2007年12月14日

低く 高く

 こんばんは、裏部長です。

 昨夜の師匠の書き込みにもあったように、きょうは雪が降りました。ひさしぶりの雪化粧ですね。朝おきたら外まっ白。気温も一段と下がります。
 ただ、そんな状態だったのは朝までで、それから気温は上り調子。どんどん暖かくなって、雪は雨へと変わり、夜更けすぎでもないのに、今朝積もっていた雪のほとんどが解けて、路面はたいへんな有様となりました。まともに歩いていたのでは靴がビショビショになってしまいます。
 これがね、またきっと数日中に、今度はえらく寒い日がやって来て見事に凍るのです。厄介ですなあ、雪は。

 さて、そんな悪条件の中での空手の稽古でしたが、師匠は会議づくめで参加できず、K先生も駄目。昨日も参加したという狗っちは躰の調子がいまひとつのため欠席……と、まあここまで云えばもうみなさんおわかりの通り、わたくし一人でありました。
 でも今日はやってきました。というのも、札幌支部の稽古は来週の木曜日まで。つまり、今度の火曜日を逃せば年内の空手の稽古はもうないのです。そこへ来て、わたくしはまたも仕事の都合上、火曜日の稽古へ参加できない!
 まあ簡単にいえば、今日がわたくしの空手納めであったわけです。

 こじんまりとスペースを作って、基本稽古ひと通り。始める前にひとつ目の会議終わりの師匠が来てくだすって、昨夜のウェブログに書かれていたことを改めて説明してくだすったので、その点を考慮しながら、蹴りには特に注意して動きました。これがむつかしかった。

 師匠曰く、修行の過程では、腰を低くして稽古すべきときと、若干高くして変化を与えるときとで、その位置は決して一定ではない。わたくしの場合は、そういった意味では最近、腰をあまり低く落とさず、変化を考えていたのですが、そろそろ元へもどったほうが良いようです。これはわたくしの内でも、薄薄とではありますが、そんな気がしていたことでもあります。
 きっと、それを変えた時点から次の変化が始まるのでしょうね。そう信じて稽古してみます。


 その後、誰も来なかったので型をかるく復習し、七時過ぎには終わってしまいました。
 外へ出れば、今度は水分のつよい雪が雨のように降っております。
 傘を持ってきててよかった〜

 来週は月曜日と火曜日、そして木曜日の稽古のみで、わたくしはきっと、前の二回には出られないと思います(もしかすると、空手の稽古納めである火曜日には仕事終わりで直行するかもしれません)。
 これは“締め”ですからね、今年一年を締めくくる意味でも、誠心誠意、稽古したいものです。

 裏部長でした。
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2007年12月13日

唸る蹴り

 こんばんは。すっかり怠け気味の裏部長です。

 久方ぶりに師匠からの書き込みがありました。いやあ、本当に久しぶりのような気がいたしますが、やっぱりね、こう師匠が書き込んであるとなると、全体の緊張感というか、ウェブログとしての締りが違います。わたくしが云っているのはこういうことなのです。

 ウェブログ設置当初の賑わいがもどって来てくれることを願うばかりです。

 
 まったく話は変わりますが、最近この、稽古不足解消のために、憶いだしたときに突いたり蹴ったり、いろいろな動きをして躰を暖めているのですが、こういったときの蹴りというのは、自分でも惚れ惚れするような蹴りなんですねえ。あれはどういうことだろう?って自分でもわからなくなるほど鋭い蹴りが出るんです。指の先まで神経が行き届いてね、まるで撓る竹のごとくビシュンビシュン蹴れるのです。

 こういう体験をして「おっ、俺の蹴りもなかなかのものになってきたな」と思って稽古へ行くでしょ。で、そのイメージ通りに蹴ってみようとするわけ。でもね、こういうときに限って、イメージ通りの蹴りなんかできません。出るわきゃないんです。だって、普段のほうは蹴りを蹴りとしてやってないんですから。ほんの準備体操代わりに、かる〜く足を放り出しているだけなのですから。

 でも、このときの脱力加減がいちばん良い状態なのでしょうね。稽古のなかで出す蹴りとしての蹴りにも、そんなほどよい脱力を利かせて、竹のような足を獲得したいものです。


 さてさて、明日は空手の稽古です。ようやく身が空いて、わたくしも参加します。
 徐徐に寒さが増してきました。みなさん、風邪だけには気をつけてお過ごしください。

 裏部長でした。
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2007年12月12日

いくらなんでも...

 こんばんは、裏部長です。


 最近のわたくしの書き込みを見ていただけるとわかるのですが、はっきり云ってネタがない!!書くことがないんでございます。
 もちろん、何を書いてもいいっていうんなら書けないことはありませんけど、しかしここは日本武術研究所空心館札幌支部のウェブログですし、あまり武術と関係のない話題で文章を載せてはいけないでしょうから、裏部長としてもなんとかして武術のことを書こうとは思っているのですが、いかんせんここ二週間ほどは満足に稽古へ参加できていない。稽古へ参加していないということは、たとえその日きちんと通常どおりに稽古が行なわれていてもその様子を知ることができないわけで、そこへ参加したひとが書き込む以外に、わたくしも知る手立てがないんでございます。

 これはなんとも歯痒く、そして苦しいものです。まあ裏部長が稽古へ参加できないというのはわたくし個人の問題ですから、そこにストレスを感じたところでどうなるものでもないのですが、やはり、毎日の書き込みを裏部長ひとりでやっているという現状にもともと無理があったのですね。以前のように、自由な時間が山のようにあって、また稽古へも満足に参加できていたころとは状況が違ってきているのですから、しんどくなるのも当然です。

 ですから、わたくしも切りよくしたいので、今年いっぱいはどうにか毎日の書き込みを続けてみますが、来年からはどうなるかわかりません。裏部長の書き込みに関しては、裏部長が稽古へ参加した日のみに限られるかもしれません。
 もちろん、今までほとんど毎日休みなくアップしてきた記録は途絶えてしまい、もしこれを毎日たのしみに読んでくださる方がいたとしたら、その方方を悲しませる結果になってしまうでしょうが、ただ毎日書くということだけを目標にして、どうでもいいような内容の記事をアップするよりはよほど有意義な決断だと思っております。
 今のように、裏部長のみの書き込みしかない場合は、これを真剣に検討しようと考えています。


 さて、明日は体道稽古です。札幌支部の稽古は来週で終了しますからね、残りわずかの体道稽古です。みなさん、こぞって参加してみてください。
 ちなみに明日もわたくしは行けません。残念なことです。

 裏部長でした。
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2007年12月11日

どんなんかなあ

 きょうは空手の稽古だったんだなあ

 裏部長はきょうも行けなかったんだなあ

 残念だなあ

 もしかしたら誰かが書き込んでいるかと思って見に来たけど

 やっぱり誰も書き込んでないんだなあ

 残念だなあ

 ぼくはべつにふざけてないんだなあ

 芦屋雁之助でもないんだなあ

 でも、おむすびは食べたいなあ

 次の稽古は木曜日だなあ

 体道だなあ
 
 でもまた裏部長は行けそうにないんだなあ

 残念だけど、しょうがないなあ

 ぼくが行けるのは金曜日だけだなあ

 たのしみだなあ
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2007年12月10日

冬の街のふたり

 こんばんは、裏部長です。

 きょうも仕事で稽古へ出られませんでした。もしかしたら、また狗っちあたりがひとり教室で待ちぼうけを喰っているかもしれません。

 午後六時半に仕事が終わって家へと帰る途中、いきなり苗字でもって呼び止められました。誰かな、と思ったらそれは韓国人留学生のT君とHさんで、ふたり仲良く歩いておりました。
 ふた言み言話したあとに、少しからかい気味に「なんだい、今日はデートかい」なんて訊いてみましたが、すぐにふたりで「いえいえ、今日はちょっと買い物があって」なんて云っておりました。

 ったく、お熱いぜ!


 明日もわたくしは出られません。彼らに負けないほどの熱い稽古をしてくださいな。

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2007年12月09日

静→動

 こんばんは。昨日はある事情により、一日中坐り続けていたため、腰まわりの痛い裏部長です。小説を書くにも、こうしてパソコンでウェブログを更新するにも、椅子に坐るという形は毎日のように取っているので、ある程度の体力をわたくしのお尻は有しておりますが、昨日はきつかった。ほとんど一日中、ある狭い場所に坐っていたのです。股関節まわりなんかもうバキバキです。

 こんな風に躰を固めたあとは、やっぱり稽古がしたいですねえ。んもう、無性にからだを動かしたくなる。
 でも、そんなときに限って稽古へ行けなくなるのです。


 明日からまた新たな一週間が始まります。師走のなかの一週間で、みんなそれなりに忙しいでしょうが、斯くいうわたくしもご多分にもれずバタバタとしておりまして、おそらく出られる稽古は金曜日の一回のみ!その他の曜日にはきっと出ることができないと思います。
 なんとも残念ですねえ。このバキバキになった躰を、どうにか自宅のなかでほぐしておかなければ、金曜日には思うように動けないでしょう。
 寒さに負けない一週間にしたいものです。

 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 19:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年12月08日

大丈夫です。

 こんばんは、裏部長です。

 昨夜は空手の稽古でしたが、師匠とK先生は論文発表会へ出席のため、早くても七時過ぎからの参加ということだったので、わたくしどもは集まった人数であらかじめ始めておくことに決まっていたのですが、教室へ行ってみるとひとり。来ると云っていた狗っちから「頸を痛めてしまったので欠席します」というメールが来て、気づけば午後六時半。
 これまでの経験で、この時間になっても来ないひとというのは、十中八九来ません。来るとすれば、部長やS呂君のように、ほどよく一時間ほど遅刻してくるような場合ですが、昨夜の時点ではそういった可能性も考えられず、またよしんば彼らがそのような時刻に来たとしても、そこまで待っているほどわたくしも暇ではないので、昨日はそのまま帰らせていただきました。

 ウェブログへの書き込みを漢文風にしたのはべつだん意味があってのことではありません。特にこれといって書くべきこともなかったので、ただ上記のような報告を書いても面白くなかろうと思って、無理っくりいい加減な漢文で表してみました。べつに怒っていたわけではありません。

 師走ですから、師匠でなくてもみんな走りまわるほどに忙しいのでしょう。実はわたくしもそうなのです。今とても忙しい。稽古へも満足に行けないほどです。
 みんなそんな忙しさのなかでどうにかやり繰りをして稽古へ参加しているのですから、わたくしは怒りません。心配してくれた人がいたとしたら、安心してください。裏部長は大丈夫です。


 今日はただそれだけを云いに来ました。それではまた明日。
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2007年12月07日

単純明快



 本日空手稽古也。

 教室内於吾一人。四半刻後退出。帰宅。

 外気温甚寒。吾白息吐。

 
 裏部長記。
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2007年12月06日

痛さ辛さも明日まで

 こんばんは。インフルエンザには負けないけども、少し鼻声の裏部長です。今のうちに対処をして、症状が悪化しないようにします。

 きょうは体道の日です。参加者は師匠にK先生に狗っちのみというなんともすっきりとしたメンバーでしたが、最近の体道稽古はいつもこれくらいの人数だし、少ないぶん動かす机の数が減って、むしろラクですね。横着しててはいけないんでしょうけど、一度味をしめてしまうとなかなか抜け出せません。今夜もまた、必要最低限の移動幅で稽古をしてきました。

 狗っちは現在、日本伝天心古流拳法初伝中段之位を習得中であったため、師匠とともにその続きを。わたくしとK先生はまず、日本伝天心古流拳法捕手術より上段之位十本を復習し、引き続き、浅山一伝流体術中段之位十二本を復習、と、復習のみの二時間でございました。
 狗っちのほうはよくわかりませんが、わたくしたちのほうは、憶いだし憶いだしの復習ですから、「ああ、そうか。これはこういう技だったなあ」という確認作業ができて、それなりに内容のあった二時間だったと思います。もちろん、「次はこの技!」と云われたら「ハイッ!!」と飛びつくようにできて然るべしなのでしょうが、なかなかそうもゆかず、それぞれ自分のノートをチェックしながらの稽古でしたから、結構疲れました。

 やっぱり体道のほうは技数としてかなりの量を学ぶので、これを整理し、そして修得するということに山場がありますね。新しく技を習うときには新鮮な気持と驚きで、「へえ、面白い技だなあ」なんて感動しておりましが、こうして教授から一年、二年と経ったあとでは、「アレ、これはこう動くんじゃなかったっけ?」「違いますよ、それはこうですよ」なんていうことになってきて、どちらかといえば苦悩多し、の稽古になります。
 技をはじめて習ったときの痛みと感動を、技の内容にあわせてきっちり躰へ叩き込んでおかねばなりません。これは、長く体道をやってゆく中できっと必要になってくる心構えでしょうね。


 明日は空手の稽古です。札幌はうっすらと雪化粧です。足元もすっかり凍っておりますから、みなさん気をつけて歩行してください。
 裏部長でした。
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2007年12月05日

今こそ「志」

 こんばんは。久しぶりに空手をやって、身の引き締まった裏部長です。やっぱり良いですよ、稽古は。一週間も空手をやらないということはあまりなかったことなので、なお一層、昨夜の稽古は新鮮なものに感じられましたね。

 昨日は師範からの書き込みにすっかり舞い上がってしまって、何がなんだかわからぬ間に書き終えてしまいましたが、異変こそなかったものの、中身もなかったというわけではありません。昨日の稽古は昨日の稽古なりに、わたくしたちへビシッと教えを与えてくれたのです。
 それは約束組手のおいて露呈しました。昨夜は後半へ入ってすこしの間は、T君や狗っちもいっしょに組手(刻み突きに対する動き数種)をやっていたものの、型の稽古が始まると彼らはそれへ集中して、そして師匠もその指導に集中されて、われわれ黒帯三人衆は隅っこで中段追い突きをやることになったのですが、このときにちょっとした“勘違い”を犯していたのですね。

 きっとあれは、年長者であるわたくしが最初から軽い突き(スパンと突いて引く、本当にかる〜い突き)ばかりをして、腰の運び、軸の運び、そういったものを強力に用いず、さらっとやってしまっていたのが原因なのかもしれませんが、三人が三人とも、そんなさらっとしてスパッと突ける、かる〜い突きをしていたのです。
 これには師匠から指導が入りました。

軽くスパンと突いて引くような動きはもうとっくに出来ているんだから、次は軸や腰、足をドシーンと持っていくつつその動作の中でいかに突くか、もしくは突いたところから転身するか、これを稽古しなくてはいけない

 確かにそうなのです。そういう稽古をしなくてはいけないのです。おそらくそれは裏部長だけではなく、S呂君や部長も、心のなかで感じていたことなのです。もっと云えば、わかっていたことなのです。
 だからとても恥ずかしかったし、口惜しい思いがありました。黒帯にもなってそんなことをわざわざ師匠の口から云わせてしまうとは……情けない限りでございました。

 ただ今日になってふと考えてみると、あれはきっと、黒帯だからこそ陥っていた穴なのではないか、というふうにも思えてきたのです。というのは、昨日やってしまっていたかる〜い突き、というのはつまり、ドシーンと突き込むことをせず、相手の胴体の表面にちょうど当たるほどの間合までしか躰を運ばず、あとは腕だけでパシンと突く、という類のものですが、これはこれで、決して簡単ではない動きです。それだけやわらかく腕を使い、ほとんど無駄な力を使わずに突く、なんてことは初心者のうちはできません。これは黒帯を締められるレヴェルになったからこそ出来ていることなのです。
 だからこそ、です。そういったレヴェルまでの突きができるからこそ、稽古の際にはそこで止まっていてはいけないのです止まっていられるからこそ止まらず、さらにその上を目指す。これがこれからの稽古なのです

 これまではそれまでやってきたレヴェルに留まって稽古をするということがありませんでした。なぜならそんな実力も余裕もなかったからです。常に技術を吸収して、それを己の躰で表現することのみに集中していました。
 しかし現在のように、ほんのりといろいろな動きができるようになると、今までやってきたようなレヴェルの技をちゃちゃっとやって、文字通りかる〜く稽古することができるようになるのです。ある種の余裕がそこに生まれてくるのです。

 しかし、云うまでもなく、これは余裕であると同時に慢心の種でもあります。そのぬるま湯に浸かって、ほどよく、なんとなく稽古をしていたのでは次のステップへは進めません。それは昨夜の約束組手でよくわかりました。

 今こそ前進する「」が必要です。空手は黒帯を締めてから、です。


 さて、明日は体道稽古です。北海道は全国のなかでもインフルエンザの流行率が高いそうで、しかも今年は厄介なやつが来ているそうで、なお一層の注意が必要だということです。
 みなさん、手洗いうがいは忘れずに!

 裏部長でした。
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2007年12月04日

天覧ウェブログ

 こんばんは、裏部長です。

 今夜はへんな前置きなしにズバッと云います。このウェブログを携帯電話で見ているひとにもわかるように、わかりやすく書きます。

 な、

 な、

 なんと!!!昨夜のわたくしの記事に、栃木から師範がコメントを寄せてくだすったのです!!!!!


 ぬおぉぉぉお!!!!!


 これは大変なことです。天変地異とさえ云ってもよいくらいの、わが札幌支部始まって以来の慶事です。わたくしは先ほどそれを発見して、思わず目をこすりました。寝起きでもないのに目をこすったのは生まれてこれが初めてです。
 とにかくありえないほどに貴重なことであります。まあ以前から師範にはこのウェブログを見ていただけていたということは、なんとなく聞き及んでおりましたが、コメントを入れていただくのは今回がはじめて。もちろん「正武館」のHP紹介のみの文章でしたが、そんなことはこの際どうでもよいのです。あの、あの日本武術研究所空心館の総師範がこのウェブログへコメントを書き込んでくれたという、その事実のみで十分なのです。空心館にぞっこん惚れこんでいる人間であれば、この二行のコメントで白飯三杯はいけます。おかずもなんにもいりません。
 それくらいにこの一事は貴重なのです。

 またそこでご紹介をいただいた「正武館」のHPの素晴らしいこと。どうしたらあんなに立派なものが出来るのか、ハイテク音痴のわたくしにはさっぱり解りません。
 写真館にある写真もきれいに見られますよ。凄いものです(この写真たちの中に、師範が写っていらっしゃいます)。


 とにかくどちらにも感動させられました。ああ、今日まで書き込みを続けてきて良かった!!と、そう心から喜べる一夜でございました。
 だから、きょうの稽古報告はまた今度ということでいいっか。
 ま、念のために書いておけば、参加者はわたくしに韓国人留学生のT君に狗っち、一時間ほど遅れて部長とS呂君という、意外にも多めの人数。
 基本は受けまで。移動は追い突き、逆突きはもちろん、内受け・逆突きや前蹴り・逆突きなどいろいろやりました。
 後半は約束組手と型です。T君は「平安三段」を、狗っちは「平安四段」を新たに教わっておりました。わたくしども黒帯連中は約束組手。
 八時過ぎ、終了。ま、異変のない稽古ではありました。


 ああ、よかったなあ。続けてきてよかった。そんでもって、また明日から頑張れるような気がします。いや、きっと頑張れます。寒さにも負けず、孤独にも負けず、活動の証しをこのウェブログへ記し続けます。

 師範、改めまして、ありがとうございました。またいつでも、お気軽にお言葉を寄せていただけたらと存じます。

 ありがとうございました。
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2007年12月03日

風邪薬

 こんばんは。ことごとく外気を通す安物の手袋を愛用しているため、いっつも手が冷えている裏部長です。
 暖かいんですよ、一応は。ただそれは、手袋を着用する前の手そのものの温度が持続しているだけで、寒い最中につけたんじゃ意味がないのです。
 いつからでしょうねえ、こんな冷え性みたいになったのは。ダイエットをしてからかな?
 気をつけます。

 ま、そんな寒さのせいではないと思うのですが、今日は朝からなんだか鼻水が出て、どうも風邪っぽい。おそらく、風邪というまでには至っていないのでしょうが、なーんか厭な感じがするのです。
 こんな時期に風邪を引いてはいられない!そう思ったわたくしはさっそく風邪薬を飲んで仕事へでかけました。
 これがいけませんでした。

 とにかく、ひさしぶりに飲んだ風邪薬であったためにその効果が覿面。んもうフラフラするわ、眠気は襲ってくるわで、集中力うんぬんの話ではありません。それほど長い時間ではありませんでしたが、薬が効きすぎるというのも辛いものです。

 ですがそのお蔭で、明日は元気に稽古へ参加できそうです。外はすんごく寒いけれども、そんな寒さに負けぬような稽古をしたいと思っております。

 きょうは早く寝ます。
posted by 札幌支部 at 20:48 | Comment(1) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年12月02日

継続の果て

 こんばんは、裏部長です。なんだかこう、最近はアグレッシブに毎日を生きているというか、極力無駄な時間を作らずに、終始なにかをしているという過ごし方をしているので、たまにこうして日曜日なんかに、いわゆる一般的な休日の過ごし方をやると、逆にからだの感覚がおかしくなりますな。休めているつもりでも全然休まってくれない。生きるというのはむつかしいものです。

 栃木のY先生ならびにT君からコメントが届きました。
 そうですか、あのM田さんが黒帯ですかあ。凄いなあ。わたくしたちも栃木へゆくたびにお会いしてその稽古ぶりを拝見しておりましたが、ついに黒帯へ達しましたか。これもひとえに不断の努力、継続の力というやつですね。
 M田さん、おめでとうございます。T君の云っていたように空手は黒帯を締めてからが本番ですが、しかしね、五十歳を超えてから空手を始めたひとで、しかも空心館の本部道場で稽古をして黒帯を取るというのはなまなかなことではありませんよ。それ自体がとてつもなく貴重ですごいことなのです。
 いづれまたお会いいたしましょう。そのときはわたくしも気合を入れて稽古をさせていただきたいと思います。
 しかし、Y先生。「引き手は引いても、風邪など引かぬようように」とは上手いですなあ。参りました。
 また書き込んでやってください。

 さて、昨夜はいろいろと薀蓄を書いてしまったので、今日はあっさりと終わっておきます。
 明日からはまた新たな一週間が始まります。札幌支部の稽古は通常通りで、月曜日からございますが、明日はわたくし出られません。集まった有志で汗を流してもらいたいと思います。
 急な仕事なり事故なりに遭わない限り、火曜日以降の稽古へは参加できそうです。一週間もやっていないと不思議なもので、躰がみょうに鈍っているような気がします。はやく空手をやりたいものです。

 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 17:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年12月01日

暗記る

 こんばんは。最近、妙に脳みそを使っている裏部長です。久しぶりに使うといいもんですよ、脳みそも。なんだかスキッとします。

 今日はひとつ嬉しいことがありました。わたくし以外には喜べない、ある一事を達成したのです。
 それは暗記です。以前ここでもご紹介をいたしましたが、わたくしの通っている志塾「日高塾」で、おもに滑舌の訓練と日本語の美しいリズムや語感を学ぶためにつかわれているテキスト『外郎売』をすべて暗記できたのです。実は昨夜のうちに大方入っていたのですが、すこし不安があったので、今朝になってもう一度おさらいしてみました。
 そしたらあなた!見事に憶えているじゃあーりませんか。これは嬉しかったなあ。

 自慢ついでにご紹介をしておけば、『外郎売』というのはもともと歌舞伎のなかの芝居の一部であったものが、その後独立して演じられるようになったもので、外郎そのものの発生から考えるとかなり古い話になります。
 ちなみにこの「外郎」ですが、名古屋とかの、あのお菓子の外郎とは違うものです。こちらはなのです。

 あれはきっと鎌倉時代でしょうか、中国から「ういろう」という名の人物が日本へやってきて帝へ参内をした。このとき冠のなかに、仁丹みたいな薬を入れていて、帝が「それはなんじゃ」と尋ねると、その中国人の答えるには、これは薬で、呑めば胃、心臓、肺、肝臓によく効くし、口中の清涼消臭にも役立つ、また婦人病にも効果あり(ほとんど信じがたい効能ですが)という。本来ならばそんなことは有得ないのだけども、帝がそれを呑んでみたいとおっしゃるので差し上げて呑んでもらったところ「うん、なるほど良い心持じゃ」と評価されたというのですね。
 これがきっかけで、日本でこの外郎の店を持つことができた。京の都でね、もうたいへんな繁盛。それから何百年も続いたらしいんです。

 江戸時代になって、京都以外への進出を考えはじめた外郎株式会社は、江戸日本橋から京の三条大橋までをつなぐ東海道のなかの宿駅で、小田原というところへ店を出すことにします。どうしてここにしたかといえば、江戸から上方へむかう人人のなかで、東海道を使うのはおもに武家でございましたが、箱根を越える前にかならず薬と提灯を買ったそうです。もちろん昔の旅はいまよりも危険で険しいものでしたから、おのおの薬は常備しているのですが、それでもこの小田原宿へ入るとみんな買ったそうでございます(みなさんご存知、箱根は「羊腸の小径は苔なめらか」→箱根の山道は、細い道ばかりで、しかも羊の腸みたいにウネウネしているからあまり人はひっきりなしに通らない。だから苔が崩されず、なめらかである。ってな具合に表現される難所。だからみんな薬を買ったのですね)。

 まあそんなこんなで繁盛した外郎の店ですが、一方当時、歌舞伎のほうで二代目市川團十郎という方が有名で、それはそれは素晴らしい役者だったそうですが、当時はなにか新しく演目を拵える、つまりは芝居をするということになると、衣装からなにから、すべて費用は役者持ち、自腹でありました。ですから、今でいうスポンサーがよくついたものらしく、この二代目には外郎の店がお金を出した。
 これに応えるというか、なかば義理というか、たとえば現代のTVドラマで携帯電話のメーカーがスポンサーにつくと、劇中ではその会社のケータイしか使わないような感じで、二代目はある演目のなかに外郎を売るひとを登場してその宣伝をさせたのですね。

 これが『外郎売』です。これができた背景にはもうひとつの環境があって、よくわれわれも“歌舞伎”というと、大きな動きで目をひんむいて、いぃ〜ってことーよー、みたいな、とにかく長くのばす台詞が印象にありますが、当時もそれに似たようなところがあって、結局のところお客さんから「役者はみんなああいった、ゆっくりとした喋りと動きしかできないんだろう」って云われちゃったんですね。
 これに二代目は我慢できなかった。「何を云ってやがんだい。役者の了見、見せてやる」ってんで、出来たのが、この憎らしいくらいに云いづらい、早口ことばの徒競走みたいな口上なのです。

 インターネットでも探せばすぐに読むことができますから、一度、声に出して云ってみるといいです。これがどんなに難しいか。一般によく知られている早口言葉とはレヴェルが違います。またこちらはすべての言葉に深みというか、奥行きがある。読んでいて日本語の勉強になるんです。
 わたくしはこれをすべて暗記するためにこの一週間ほど喘いでおりました。むろん、なにも暗記する必要はなかったのですが、やってみたいじゃないですか、何も見ないでスラスラっと口上を捲くし立てるっていうのを。だから必死になって憶えたのです。
 みなさんもお暇なときに一度どうぞ、お試しになってみてください。


 余談ですが、この二代目市川團十郎にはすごいエピソードがあるのです。
 立て板に水の凄まじいマシンガン台詞をやって話題になったこの『外郎売』は、人気があがれば本になる昨今のケータイ小説ばりに、出版されて広く市井のひとびとに行き渡りました。そのころは他に娯楽とてない時代。みんなそれを読んではわたくしみたいに憶えて、役者気取りで云ってみたりなんかしていたそうなのですが、あるとき大坂で、公演中に二代目がこの口上のところへ差し掛かった、さあ今から怒涛の早口言葉へ入ろうかというその瞬間、客のひとりが立ち上がって、そこから先の部分をぜんぶ云ってしまった、というハプニングが起きました。
 場内騒然。最後まで云いきったその客は自慢げに坐って「どや」ってなもんです。
 いくら本業の役者でもこんなことをされたら堪りません。裏部長だったら客席に撲りこんでいることでしょう。
 でも二代目は違った。にこりと笑ってその客へ向き直ると、「ただいまは大変結構なものをお聞かせいただき、ありがとう存じました。ではそのお返しに、いささかお耳汚しではございますが、このようなものをお目にかけましょう」と云って、なんとこの口上をすべて逆から捲くし立てたという。
 この一件で二代目市川團十郎の人気は不動のものになったそうです。カッコいいな〜

 ま、そんなことで、結局はそれくらい長くて憶えるのがたいへんな口上をわたくしは暗記しましたよト、どうです凄いでしょうト、そんな自慢をしたいがための書き込みでした。気にしないでください。
 なお、きょうのタイトルはTVドラマ『ガリレオ』を真似ました。あれで「おぼえる」と読んでください。
posted by 札幌支部 at 22:23 | Comment(1) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年11月30日

時化

 えー、裏部長です。

 きょうの稽古も参加者おらず。師匠とK先生のみであったそうです。どうも時化ておりますな、最近は。わたくしもきょうは仕事で行けなかったので他人のことはとやかく云えませんが、どうもこういう魔日というのは固まるようです。大学のほうも別段これといって試験があるわけでもレポートの提出時期に重なっているわけでもないのですが、どういうわけか閑散としております。

 ただ。

 来週は違います!なぜと云って、このわたくしが帰ってくるからです!!
 おそらく、ではありますが、来週はほとんどの稽古へ参加できると思います。まあ時化には変わりなくとも、ひとりくらい常時いる人間があれば違ってくるでしょう。波及効果ですこしでも稽古が賑わえばと思っております。

 こんなときに風邪なんぞ引いたら最悪です。きょうから体調管理を徹底化させます。

 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 21:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年11月29日

金的襲来!!

 こんばんは、裏部長です。気温の変化というのは恐ろしいもので、午後まではそれほどでもなかった外の温度が、夜になると豹変、身震いするほどの寒さとなります。着るものに気をつけねばなりません。

 栃木のT君へ。
 コメント、ありがとうございます。書き込まれた文章を見てもわかるように、あなたは太陽であり、そして台風みたいなひとです(笑)いつも元気でいつも輝いていて、周囲のひとたちを明るくさせます。まあ、まだわたくしはそれほど長くおつき合いをさせていただいておりませんが、なんとなくそんな気がしております。
 本部道場ではもう忘年会の季節ですか。なんとなく、いいですな。こちらは一応、札幌支部ということになっておりますが、所属している人間のほとんどが学生ですし、師匠は教員として多忙なので、そういった行事もなく、なんとなく一年が終わり、そしてまたなんとなく新しい一年が始まってしまいます。のんびりしたものです。
 武術はやっぱり〔感覚〕でしょう。理屈ではないと思います。ただ、技の理屈を最低限知っていて、なおかつその通りに動いてみせてきちんと技の効果を発揮できる人間にはなりたいと思います。
 師範などもそういった教授の方法を採っておられるかどうかはわかりませんが、ウチの師匠がよくそういった説明の仕方をするのです。 つまり、

「この技では、手はこう、足はこう動く。これをいっしょに動かすと、ネ、ほら出来るでしょ?」

 ってな具合です。まあこれほどワザとらしくはやりませんが、結局は同じことで、その技のもともとあるべき形、取るべき動作をそのとおりにやってみればちゃんと効果が発揮される。そこには無駄な力みも無理やりな速度も、悪意のような感情もない……そういったひとに裏部長は憧れているのです(これはきっと師範もT技術顧問も同じだと思います)。

 とりあえずコメントありがとうございました。また書き込んでやってください。


 さて今夜は体道稽古です。わたくしも参加をしてきましたが、聞けば火曜日は門弟誰も参加せず、師匠とK先生のふたりづれだったそうです。
 どうした!?札幌支部!!

 きょうの参加者は師匠、K先生、部長、裏部長の四人。
 部長は前回に引きつづき、浅山一伝流体術上段之位十二本の復習。わたくしは、日本伝天心古流拳法捕手術上段之位より、七本目「手首折」、八本目「当返」、九本目「受身」、十本目「襟捕」の四つをあらたに教わりました。いやあ、いろいろと痛かったなあ。

 きょう直面した難題は「蹴り」です。しかも、金的狙いの蹴りです。
 
 八本目の「当返」という技には金的蹴りが出てきます。これを挫でどうにかしようっていうんですが、ウチの師匠くらいになるとね、もう蹴りのエキスパートみたいなところがありますから、たとえば師範とか他の師範代クラスのひとでないと困っちゃうような(つまりは捌き切れないような)、そんな鋭くも重い蹴りを出すことができるのです。
 もちろんわたくしのような小童相手ですから、本気で蹴るなんてことはしませんが、それでも少しちゃんと蹴られると、その恐さたるやありません。「勘弁してくださぁーい」と云って逃げてしまいたくなります。

 思えば今日まで、空手のほうでもあまり蹴りを稽古してこなかった。おそらくこれから本格的な蹴りの稽古がはじまるのでしょう。今日はそのデモンストレイションみたいなものだったのでしょう。
 武術は痛みをともなうものですなあ〜ふらふら

 明日は空手の稽古がございますが、またもや裏部長は仕事のため行けません。血走った目の門弟諸賢はどうか懸命に汗を流してください。
 裏部長でした。
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2007年11月28日

前へ

 こんばんは。心なしか、顔の形が変わってきた裏部長です。地下鉄なんぞに乗って、ドア附近に立ってそのガラスに映ったじぶんの顔を見て、

「アレ、俺ってこんな顔だったっけな?」

 と頸をひねってしまいました。なんとなく腫れぼったいような、顎のあたりが張っているような顔に見えたのです。

 まあ最近は毎日のように家で大声を出していますからね、そのせいで頬の筋肉あたりが発達してきたのかもしれませんが、もしそれが本当だとしたら、われわれはどれほど日頃から声を発していないか、ということになりますね。誰かとしゃべっているようでも、それは声を出しているだけであって発しているわけではない。空手に云いかえれば、それは相手を撲っているだけであって突きにはなっていない、といったようなことでしょうか。当たらずとも遠からずでしょう。

 ま、そんなことはどうでもいいですけどね。

 でもね、あながち関係のない話じゃないんですよ。空手も発声も、どちらも「前へ伝える」ということでは同じです。突きも蹴りも、なんだかんだ云ったところで、結局は前方にいる相手へ向けるものです。その威力はすべて「前へ」伝わっていなければならないのです。
 声もそうです。わたくしはこれに取り組みはじめてまだ幾年も経っておりませんが、なんとなくそう思います。いくら上顎がどうの、共鳴がどうのと云ったって、最終的には前へ送らないと相手に届きません。ほどよい量のほどよい声を、ほどよく相手に伝える(過不足なく伝える)、そのためにいろいろな工夫を凝らすのです。
 空手も体道もおなじ。一本の突きに、ひとつの動作に、武術としての鋭さ、重さ、迫力を持たせるために、やれ躰の締めがどうとか、軸がどうとか、筋肉とか骨とか、そんな細かい話を突き詰めてゆくのです。

 だから、わたくしにとっては現在、空手も体道も朗読も小説も、ぜんぶ同じ修業です。別個に行なえるものではありません。空手で得た教訓が小説執筆に活き、小説を書いてゆく中で気づいたことが朗読に反映され、声を出して作品を読んだ結果、自分のなかに現れた感覚で相手を投げます。多少大仰ではありますが、それほどこれらのものは、わたくしのなかで一本に繋がっているのです。

 ですから、今わたくしの内では凄まじい変化が起きています。渦巻きのように、わたくしの感覚という感覚を変えようとしています。
 あとは、これが武術のほうへも上手く反映されることを祈るのみです。

 明日は体道稽古です。わたくしも参加します。
 裏部長でした。
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2007年11月27日

丹田てなんだんねん?

 こんばんは、裏部長です。めっきり寒くなってきております。

 雪というのは不思議なもので、降っているということは気温がそれなりに低く、水が凍るのは零下の証ですから、寒いことに変わりはないのですが、ただ雪があたりに深く積もって一面の銀世界、というふうになると、これがアラ不思議、雪が降る前よりもすこし暖かいような気がしてくるのです。現に、体感温度でいえば、雪がないよりもあるほうが暖かく感じられるのです。

 そういったことでいえば、現在のような状態のときが一番寒いですな。雪も降らず、そうかといって気温が高いわけではない。きょう仕事終わりで外へ出たら、すでに零度でした。
 躰が震えるわけです。


 さて今夜もわたくしは稽古へ参加できませんでした。きっと昨日の話では、師匠も参加されての通常どおりの空手稽古だったのでしょう。どういった面子でどういったことをしたのか、はわかりませんが。

 今夜の稽古に関してわたくしの書くことはほとんどありません。
 ですから今日は、すこし「丹田」の話をしましょう。

 まあ、そうは云ってもね、わたくしなんぞの若輩者がそう易易と手を出せるような代物ではないので、ちょっとしたエピソードのように聞いていただけると有難いのですが、以前ここでも少しご紹介した、大学院生H田君から借りたDVDのなかで、最後のほうにこの「丹田」について言及しているシーンがありました。この説明がなんとも面白く、それ以来わたくしもことある毎に実践しているくらいです。

 それは云わば、丹田の使用法、というようなものです。

 とにかく武道のほうでは何から何まで、この「丹田」に気を沈めろ、というようなことを申しますが、どうしてそこへ気を沈めなければならないのか。こう問われた場合にはきっと、重心を安定させるためだ、なんていう答えが返ってきそうですが、これはおそらく間違いではないのでしょう。わたくしも過去の修業のなかでそんな言葉や教えを受けた覚えがあります。

 しかしですね、たとえばこの用法を日常生活のなかへ応用した場合に、丹田へ気を沈める、という通り一辺倒なやり方だけでオールマイティなのでしょうか。

 例のDVDのなかではこんな風に云っています。

「たとえば誰かを説得したい、相手を落ち着かせてこちらの言葉を理解させたいようなときには丹田へグッと気を沈めて行なう。そうではなく、こちらの情熱、やる気を相手に伝えようとするときは、その意識を水月(中丹田)のあたりへ持ってくる」

 これね、実際にやってみると頷けてしまうんです。

 わたくしは現在、ほとんど引っ切り無しに誰か(それはほとんど見ず知らずのひと)と顔を合わせ、短い会話をするといったような仕事をしておりますが、中にはこちらの意見を聞かないひと、最初からどういうわけか喧嘩腰のひと、理解を示そうともしないひとなんていうのがおります。昨年までのわたくしであればすぐに不快感をあらわした輩が一日にひとりくらいは現れます。
 しかしそんなときにですね、上記のように丹田へグッと力を張って気を巡らし、落ち着いて対応すれば、そのほとんどが難なく済みます。現れた当初は向こうのペースだった雰囲気も、気づかぬ間にこちらの先導するがままになって、あっという間に形勢逆転です。

 ですから、きっとこの丹田への気の沈めが出来れば、どんな職種の仕事でもある程度はスムースに行なえるのでしょう。むつかしいのは情熱を伝えるほうです。
 相手へ何かを伝えるという行為のなかで、落ち着かせるという段階はたいへんに重要なのですが、しかし終始冷静では、相手はこちらの想いに共鳴したり感動したり、興奮したりはしてくれません。サラッと流されてそれでおしまいです。

 そこで今度は水月あたりへ気を持ってきます。これはむつかしいですよ。来てるか来てないかハッキリわかりませんから。
 要修業です。興味のある方はぜひお試しください。


 木曜日の体道稽古には参加できそうです。


 追伸。
 タイトルの「〜だんねん?」は古い関西弁(上方弁)です。今でいう「なんでんねん」ですね。こういう古い云い方をつかう藝人さんは少なくなりました。現在では、明石家さんまさんがときどき云うくらいです。
 ま、武術にはほとんど関係ありませんがね。
posted by 札幌支部 at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年11月26日

今後のこと

 こんばんは、課題を与えられると燃える裏部長です。今はいろいろな意味で燃えております。

 きょうは師匠不在の空手稽古でしたが、K先生はお休み、その上わたくしも仕事のため行けなかったので、どんな塩梅になったのか、現時点ではわかりません。もしかしたら中止になったかもしれませんし、集まった有志でもっておおいに発奮したかもしれません。

 ただ何より残念なことは、もしよしんば稽古が行なわれたとして、その模様をここへ報告してくれるひとが誰もいないということです。ここ数箇月おりません。すっかり裏部長ひとりきりです。

 勿論わたくしは自分が書きたいと思うから書くのであって、誰かに強制されているわけでも、空心館札幌支部の義務でもありませんから、そのこと自体はどうでもよいのですが、しかし今後はきょうのように、わたくしが仕事で稽古へ出られないということがよく出てきます。そういったときにこのBlogをどうするか。これは少し考えたほうが良い問題かもしれません。

 云うまでもなく、裏部長の書き込みはこれまで通り、大病にでもかからぬ限りは続けてゆきます。稽古へ参加できなかったときはそれ以外の話になってしまいますが、どうかご勘弁をいただいて、誰かほかの門弟による稽古報告をお待ちください。


 ちなみに明日も仕事があります。ただ明日はもしやすると、顔を出すくらいは出来るかもしれません。
 ともかく、わたくしの他に書き込んでくれる誰かの出てきてくれることを祈るばかりです。

 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 20:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記

2007年11月25日

やってる人はやっぱり違う!

 こんばんは、毎日発声練習をかかさない裏部長です。まあ別にわたくしは役者になるわけでも、アナウンサーになるわけでもなく、ただ単にいま通っている「日高塾」での稽古のために、日頃の予習復習を続けているだけなのですが、しかしやってみると面白いことというのは案外多くあるものです。たまには冒険をして、まったく知らない世界へ飛び込んでみるのも良いものです。

 きょうはそんな「日高塾」の第二回目でした。わたくしも全員の前で朗読をしてきましたよ。いやあ、緊張したなあ。
 でもね、少し嬉しかったのは、塾長たる日高晤郎さんがわたくしの声を褒めてくだすったことです。「良い声だ。それに、文章を読んでいる声のなかに悲しみがある」だなんて、有難い話じゃありませんか。
 もちろんベタ褒めというわけではなく、もっと淡淡と読んだほうがよい、とか、もう少し滑舌をよくするべきだ、とか、いろいろと宿題をいただきました。でもね、これはむしろ励みになります。よおし、やってやろうじゃないか!次回までにその課題点、しっかりクリアしてやろうじゃないか!って気になりますもの。嬉しいものです。

 本日の「日高塾」、開始前に全員で発声練習をしました。まあもちろん、われわれは俳優養成所の生徒ではないので、いわゆる「アーアー」云うような発声練習ではなく、これはおもに口さばき(滑舌の訓練)のための教材『外郎売』をおおきな声でただひたすらに読む。これをやりました。
 この『外郎売』に関しては説明を省きますが、二代目市川團十郎が作ったというだけあって、味わい深い日本語の羅列がとても心地よく、それでいて早口言葉の要素も兼ね備えているという、なんとも好都合なものなのですが、これを全員でやるのに、現在ラジオ番組「日高晤郎ショー」でアシスタントをされている早川舞子さんが前に立って、一同を先導する形でおやりになりました。
 これがね、やっぱり違うんですね。
 日頃から声を出しているひとの発声や滑舌は、やっぱりやっているだけのものになっているのです。まざまざと見せつけられました。

 あれはきっとわたくしたちが、空手の本を見て空手の稽古をしているような人たちと相対したときに同じでしょうね。いくら自己流で勉強しているような気になっていても、実際にホンモノを稽古しているひとに比べたら雲泥の差。天と地ほどの違いがあるのです。
 わたくしも、もっと精進しなければと強く想いました。


 さて、明日からはまた新たな一週間。しかし裏部長は仕事のため、明日と明後日の二日間は稽古へ参加できません。有志でもって大いに汗を流してください。
 気づけば十一月もあと少し。悔いのない十二月を迎えましょう。

 裏部長でした。
posted by 札幌支部 at 19:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 裏部長の日記