2009年09月25日

10月にむけて

こんにちは。

まずは、M戸さんお疲れさまでした。
こちらでもご挨拶しておきたいと思います。
先日指導したことは簡単に言えば軸の確認方法です。
上手く伝えられているかどうか、今後の稽古しだいでしょうが、相手が変わればどうしてもそれに合わせていくのが本当のところ。
でも、自分の課題を克服するためには、いったん自分中心で形を整える必要もあるかと思います。
頑張ってください。

今日、T田さんから本部での稽古上がりの集合写真を拝見させてもらいました。
新たな門下生の方々も多く、T君からの書き込みの様子をかいま見られました。

今回のお二人の稽古姿にこちらも新たな稽古熱がわいているようです。
再び、本部遠征計画を立てようかと画策開始といったところでしょうか。
実現すると面白くなりそうですね。
こちらからはぜひC君を連れて行きたいものです。

札幌の10月の稽古は、恒例通り火曜と金曜に行います。
ただし、10月9日は大学祭のためお休みです。

道新文化センターでの講座も、10月からはいよいよ天心古流の免許へ進む方が数名いらっしゃいます。
継続して受講するのも難しい中、約2年にわたって続けられた方がいらっしゃるのはうれしいことです。
技に対する姿勢も真摯で、刺激を受けながらの講座を続けられています。
武術としての厳しさも少しずつまじえながら、基本的には技の合理性と妙味、そしてコミュニケーションの原点的な身体感覚を伝えたられたらと思いつつ、教えさせていただいています。

それは、大学での稽古も同様です。
ここを入り口にして、鍛錬していく身心が伴ってきたとき、一皮むけて有段者としての自覚的な稽古ができるのではないかと期待しています。

頑張りましょう。
posted by 札幌支部 at 23:28 | Comment(3) | 師範の日記

2009年09月22日

負ける要素のない動き

 札幌は朝からはっきりしない空模様で、TVでは「今日は晴れたり曇ったりする天気でしょう」と、まことに見事なほどあいまいな予報を伝えている九月二十一日、敬老の日。札幌支部としては珍しい特別稽古が開催されました。

 場所は札幌大学研修センター。プールもついている体育館に、あきらかに敷地の無駄づかいだろうと突っ込みをいれたくなってしまうほどの広大な駐車場。日ごろ稽古でつかっている教室とくらべたら雲泥の差でしたね。

 稽古開始は午前九時。お隣では柔道部が稽古をしているというにぎやかな空間で教授ははじまりました。


 昨夜も書いたとおり、これは来札されたMさんのための稽古であったため、基本的にはそのことのみをおこないました。つまり、通常の稽古ではあたりまえのようにやっている基本稽古は抜きにして、軽いストレッチをしたあとは、すぐさま約束組手という、なんとも荒っぽい手法でおこなったわけです。

 散々引っぱっておいてこんなことを言うのはどうかと思いますが、昨日の稽古については、ここで詳しく書くことができません。いや、これはやはりMさんのためにも、書かずにおくことが最良かと考えます。


 本部のあの烈しい稽古をとおして、Mさんのなかにはいろいろな悩み、葛藤、苦悩のようなものが蓄積していたようです。それは、わずか二時間たらずの交流でしたが痛いほど伝わりました。本部には師範をはじめ、諸先輩方が顔を揃え、われわれ札幌支部から見ると夢のような空間に思えますが、それは互いに同じことのようで、本部でしか稽古をされていない方からすると、うちの師匠の教えというのはまた格別で、新鮮に感じられるものなのでしょう。

 
 昨日はMさんと師匠のほかに、師匠のご子息と韓国人留学生のCくん、あとはK先生も参加されました。わたしは後半、ずっとCくんと組んで稽古をしていたので、Mさんたちのやっていたことをしっかりとは見ていられませんでしたが、要所要所は押さえることができました。


 結局のところ、Mさんの悩みの種は「」にあったのだと思います。それは攻撃においても、防御においても同じことで、その一点に明快な回答を出せないがために、すべてにおいて首を捻らざるをえない状態となっていたのでしょう。

 攻撃に関しては、比較的発見しやすい問題点があって、稽古の冒頭からそれは師匠によって矯正されていました。とても基本的なことだけども、段階として上達してくるとどうしても見落とすことの多い、そんなポイントが隠されていたわけです。


 受けに関してはすこし複雑です。いや、かなり複雑です。だからあえて書くことを避けます。
 
 それにあの稽古で示されたことは、いわばMさんの宝のようなものですので、これは勝手に開示するべき話ではないと思います。



 ……ただ、です。一応わたしの頭の整理もあるので、気になった点のみを、思いつくままに書いておきますね。


 結局、受けに関しては、どうしても相手に押し負けない形をつくろうと考えてしまいがちで、軸をきちっと取り、前足を壁のようにして、相手の押しに耐えうる体勢を整えること。そんなことをMさんも考えてらっしゃったようなのですが、その壁で防御できるレヴェルの攻撃には耐えられても、それ以上のものがやってきたら、こちらは壁ですから、頭の天辺から足の先まで、すべてが一挙に崩壊してしまいますね。

 では、どうしたら「負けない形」になるのか? これはもう禅問答のような話の展開になってしまいます。


 それをするには、「負ける要素のない動き」をすればよいのです。


 ……


 つまりですね、負けないようにこうしよう、ああしようとしている時点では、形としてはすでに負けているのです。脱力しようと考えている限りはまだ力が入っているように、負けないでいようとしてそのように構えてしまうと、それは負ける可能性を秘めた状態に留まってしまうのですね。

 じゃあ、どうしたらよいか。これは簡単です。

 負けてもいい形に変えればよいのです


 これまでは、相手の勢いを喰らって負けてしまうから、負けないようにあれやこれやの対策をとる。しかし、相手のパワーをもらってもそれを防御や反撃に利用できる体勢をつくることができれば、それは負けであって負けではなくなるわけですから、結果的には「負けない動き」になりますよね


 なんだか廻りくどい表現で申しわけありませんが、昨日の特別稽古ではこんなことをやったわけです。そりゃMさんが目をきらきらさせてお帰りになるわけです。

 
 昨日のこともそうですが、Mさんの動きから感じた本部道場のにおい、ゴリラ級Tくんの凄まじさ(Mさん曰く、Y師範代か師範でないと手におえないとのこと)を聞くにつけ、またいつか栃木へ行きたいなあという思いをおぼえました。うちのCくんが、いつか本部へ行ってみたいと話していたので、そのときにわたしも便乗して参上するかもしれません。

 もしその日が来たら、お手柔らかによろしくお願いします。


 そして、Mさん。稽古おつかれさまでした。ご無事でお帰りになることを祈っております。



 では、また。
posted by 札幌支部 at 19:39 | Comment(2) | 裏部長の日記

2009年09月21日

M氏、来札!

 裏部長です。またまた、たいへんご無沙汰をしております。


 栃木のゴリラ級のTくんのコメントにもあったように、本日、札幌へMさんがいらっしゃいました。週末や祝日は基本的に、札幌支部では稽古を休みにしているのですが、今日ばかりは特別に開催、しかも場所はきちんとした武道場ですよ。ドシンと踏みこんでも安心な床のある優雅な空間でした。

 稽古開始は午前九時。早いですねえ。気持ちが若々しくなるような二時間でした。

 この稽古の模様についてはまた明日、あらためて書きに来ます。われわれにとってもそうですが、何よりMさんにとって有意義な稽古になった点がよかった。わざわざ家族旅行のあいまに時間をおつくりになった甲斐があったというものです。


 それでは、明日に。
posted by 札幌支部 at 22:26 | Comment(1) | 裏部長の日記

2009年08月31日

あしたから

 こんばんは、裏部長です。だいぶご無沙汰しております。

  
 札幌支部はあいかわらずの雰囲気です。和やかに、しかし真摯に、日々きちんと姿勢をただして稽古に励んでいます。

 この夏休み期間中は、師匠が出張などで不在になることが多く、わたしやK先生の都合がつかないときは、そのまま稽古自体がお休みになってしまうこともあって、なかなか満足のゆく具合には進んでおりませんが、それでも、後輩たちはもちろん、学外からの参加者もみなさん熱心で、その姿を拝見するたびに気持ちが洗われるような思いに駆られます。

 
 今年はやっぱり冷夏だったようで、札幌ではそろそろ秋の風です。涼しくなってまいりました。

 本州はいかがでしょうか。夏バテを患ってはいないでしょうか。


 あしたから、もう九月です。
posted by 札幌支部 at 20:13 | Comment(1) | 裏部長の日記

2009年07月26日

「手」一回休止

 こんにちは、裏部長です。たいへんご無沙汰をしております。


 毎月、最後の日曜日に書いている「手」のシリーズですが、本日は、肝心の手を撮影できなかったため、休止にさせていただきます。

 予定していた人がだめなら、誰かちがう人を紹介すればいいじゃないかとお思いの方もいらっしゃいましょうが、それをしてしまうと、今日とりあげる予定だった人を無視してしまうことになるので、今回はあえて、休止という処置をとりました。


 ご了承のほどを、よろしくお願いいたします。
posted by 札幌支部 at 18:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | 裏部長の日記