2019年10月20日

私の帰るべき場所へ

 こんにちは、裏部長です。

 街はすっかり秋の色です。今日の札幌は気持ちのよい快晴。気温も高く、風もなく、すっかり葉を落とした街路樹たちも、なんだか今日は淋しさよりも清々しさを感じさせてくれる気がします。

 国民の多くが、今夜のラグビーを気にしている日曜日、みなさまいかがおすごしでしょうか。



 台風19号の被害に遭った方々へ、心よりお見舞い申し上げます。

 その惨状をTV等を通じ知るたびに驚くやら悲しいやらで、心が塞がりそうになります。実際にその渦中にいた人にとってみれば、被害のなかで感じた恐怖や絶望は、われわれの想像を絶するものでしょう。災害は、実際に体験した人でなければその苦しみを共感することはできません。だからいまは、ただ手をあわせて心を寄せて、壊れたものが元どおりになる日を願うばかりです。


 今回は栃木市の被害も大きかったようですが、師範をはじめ、空心館メンバーに大事はないそうです。ひと安心です。


 こうした災害はいつどこで起こるかわかりません。明日、自分が遭遇するかもしれない。

 だからこそ日々の生活を大切に、健康で、たのしく稽古できていることに感謝して生きてゆきたい。


 すこしでもみなさまの心のなかが平和でありますように。



 裏部長でした。

posted by 札幌支部 at 15:37 | Comment(0) | 裏部長の日記

2019年09月03日

9月の稽古

こんにちは。

まずは9月の稽古予定について。
6日を除く火曜日と金曜日、18時から21時まで札幌大学内の教室にて行います。
メニューは、養生体操と太極拳、太極剣、空手、体道となります。
21日(土)は、18時から21時まで、武道場にて体道の稽古です。

8月の本部遠征、参加された皆さまお疲れさまでした。
今回も、たくさんの宿題を得られました。
ともかく気づけば札幌に来て15年超、自分自身の稽古がおろそかになっていましたので、できる限り新たなものを修得して帰りたいと心入れ替えている昨今です。

その意味では、今回大日本抜刀法を習ってきたことが収穫でした。
GWにはMが習うのをはたから見て記録していたのですが、自ら動くと身体に記憶が残るのをあらためて実感しました。
とはいえ、体道の稽古のように、随時記録をしなかったので、細かなところで再確認も必要な状況にあります。
資料もいただきましたが、写真や記述に差異も見受けられましたので。
そこは反省点でした。
ともかく、裏部長さんではありませんが、刀を想定した時にみられる身体使いを、本格的にイメージできるようにもなれるよう努めたいです。

似たようなこととして、今回私から紹介した長拳の棍術については、杖術や棒術と違った動きに戸惑われている様子も見受けられましたが、何かしらのヒントになると嬉しいです。


もう一つ、空手の約束組手で行った、逆突き(裏突きや裏打ちと表現した方がいいでしょうか)についても、気づきがありました。
こちらに戻って反芻しながら、裏拳打ちの基本稽古での工夫、構えについての説明原理を一つ思いついたので、次回触れながらより良いものへと進化できればと考えています。
また、あの逆突きに対する技を考える段階に来ているので、これは今後の課題となりました。

お手合わせできるのを楽しみにしつつ、こちらで精進しておきます。





posted by 札幌支部 at 10:56 | Comment(0) | 裏部長の日記

2019年08月23日

「刀」が象徴するもの

 こんばんは、裏部長です。

 八月も後半戦です。本州のほうでは連日いやというほど暑く、その上、台風がすぎ去ったと思えば、ゲリラ的な豪雨や雷雨といった有様で、いろいろお見舞い申し上げます。

 札幌はようやく涼しくなりました。そろそろ半袖も着づらくなります。あと三箇月ほどで雪が降ります。

 みなさま、いかがおすごしでしょうか。


 ここ最近、芸能界では横浜流星という俳優が人気ですね。

 スカウトで芸能界へ入り、2014年にスーパー戦隊の『烈車戦隊トッキュウジャー』で注目されるも、同作の主演だった志尊淳とくらべると地味な出だしで、その後は映画や舞台、TVドラマなどで堅実な活動をつづけていました。そして今年、『初めて恋をした日に読む話』という作品でブレイクを果たし、それ以降は矢継ぎ早の活躍といった印象です。ブレイクとは恐ろしいものです。

 わたしは例によってトッキュウジャーを見ていたので、そのころからこの人のことは知っていましたが、彼が現在出演しているTVドラマ『あなたの番です -反撃編-』は残念ながら鑑賞していません。内容が内容なもので、あまり惹かれなかったのです。

 ただ、彼が本作の劇中で見せた空手アクションのシーンだけはチェックしておきました。

 横浜流星さんは極真空手をやっていて、中学生のころには世界大会での優勝経験もあり、今回の作品でもその勇躍ぶりをいかんなくやったわけですが、このアクションシーンを見ていて、わたしはつくづくこう思ってしまいました。

日本の武術だけでは、魅力的なアクションシーンはつくれないのではないか


 颯爽とした身のこなし、パンチの乱打、そして華麗な廻し蹴り。どれもきれいな動きで、魅了されたファンも多くいらっしゃったようですが、あれはアクションというか、一方的な彼の動きのアピールですよね。攻防の、互いのやり取りといった印象は薄い。

 これはなぜか。考えてゆくうちに、わたしはふと、

日本の武術・武道は、どれもすくなからず刀に影響されているのではないか

 という一事にぶつかったのです。


 刀というのはとても恐ろしい武具です。しかし、そのもの自体としてはあまりタフではない。時代劇で見るチャンバラのように、相手とカンカン打ちあっていてはすぐに刃こぼれするし、曲がりもし、下手すると折れます。手入れを怠ると錆びてもしまいます。

 だから、もし刀を用いて闘おうとした場合、相手と(あるいは相手の武具と)あまり接触したくないわけです。一手か二手くらいでどうにか片をつけたい。

 これは刀に対する他の武具においても同様で、こちらが杖や棒でもって刀とやり合う場合、同様に、やはりあまり強い接触はもちたくない。そして、やはりあまり多くの手数はかけたくないですよね。


 この「刀」というものの存在と性質が、日本の武術・武道全般に何かしらの影響を及ぼしているということはないでしょうか

 
 空手のほうでは一撃必殺という勇ましい言葉があるけれど、それに近い、あまりやり取りをせず、手数もかけず、最低限の動きで相手を制してしまう、倒してしまう、そんな技の理念が全体的に浸透しているのではないか。わたしはいまそう考えているのです。

 
 一方、中国武術は、そういった意味では日本のものより変化に富んでいると言いましょうか、臨機応変というか、相手がこう来たらこう返す、こうされたらこう変化する、といった按配に、あれこれと手数にヴァリエーションがある気がします。多彩、派手。

 アクションというのは動きの上での、相手との「会話」ですから、こうした性質は非常に重宝します。

 なので、日本の映画界などで、おもに素手のアクションを指導される方は、多く中国武術の動きを取り入れていらっしゃいます。きっと、純粋に日本の武術の動きだけでアクションを構築している人のほうが少ないのではないかなあ。


 裏部長自身、最近になって居合刀を入手し、師匠についてすこしずつ刀をやりはじめているので、どうも話題がそちらのほうへ傾きかけておりますが、この印象と感覚はこれまでになかった新しいものです。現に、上記の内容を踏まえて、空手も体道もやりはじめていて、わずかずつながら手ごたえも生まれはじめています。

 この時期、このタイミングで、刀をはじめたのには、それ相応の意味があったのかもしれません。


 裏部長でした。

posted by 札幌支部 at 19:19 | Comment(0) | 裏部長の日記

2019年08月07日

暑中お見舞い

暑中お見舞い申し上げます。
久しぶりの書き込みとなりました

今夏の札幌は裏部長さんのコメントにもあるように、まるで本州のような蒸し暑さです。
ようやく朝晩は涼しくなりましたが。
とはいえ、こちらがこのような状況だと本州はもっと過酷なのでしょうけれども。

さて、8月は23日と24日に、M田君、M井君の本部遠征の知らせを受けて、私も行くことにしました。
あわせてこちらからは、Iさんが24日は参加、Fさんは両日参加予定ですので、楽しみにしています。
M(Mばかりですね)はすでに学校が始まっていることと、イベントが重なっているので不参加です。

師範には5月に伝えているのですが、3月に中国・恵州学院にて武術の先生から長拳の棍の基本を習う中で、「風車」につながるのではないかと連想した動きがありました。
棒の手に関して熟考されているのをうかがっていたところでしたので、ひとつ参考になるのではないかと思います。
M君たちにもそのことは今回伝えてみて、動きの質を高められたらと考えています。

それでは、また。

posted by 札幌支部 at 15:30 | Comment(0) | 裏部長の日記

2019年07月30日

手は足ほどにものを言い

 こんばんは、裏部長です。

 お暑うございます。七月も終わりに差しかかり、北海道は思いだしたかのように真夏日つづきです。熱帯夜です。

 みなさま、いかがおすごしでしょうか。


 さて、ふだんはあまり触れませんが、われわれのやっている空手は糸東流ですね。

 正確には、

藤谷派糸東流拳法空手道

 と言います。


 とはいえ、ごく一般的な糸東流空手とまったく同じことをしているかといえば、さにあらず。

 ここがなんとも説明のしにくい部分であります。


 そんな当流において、これまでの稽古のなかに、代表的な立ち方についての説明がありました。

 つまり、

猫足立ちは糸東流独特のもの

 というのと、

糸東流では段階が進むにつれて、足の横幅が狭くなってゆく

 のふたつです。


 前者はそのままですが、後者は、基立ちや前屈立ちをした際の両足の位置がレヴェルに応じて変化するというもので、段階が進めば進むほど狭く、ほとんど横幅はなくなってゆくというものです。

 裏部長、じつは最近この点にどういうわけか注目しているのであります。


 理由は単純なもので、空手の稽古時に、そうして立ってみるといろいろなことができるようになったから、という理由に尽きます。

 如実に違うのです。身体の感覚も、見える景色も、大幅に違う。これは何かあります。


 しかし、それが何なのかはいまだわかりません。そしてあまりの暑さに、文章を綴る気力もゆるんできました。


 詳しいことは、またいつか、より鮮明になったころに。



 裏部長でした。


posted by 札幌支部 at 20:37 | Comment(0) | 裏部長の日記