときが、今まさに訪れようとしているのです。
 利き腕でないからといって、左手も馬鹿にはできません。


 えー、明日は体道稽古です。先週は行けませんでしたからね、今週こそは参加したいと思います。
 裏部長でした。
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2007年10月02日

苦痛、再び!!

CAGTC9WV.jpg

 こんばんは、裏部長です。最近はどうも物騒というか痛痛しいというか、見ていて不愉快になるニュースばかりですな。外国では邦人ジャーナリストが殺され、国内でも、やれバットで撲っただのビール瓶で額を割っただの、聞いていても見ていても、どちらにしても快くない話ばかりで、少し雰囲気の違ったコーナーが出てくると、沢尻エリカの不機嫌のワケって.....正直いって、どうでもいいです、あのひとは爆弾

 さて、さっそく愚痴から始まった本日のBlog。久しぶりに画像を載っけてみましたが、何だかわかりますかね。
 これはわたくしの手です。一風変わった肌色の山脈ではありません。右手の、そうですね、ちょうど人差し指のつけ根のあたりですかね.....そうです。あの突き指をした箇所です。すっかり治りかけて拳まで握れるようになったこの箇所が、今はこうしてぷっくりと腫れているのです。
 苦痛、再びexclamation×2でございます。


 きょうは冒頭、師匠がお仕事のために遅刻をされるということだったので、わたくしと韓国人留学生のT君とHさん、このいつもの三人で先に稽古を始めておきました。
 基本をひと通りやり、手廻しをし、移動稽古へ入ったところで師匠到着。そのままわたくしの先導で追い突き、逆突き、追い突き・逆突きをやりました。
 ここからは師匠による指導でございます。
 まずはエンピ六方。これをやっている間に今度はS呂君も来たので、動かしていなかった机もすべて片づけて教室を広くし、そこからは其場でのさまざまな動き。T君とHさん、わたくしとS呂君でもって向かい合い、膝まわりを柔らかくつかう稽古もしました。

 後半は約束組手からです。わたくしはそのまま、S呂君と向かい合いました。
 八月のM田先輩との稽古で得た教訓やアイディアなどを総動員しての受け。ただ、イメージだけは明確にできていたものの、実際に動いてみると若干合わず、受けに関してはまだまだ課題が残りそうです。
 その反動でしょうか、こちらから突くときはもうハッスルexclamationハッスルexclamationといった感じで、途中参加でまだカラダの温まっていない後輩をいたぶるかのように暴れまわりました。S呂君、ごめんなさいもうやだ〜(悲しい顔)
 それらはすべて、M田先輩から“盗んだ”動きです。こちらは受けとは違い、イメージどおりに動くことができました(このあたりのことは後日改めて書きます)。
 ただあまりにも自分のイメージ通りに動けてしまったがために、追い突きの動作が変わることによって突きの軌道そのものが変化していることに気づかなかったのですね。まあ、これは稽古後に師匠から云われてそう気づいたことですが、追い突きの全体的な動作に変化を与えると、自然に突き単体の動きが変わってきて、今まで突いていた場所から少しズレるらしいのです。
 その結果、わたくしの右拳とS呂君の右二の腕が衝突してしまい、すっかり突き指再始動です。なんとも哀しい限りですがく〜(落胆した顔)

 とはいえ、久しぶりの約束組手で、わたくし個人としてはいろいろと収穫のあった稽古だったと思います。空手をやっているんですもの、突き指くらいへっちゃらにならないとわーい(嬉しい顔)

 最後は型です。わたくしはS呂君とともに「二十四歩」を確認して終了しました。


 今週の空手の稽古はきょうで最後です(金曜日から学校祭が始まるため)。
 次回は木曜日。体道稽古でお会いしましょう!
 そのときまでに指の治っていることを願って.....パンチ
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2007年10月01日

鐚一文

 きょうのタイトルはいまやっているフジテレビの番組で出てきた漢字の問題です。これで「びたいちもん」と読みます。

 お前なんかにゃ鐚一文、払わねえよ!!

 というときに使います。


 こんばんは、裏部長です。ハイ、そうです。今夜も稽古へ出られませんでした。口惜しいやら、情けないやら.....もうやだ〜(悲しい顔)

 何度となく云っている言葉ですが、明日こそ、参加します!絶対.....だと思います。

 ちなみに「菫」はスミレと読みます(同じ番組より)。


 きょうは早めに失礼します。
 裏部長でした。
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2007年09月30日

いまTVで・・・

 こんばんは、髪の毛もサッパリとした裏部長ですわーい(嬉しい顔)寒い、さむ〜い冬に向けてわたくしの髪型はちと心細いですが、でもね、武術を志す者、やっぱり長い髪より短い髪。これは常識みたいなもんですから.....といって、別に髪の長いひとを批難してるわけじゃありませんよ。S呂君、安心してください手(チョキ)

 さて、いま、日本テレビ系列で「世界の果てまでイッテQ」という番組がSP版で放送されていて、その中の一発目の企画で“日本の相撲とモンゴル相撲、どっちが強いか!?”というのをやっておりますけども、こういうのは見ていて少し心苦しいですね。もちろん参加している子供たちに罪はないし、彼らは彼らで真剣なる想いでもって勝負をしているわけですから、実力のかぎり闘ってくれればそれでいいんですけども、なんかね、番組の面白半分の企画に、日頃から汗水ながして修行をしている人たちの技とか成果みたいなものを利用されているような気がしてね、なんだかどうも厭ですな。この番組では以前にも空手と少林寺、空手とムエタイなど、何度も同様の企画をやっておりますが、実際に武術を稽古している人間からするとちと悲しいですな。なんだか、すべてが表面的なところで図られているようで.....もうやだ〜(悲しい顔)

 あっ、日本勢、二勝一敗だったようです。

 
 気づかぬ間に、明日からもう十月です。今年も残すところもう三箇月しかありません。
 瞬く間に過ぎてゆく時間の波に流されぬよう、毎日毎日をじゅうぶんに生きてゆきましょう!
 ま、今日はこんなところで。
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2007年09月29日

カメムシ失踪

 こんばんは、裏部長です。

 本州のほうではまだまだ秋とは云えない毎日だそうですが、こちらはすっかり肌寒いです。夜なんか長袖だけでは外歩けません。いよいよ北国の本領発揮といったところでしょうか。

 そんな気候であるにも関わらず、我が家ではちょっとした珍騒動が持ち上がっております。
 というのも昨日、窓際である一匹のカメムシらしき昆虫を発見したのです。わたくしは大がつくほどの虫嫌い、家族もべつに無類の昆虫好きというわけではなく、なんといってもカメムシらしき虫ですから、そんなのが家のなかにいると思うとやっぱり薄気味悪いと見えまして、しきりと退治しよう退治しようとしているのですが、これがとんと姿を見せなくなってしまったのです。
 発見したのは夕方でした。しかし、わたくしが稽古から帰宅すると、もうどこかへ行ってしまっていたというわけです。
 まさか窓の隙間からじぶんで逃げ帰ったわけじゃないだろうし、そうかといってウチの家人のなかに単身、昆虫と一戦まじえるような勇敢な人間はおりませんので、やっぱりどうも不可解なのです。

 カメムシよ。べつに愛着はないが、どこ行っちゃったの?

 連絡待ってます。
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2007年09月28日

夢の迷い道で

 こんばんは。髪が伸びてきた裏部長です。明日あたり切りにゆかなくては美容院

 さて、今夜は空手の稽古でしたが、師匠は不在です。というのも本日は札幌大学内で「北方文化フォーラム」というのが開催されておりまして、師匠はそちらへお出になっているため、どうしても参加することができなかったのです。
 六時にわたくしが教室へ行ってみますと、来ていたのはS呂君のみ。きょうは、あの韓国人留学生のT君が来るということだったので、それならば待ってみようと、十分待ち、二十分待ち.....気づけばもう八時だったという、なんとも不可解な二時間でございました目

 もちろん先に始めておいても良かったのです。現に机や椅子も片づけて、胴着にも着替えていたのですから、基本くらいはやっておいても良かったものの、いかんせん初心者のT君が来るかもしれないという頭がありますから、どうしても待たざるを得ない。うんうんふらふら
 彼は通常、金曜日の稽古へはほとんど来ません。きっと何か用事があるのでしょう。空手は月曜と火曜のみの参加でした。
 それが、なんでも火曜日の稽古終了後の話では、今週は木曜日がだめで金曜日があいているから、そちらへ参加する、ということだったのです。
 来るのであれば、やはり基本からやらせてあげたい。そんな先輩心をじゅうぶんに発揮してみたところ、結局来ず。その間こちらはすっかり夢への展望を話し合うことに熱中してしまい、気づいたらもう八時.....ということになっていたのですなあわーい(嬉しい顔)

 ま、そんな云い訳じみたことは抜きにして、きょうはそんな語り合いの日でした。わたくしなんぞはすっかり迷路のなかへ入り込んで久しいですが、S呂君は今がまさにその時なのです。夢の迷い道で苦しんでいる最中なのです。
 そんな話をして時間を使ったのですから、これはあながち無駄ではなかったのではないでしょうか。

 追伸
 きょうの札幌は寒かった。わたくしが稽古へ向かうときには十三度しかありませんでした。
 薄手の長袖だけでは死んでしまいます。
 季節の変貌は恐ろしい.....雪
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2007年09月27日

どうもすいやせん

 こんばんは、裏部長です。

 きょうは体道稽古.....なのですが、裏部長、ちょっとした用事で出られず、まさに断腸の想いで欠席をいたしました。おそらく1001教室ではきょうも、師匠を筆頭に、汗で汗を洗うがごとく激しい投げあいが行なわれていることでしょう。

 そんな本日の稽古報告は誰か、きょうの稽古に参加した方にお任せして、わたくしは鳴りを潜めておきたいと思います。

 ちなみに。

 明日も稽古はございます。明日は空手です。明日はわたくしも出ます。
 その予定です。
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2007年09月26日

脱・猫背!!

 えー、裏部長でございます。

 気づけばもう九月も終わりですねやや欠け月時間が経つのはほんとに早い。驚くべきことですな。このままでは何もせずに、時間が経過するのに流されて一年を終えてしまいそうですもうやだ〜(悲しい顔)

 そこで、わたくしも怠惰な生活のなかで「これを達成させてみよう!」とひとつの目標を立てました。

 それは、猫背を治す!!、ということです猫猫


 八月にM田先輩が来られて、二日間の特別稽古を実施いたしましたが、このときに先輩の躰つきを見てつくづく「ああ、姿勢がいいなあ」と感じ入ってしまったのです。
 特に二日目の冒頭。胴着を脱いで上半身裸の状態でそれを窓ガラスに映していろいろなことを解説されていた先輩のその背中のラインですね、これがやっぱり良いんです。耳のラインがすっと背中を通って足まで落ちている。ああ、きちんと武術を修行しているひとはこういう姿勢になるんだなあ、と感心したすぐあとに自分の裸体を見て、わたくしは愕然としてしまったのですねバッド(下向き矢印)
 もとから猫背でありましたので、そのぶんの認識は差し引いたとしてもあの躰つきは無様でした。どうしてこうも違うのかなあと真剣に落ち込みました。

 あの八月の日から一箇月。わたくしは来る日も来る日もおのれの姿勢について気をつけながら毎日を送っております。自宅での自主稽古の内容がすこし変わったせいで胸板の厚さが減ってきておりますので、その矯正ぶりはさらに見やすくなっております。
 真っ直ぐ立つために、やはり猫背はいけません。まだまだ意識して上での姿勢ですが、どうにかこの状態をキープし、自分のからだに沁みこませて、すらっとした大人になりたいと思います手(チョキ)手(チョキ)

 脱・猫背宣言でしたグッド(上向き矢印)
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2007年09月25日

いや〜な予感、の結末

 こんばんは、裏部長です。

 昨夜は季節はずれの怪談話よろしくちょっと怖がってみましたが、基本的には、単に時計の電池が切れたってだけの話ですから、よ〜く考えるまでもなく、どうでもいいことだったんですけども、こういう予感というのは当たるもんなんですねえ。びっくりしちゃいました。

 というのも今日の札幌の天気がとんでもないことになったのです。
 あれは言葉で書くと「雷雨」ってことになるのかな。とにかく凄い。朝から雷ビカビカ雨ザァザァで、もうたいへんな有様でした。師匠も「今朝、大学内でほんとに雷が落ちたんじゃないかってほどの音が聞こえた」っておっしゃっておりましたが、さもありましょう。本当にすごい天気でした。

 そんな悪天候極まりない中での本日の稽古。空模様がぐずつくと参加人数が減る、という札幌支部の慣習はいまだ廃っていなかったようで、来たのは熱心なる韓国人留学生のT君とHさんのみでした。
 師匠も遅れていたため、わたくしの先導により、軽めではありましたが基本稽古をひと通りやり、移動稽古では追い突き、逆突き、追い突き・逆突き以外にもいろいろと動いて、そして後半は型に終始しました。

 彼らふたりはいま「平安初段」をやっているため、この復習をしたわけですが、なにせ一箇月ぶりくらいの稽古でしたので、ところどころ忘れてしまっている箇所があり、それを取りもどすので今日は終わってしまいましたね。
 ふたりが型を憶いだしている頃に師匠到着。ほとんど残り時間がないというのにわざわざ着替えてくだすって、「平安初段」の技について解説をしていただきました。
 八時過ぎ、終了。雨はあがっておりました。

 そろそろ気温も下がりはじめ、そしてあっという間もなく冬がやって参りますが、札幌支部における冬の稽古というのは、寒さの前に暑さが懸念される特殊なもので、教室内のあのいまわしき暖房との闘いになります。もう授業はやっていないんだから切ってくれてもいいようなものの、いつまで経ってもボワァと立ち昇っている熱気に大汗をかきながらの稽古になるのです。むしろ夏よりダイエットには向いているかもしれません。
 そんな外気温との温度差に負けないよう、じゅうぶん体調には気をつけつつ日日の修行につとめたいと思います。

 裏部長でした。
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2007年09月24日

いや〜な予感

 こんばんは。すっかり涼しいですね〜わーい(嬉しい顔)いま札幌は二十度ありませんよ〜〜手(チョキ)

 あのね、ここだけの話だけどね、どうもね、いや〜な気がしてならないのですよ。別に監視されてるわけでも、物好きな女性にストーキングされているわけでもないんですが、どうもいや〜な予感がしてならないのです。

 と云いますのも、ある物がここ数日、わたくしの周辺で次次と、まるで申し合わせたかのように故障してしまったのです。

 みなさんは腕時計ってつけてます?裏部長は昔からわりとこの腕時計というやつが好きでして、年代に合わせていろいろなものをつけてきたのですが、現在はデジタルとアナログの両方を、服装や気候にあわせて使いわけているのです。
 そのね、愛用の腕時計がね、ここ数日にね、なんと二つとも故障してしまったのです。

 ま、実を云ってしまえば故障でなくて電池切れだったのですが、しかしねえ、同時期に二つともがいっしょになって電池切れになるってことないでしょう。確率にするとどれくらいになるのかよくわかりませんけども、結構なもんですよ、たぶん。いま使っている腕時計ふたつがふたつとも同時に電池切れになって無情な表面をこちらへ向けているのですから、こいつはなんとも悲しいものです。
 ま、今日のうちに時計屋へ持っていってふたつとも復活させて来ましたけどね。なーんか厭な気がするじゃあーりませんか。

 明日は空手の稽古です。大きな怪我がないよう、慎重に慎重をかさねてみようと思います。

 くわばら、くわばらモバQ
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2007年09月23日

夏の置き土産

 こんばんは、裏部長です。

 金曜日の暑さが嘘のように、きょうは涼しい一日でした。夜になると風が冷たいくらいでね、ああもう長袖だねえ、なんてことを会話にするのがなんとなく嬉しい限りです。

 ただ。涼しくなったのはいいんですが、そのせいかどうか、裏部長の腹の調子がどうもよくないのですふらふらべつに寝ているときに腹を冷やしているわけでもなく、日中薄着をしているわけでもないのに、どういうわけか胃腸の調子がよくないのです。
 せっかくの連休だというのに哀しい話です。こんな日はおとなしくして、早めに寝てしまうに限ります。


 そういうわけで、おやすみなさい(早っ!)
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2007年09月22日

Are you happy?

                CALS47DH.jpg

 こんばんは、久しぶりの稽古ですっかり躰の重い裏部長ですふらふら日頃怠けているそのツケですな。もっと精進しなくては。

 きょうはお彼岸ということで、両親とともにお寺へ行って参りました。母方の祖父のお寺で、宗旨は曹洞宗なんですけど、このお寺の入口にある一体の仏像(?)が置かれているのです。

 そうです。それが本日のトップ画に写ってある仏像です。これが置かれているがために、わたくしはこのお寺へ来るたびに、いつもいつも優しい心持になって帰ることができるのです。

 ネ。見るからに幸せそうでしょう?あの微笑とすこしだけ傾けたまん丸の頭。きょうは晴れておりましたけども、雨の日だって雪の日だってある北海道にあって、常に風雪に耐えながら続けているこの笑顔に、わたくしは何度もこころを洗われているのです。

 この人のように笑えるような、そんな幸せを得たいものですねえわーい(嬉しい顔)


 
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2007年09月21日

汗も滴る熱い夜

 こんばんは、裏部長です。

 本州ではいまだに残暑だ残暑だと騒いでおりまして、こちら北国といたしましては「たいへんだなあ」くらいにしか思っていなかったところ、「じゃあお前たちも味わってみるか」と急に神様がお怒りになったようで、きょうの札幌の最高気温、三十一度.....

 死んでしまいます。

 いいんですよ、残暑は残暑で。暑さ寒さも彼岸までと申しますから、暑くすることに反対ではないんです。おなじ日本列島のなかでここ北海道だけがその苦しみを免除されているというのも、なんとなく恥ずかしい気がしますからね、いいんです、べつに九月になって真夏日を与えられても。
 ただ、いきなりはやめてもらいたい。暑くするんなら暑くするで、少なくとも二三日前からじょじょに気温を上げていっていただきたい。せっかく二十度前後の気温で、「ああ、そろそろ秋だなあ」なんて落ち着いていたところにいきなりこんな高気温を出されてごらんなさい、ハトだったら豆鉄砲を喰らったような顔をしますよ、きっと。
 そこで寝転がってTVを見てる神様、あんたのことですよ!すこしは人間界のことを考えてくださいな。こんな気候のなかでも健気に稽古をしている若者たちがいるんですから。

 というわけできょうは、不意の蒸し暑さのなかの空手の稽古でした。参加者はS呂君のみ。

 基本はひと通りやって、手廻しもやって、移動もそれほど多くはなかったものの追い突きから逆突きから追い突き・逆突きからと最低限のところをカヴァして、そしてラストは型をやったんですけども、なにしろ空手の稽古としては、八月のM田先輩との稽古から数えれば一箇月ぶり、札幌支部の通常の稽古から数えればそれ以上のブランクがあるわけで、そこに来てこの温気。雨が降っているせいで窓はおおきく開けられないし、そもそもの段階ですでに湿度は高いしというのでたいへんな蒸し暑さでした。量としては特に多くやったわけではないものの、三人が三人とも大量の汗をたらしながらの稽古となったわけです。

 型は「二十四歩」です。この型を習いはじめているS呂君を中心に、きょうはひとまず工程をもう一度確認して流れをあたまへ入れることだけに集中しました。
 途中、師匠のもとへ生徒が訪れたため、わたくしどもだけでの型稽古となりましたが、例によって湿度にやられた裏部長。すっかり怠けてしまって、メインたるS呂君にばかり動いてもらいました。「ちゃんと動けてるか見といてやるよ」なんか云ってね、すっかり先輩風を吹かしちゃったわけです(文句を云わずに従ってくれたS呂君に感謝わーい(嬉しい顔))。

 八時、終了。外はいまも雨です。

 きょうの稽古で痛感したことは、やっぱり自主稽古だけじゃ駄目だなあ、ってことです。実際に道場で(まあ、ウチは教室ですけども)、師匠や同門のみんなと汗をかきながら躰を動かさないといけませんね。体力としてもそうですが、誰かに見られているということも重要なような気がいたします。家ではすべてをじぶんで判断しなくてはなりませんからね。

 来週は火曜日、木曜日、金曜日のみです。きょうみたいな気温にならないことだけを願っておきましょう。
 裏部長でした。
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2007年09月20日

抜けない膝

                CAC58X87.jpg

 こんばんは。そういえばまだ完治はしてないものの大分つき指の治ってきた裏部長です。今はもう軽く拳が握れます。

 今夜は、札幌支部としましては約一箇月ぶりの稽古でした。体道稽古ということで考えると、きっとそれ以上でしょうね。久しぶりの体道でございました。
 参加者は狗っちと札幌大学のM先生のみ。師匠を含めましてもたった四人の稽古でしたが、うちの体道稽古はいつもこんな感じなので、まあ動かす机の数も少なくていいし、稽古再開にはもってこいの状況だったと思います。

 M先生は日本伝天心古流拳法居取之位を復習したいところでしたが、いつも体道のときに使っているブルーのマットが、不在であるK先生の研究室内にあるため使用できず、コンクリートの床ではあまり長く坐り技をしていられないということで、きょうはその位の技をやらず、次の段階である初伝上段之位をさきへ進めました。
 一方、狗っちは同流の初伝中段之位を。たった二本しかできませんでしたが、なにしろ久方ぶりの稽古でしたからね。それだけでも十分だったのではないでしょうか。

 わたくし裏部長は、と申しますと、浅山一伝流体術の奥伝、居取之位のラスト二本を教わりました。こちらは床がコンクリートだ、などと文句は云っていられません。足の甲を赤くしながらどうにか教わりましたが、この最後の位、そのいちばん最後に控えている技が厄介だったのです。

 居取之位、というくらいですから、ここではすべて坐った状態から技を始めるわけですが、このラストの技以外にも、正座した状態から後方へ引き倒されるというシチュエイションが何度が出てきます。足を畳んだ状態で後ろへ倒されるのですから、そのままバタンと倒れたのではどうにもなりません。こちらが相手の押し込んでくるまま(もしくは、引き倒そうとするまま)に任せながら、それでも最終的には勝ちをとるような、柔術としての技を行なうためにはほんとうに倒れてしまってはいけないのです。

 この、ほんとうに倒れてしまわないための動作でわたくしは現在苦しんでおります。
 言葉で書けば、「膝をぬく」ということなんですけどね。これがなんとも厄介なのでございます。
 まあもともと足まわりの硬い裏部長ですから、足頸なんかもグニャリとは曲がってくれないわけですが、しかし浅山の最後の工程でこれだけさまざまな形でもって現れているその動作を、まあまあ、で流すことはできません。何がなんでもここを卒業する前に修得しなくては.....

 ちなみに本日のトップ画は、そんな忌まわしいわたくしの膝です。色合いとアングルのせいで多少怪しい物体に見えますが、これでも膝なのです。
 

 さて明日は空手の稽古です。大学でもちょうど明日から授業が始まるそうです。
 そのせいかどうかはわかりませんが、札幌でも気温があがるそうです。
 残暑、ふたたびもうやだ〜(悲しい顔)
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2007年09月19日

大切なことだけ

 こんばんは、裏部長です。

 今夜は忘れないうちに、非常に、ひじょ〜に大切なことを書いておきたいと思います。

 それは.....


明日から稽古が再開されるよ!!


 ってことです。

 ああ、よかった。忘れずに言えた。こう見えても裏部長は忘れっぽい人間ですからね。こんな大切なことも、言おう言おうと思っているうちに忘れてしまうんです。
 
 そうです。明日から札幌支部では稽古が再開されます。一発目は体道ですね。長らく躰を動かしていないからちょっと不安ですが、ウォーミングアップのつもりで、筋肉をほぐすように動いてこようと思います。
 
 札幌支部の門弟たちのためにも、きょうはこの大切なことだけのBlogで失礼します。あんまり長長と書いてね、大切な連絡事項が見逃されるといけませんから。

 明日の稽古は通常通り、午後六時からです。
 夏バテを引きずっていないひとは元気に参加してください。

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2007年09月18日

「礼」

 こんばんは。すっかり秋気分の裏部長です。北海道の気温はずんずんと下がってきております。もう長袖だけでじゅうぶんですグッド(上向き矢印)

 昨夜の「世界柔道」、良かったですね〜わーい(嬉しい顔)最後の最後にあの三人が金メダルをとってくれました。
 素晴らしいのひと言に尽きますな、これは。日本勢の頭目のような顔をしていた選手がどんどんと敗れて、まったくの門外漢であるわたくしさえも「日本の柔道、どうなっとるんじゃいexclamation&question」と憤慨する始末でしたが、シンガリはきちっとしております。
 塚田選手は先日の銀メダルをふりはらうような活躍でしたし、谷亮子選手のあの技のキレ!あのひとは母親なのです。つい数箇月前までこどもに授乳しながら稽古をしていたのです。それでいてあの動きができるんですから、やっぱり天才的と云うほかありません。

 しかし、わたくしが嬉しかったのはこの両名ではありません。
 そう。棟田選手ですよ。
 170CMというあの小柄な体格で挑む無差別級。それだけでもすごい話なのに、あの多彩な技、素早い動き。TVでは「柔よく剛を制す」ならぬ「小よく大を制す」なんて上手いことを云っておりましたが、まさにそうで、ひとつの技に固執せず、相手の変化に応じてさまざまな技を繰り出す。あれこそ武道としての柔道らしさではないでしょうか。
 ただ、裏部長がこの選手に惚れこんでいるのはなにもそんな活躍のせいだけではありません。
 この棟田選手は、とにかく「」に徹しているのです。

 入退場のときの一礼はもちろんですが、今回の決勝戦なんかのように、対戦相手が負傷した際の気遣い。その表情からして、決してその怪我をラッキーだとは思っていないということが判ります。
 そして何より嬉しいことは、畳の上では決してガッツ・ポーズをしないということです。
 武道としては当たり前のことですが、この最低限の礼節さえ守ることのできない輩のなんと多いことか。日本勢にしてもそうです。目の前にはじぶんに敗れて、くやし泪を流している対戦相手がいるのです。その頭上で両手をふりあげ、観客席に手を振るとはなにごとか。わたくしはそう思えてならないのです。
 この点、棟田選手はきちっとしておりました。終始、表情を変えることなく、静かに、相手への礼を忘れることなく畳の上から下りておりました。
 武にたずさわる人間はみな、斯くありたいものです。

 外国のひとに関してもそうですよ。「待て」とか「有効ッ!」とか、日本の言葉や動作を教えるならば、試合の前と後とにおこなう一礼もきちんと教えなさい。彼らは決して礼をしていませんよ。あれはただ、定位置に立って頭を下げているだけです。
 棟田選手のあの深深として礼を見習いなさい。


 きょうはちょっと説教じみてしまいましたふらふら
posted by 札幌支部 at 19:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年09月17日

ごめんなさい

 こんばんは、裏部長です。

 昨日は「世界柔道」のことをいろいろと、大きな顔をして書いてしまいましたが、きょうの放送は見逃せません。
 なぜと云って、すでに結果が報じられているからであります。

 裏部長、正直いってTVが見たい!!!


 ということで、きょうはこのへんで失礼します。録画の試合模様をじっくり観戦したいと思います。

 頑張れ!ヤワラちゃん!!
posted by 札幌支部 at 19:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年09月16日

ツケ

 こんばんは、裏部長です。

 現在、ブラジルで世界柔道が開催されておりますね。もちろん日本でもTVで時間を設けてその模様を伝えておりますが、いやあしかし、こんな結果になるとは誰も予想しなかったのではないでしょうか。
 とても見られたものではありませんね。まあなかには審判の判断にいくらか不審な点も見られましたが、しかしそれにしても惨澹たる結果です。日本で生まれ、日本から世界へ浸透した「柔道」という言葉が今もなおあの会場内で使用されていると思うと、それだけで恥ずかしさがこみあげてきます。

 やっぱりこれは、柔術から柔道になって、またさらにそれを競技化させていったツケなのではないでしょうか。武術だとか武道だとか、そんな古めかしい考えはいっさい廃してしまって、とにかく畳のうえで取っ組み合って、相手の背中を床につければ、それがどんな技か判然としないような有様であっても「一本」にしてしまう。勝てばもちろんガッツ・ポーズ.....
 その方向で競技化、世界化をはかりつづけてきた柔道の末期症状がいまの世界柔道なのでしょう。なんといったって柔道は日本から生まれたものですよ。それなのに、日本の柔道関係者が世界で軽んじられているというのはどういうことですか。阻害以外のなにものでもありません。
 でも、世界はいくら日本人が怒っても平気なのです。平然とした顔で、

「そこまで云うんなら、試合で勝ってみなさいよ」

 と高圧的にやってくるのですから。
 
 わたくしどもは空手の世界にいながらも、そういった競技のほうとはほとんど関わりを持たず、こと札幌支部に限ってはいっさい関係しておりませんので、そういった懸念には及びませんが、空手界全体(おもに寸止めのほう)としてはやはり他人事ではありませんね。もっと危機感をもって、戦戦恐恐としながらフジテレビを見なければいけません。
 きっと、あんな風になる日が近づいているのです。


 
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2007年09月15日

傘に教わる

 こんばんは、落語好きの裏部長です。そのひとが落語通かどうかを見分けるコツは、落語を「見る」というか「聴く」というかの違いにあります。
 ほかの音曲と同様、落語は「聴く」芸能です。それがTVであれラジオであれ、生で観るライヴであれ、落語はやっぱり「聴く」ものなんですね。
 ですからもしあなたの周囲に、じぶんは落語通だ!と、この裏部長のように大きな顔をして威張っているひとがいたら、そのひとが落語を「見る」と云っているか「聴く」と云っているかをチェックしてみてください。案外あっさりと化けの皮が剥がれるかもしれません。

 そんなわけで本日、わたくしは落語を「聴いて」きました。

【立川志の輔独演会♯7】

 場所は札幌市教育文化会館。つい先日、『アイラブ坊ちゃん』というミュージカルを観たところです。
 志の輔さんはNHKの「ためしてガッテン」でも御馴染みの落語家さんでありますが、師匠であるあの立川談志さんをして“いま一番おもしろい噺家”と云わせるほどの芸人さんでいらっしゃいます。生意気ながら、わたくしも同様に思います。
 これまで志の輔さんの落語は、お正月に東京のパルコ劇場で敢行されている「志の輔らくご」をWOWOWでチェックしたことがあるくらいで、もちろん生で聴くのは今回がはじめてでございましたが、いやあやっぱり凄かった。あの談志さんがお褒めになるだけのことはあります。

 演目といたしましてはまず、四番弟子の立川メンソーレさん(沖縄出身)が『寿限無』をやり、つづいて三番弟子の立川志の春さんが『饅頭こわい』をやり、そしていよいよ志の輔さんの登場となります。
 一席目は『バールのようなもの』という創作落語です。古典の『やかん』のようなテンポで爆笑を誘い、瞬く間に会場中を暖めて、あっという間もなく終わってしまいました。
 二席目は古典の『井戸の茶碗』。泣いたり笑ったり怒ったりと忙しい噺でしたが、これもまた実力を見せつけるがごとくの演じっぷりで、わたくしたちはもう大満足のうちに会場をあとにしたのでした。

 本日のタイトルにある「」ですが、実をいってしまえば、きょうは雨だったのです。朝から降りはじめて、現在もまだ止んでおりません。
 わたくしは地下鉄と徒歩で会場まで向かったので、当然この傘をさして行ったわけですが、愛用している紺色の傘(これは尊敬する母方の祖父の形見なのです)の持ち手の骨組みが数ミリほど折れかかっていて、少しでも斜めにしようものならすぐにグニャといってしまいそうな状態にあったのです。
 出発前に気づけばよかったものの、家を出て数分経ったころに発見したため戻るわけにもゆかず、結局はその傘をさしたまま会場へと向かったわけですが、グニャといってしまわれてはどうしようもないので、わたくしは極力傘の骨を斜めにせず、簡単にいえば真っ直ぐな状態に保ったまま歩こうとしました。畳んだ傘を指先にのせて、曲芸師よろしくバランスを取るようなものです。折れないように、斜めにならないように細心の注意を払って歩いてゆきました。

 しかし、これが案外むつかしいのです。

 一本の棒状のものを真っ直ぐに保ったまま移動するということは、それだけを考えると存外たやすい行動のようにも思われますが、実際やってみるとアラ不思議。思っていた以上にむつかしく、苦戦を強いられます。事実、きょうの裏部長はそうでした。
 人間にしてみてもそうです。いつも真っ直ぐ立っているつもりでもその実、よおく見てみると意外に傾いていたりするものなのです。ただわれわれの場合、からだに筋肉がありますから、少しくらい斜めになっても筋力でカヴァしてバランスを取ることが可能なのですが、しかし上記のような状態の傘は、少しでも力を入れるとグニャといってしまいますからね、そうもゆかないわけです。

 真っ直ぐに保つ真っ直ぐに立つ。そのなんとむつかしいことか。
 これは武術も同じですね。

 札幌は明日も雨だそうです。たいせつな傘のためにも、極力外出を控えようと思います。

 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 21:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記