2015年12月31日

山が見えたならそれは山

 こんばんは、裏部長です。



 大晦日です。あとすこしで2015年も終わります。


 この冬、札幌では十一月に大雪が降ったり、そうかと思えば暖冬で、今月は雪がすくなかったりと、いろいろありましたが、今日も比較的おだやかな天気で、落ちついた年末年始をすごせそうです。



 今年は、九月に札幌で師範をお招きしての特別稽古があり、十月には師匠にくっついて、奈良と名古屋での稽古にも参加しました。

 札幌支部としては、稽古場所が数年ぶりに二号館地下へと移り、婦人部に顔ぶれが増え、変化らしい変化はそれくらいで、あとはいつも通りの毎日でした。




 最近の出来事で言えば、札幌大学の教員でもあるIさんが茶帯を締められたことくらいかなあ。とても喜んでいらっしゃって、その様子がなんとも微笑ましくて、自分も茶帯や黒帯をもらったときはあんな風に感激していたなあと、わずか数年前のことをなつかしく思いだしてしまいました。



 修業は一生だ、とか、鍛錬に終わりはない、なんてことばをもち出す必要もないほど、裏部長にとって、稽古は日常のなかにあります。

 何か目に見えるわかりやすい目標を立ててそのためにするものではなく、ただするものです。

 そのなかで会得するもの、体得するもの、発見するもの、実践するもの、さまざまありますが、それは稽古してゆく過程で得られたものであって、それらを得ようとして稽古しているのではないということ。

 むしろ、何か用意や努力をするのなら、その不断の稽古をするために必要なことをするべきで、わたしが今日までの一年で痛感したのは、この一事です。





 平地にいるなら平地を歩くように。


 山があるのなら山を登るように。


 川があるのなら川を渡るように。





 歩みつづけるためには、そうするにふさわしい速度があり、息づかいがあり、気持ちがあるはずです。

 それはしかし、実際に長くつづけてゆくなかでしか見つけられないものだと感じました。

 だから、焦ったり、詰め込んだり、反対に怠けたりする日々はもういらないのです。



 

 明日からの一年が、みなさまにとってよりよい日々、そしてよりよい稽古で満たされますように。






 裏部長でした。


posted by 札幌支部 at 17:28 | Comment(0) | 裏部長の日記